スキンリファインクリニック広尾ブログ

私が 『レディエッセ』 を 鼻 や ほうれい線 に使わない理由

2015/02/10

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こんにちは
スキンリファインクリニック広尾 院長の橋本です。

 

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「レディエッセという注射を鼻に入れるのはどうですか?」
そんなご質問をよく頂くことがあります。

 

 

私は、「やらない方がいいです」 とお答えしています。

 

 

理由は

①製造業者が言うほど、鼻に関して持続性がない。(大部分が半年以内になくなる)

②リスクが高すぎる。

③注入して気に入ったとしても、再度同じように入れることが2回目以降難しいケースが多い。

この3点です。今回は私の中でなぜこのような結論に至ったかという経緯をお話しします。

 

 

プチ整形 と呼ばれ、鼻やほうれい線、アゴなどにヒアルロン酸を注射を行っているクリニックは非常に多くなりました。最近ではさらに、歯科の先生もほうれい線にヒアルロン酸を注射される方も増えているそうです。

 

私は1日に10件以上、ヒアルロン酸等の注射の治療を行うクリニック。つまり、症例数は世界でもトップクラスに多いクリニックに5年ほど在籍しておりましたので、幸せなことに様々な経験をさせていただきました。 

 

「1万例に1例しか起こらない合併症」 と言われると、絶対自分には関係ない話だ。 と思われると思いますが、これまでに実際に万を超える治療経験をしましたので、いろいろなケースに遭遇しましたし、その対処法も自分なりにものにしてきたつもりです。

 

実際に歯医者さんの友人から、「先生、ほうれい線のヒアルロン酸の打ち方教えてよ」 と言われたことがありました。 特に自分の技術を隠すつもりは全くありませんので、その時は喜んですべてをお教えしました。これまでの私の理論や経験やコツも、そして私の友人が経験した合併症のケースについても全部お伝えしました。

 

しかし、結局その歯医者の友人の彼には 「やっぱり怖いからやらないことにするよ」 と言われ、導入を見送ったという連絡を後日にもらいました。

 

「少ない確率だけど、こういう合併症を起こす可能性がある。万が一起こしたら、こういった対応をしなければならない。」  

そう話した私の一言がとても恐怖に感じたそうです。

 

「万が一だから大丈夫だとやっている先生も多いよ。何かあったら面倒みるから、やってみればいいじゃない。」  

私がそう言っても、彼はほうれい線のヒアルロン酸の注射のメニューを導入することはありませんでした。

 

正直、彼の判断はすばらしい判断だと思います。患者さんのことを第一に考える彼だからこそ、こういった判断に至ったのだと、彼の考えを尊重しています。

 

 

例えば、私はこれまでの経験から、鼻に「レディエッセ」という注射を行うことは絶対にありません。

 

鼻筋を整える、鼻を高くする目的で、プチ整形的にヒアルロン酸を注射するという治療があります。私もこれまで、何千という例を経験してきました。

 

ヒアルロン酸注射には「万が一」レベルの非常にまれに起こる合併症があります。 

 

その中で、最も重篤なものは、皮膚の血管を詰めてしまい、血行不良を起こし、皮膚が壊死(えし)してしまうというものがあります。 さらに、鼻や目の下には眼球に行く動脈を詰めてしまって失明という合併症がありますが、これは美容を専門とした医師でも知らない先生が多いと思います。

 

これらの重篤な合併症の確率が、少しでも少なくなるような工夫を最大限工夫して治療しています。(様々なコツがありますが、ここでは割愛します)

幸い、私が治療を行った方がこれまでこのような重篤な合併症になってしまった例はありませんが、今でも確率はゼロではないと常に意識して注射しています。

 

友人や同僚で不幸にも重篤な合併症を起こしてしまったドクターもいますし、その後の治療を依頼されて行ったこともあります。決して技術的に未熟なドクターではありませんので、「明日は我が身」という意識を持たないといけないと常に思っています。

 

 

万が一、こういった血行障害を起こした場合はたいてい直後の変化ですぐにわかります。その場合は被害を拡大させないためにも、緊急的に適切な対応をする必要があります。 「やれることは何でもやる」というぐらいの緊急事態です。ヒアルロン酸の場合は、注入したヒアルロン酸を溶かす注射をすぐに注射するのがまず第一にやらなければならないことです。

 

しかし、レディエッセ という製剤にはこの溶かす薬が存在しません。 溶かすという方法以外の応急処置を最大限行うしかないのですが、この「溶かせない」という点は、リスクを考えると最大のデメリットです。

 

 

レディエッセの利点としてよく言われるのが、①持続が長い ②硬さがあり、広がりにくく鼻が太くなりにくい という2点ですが、

 

当初言われていた「1年半~2年の持続」は、鼻に関してそれ程の長期間持続した例は私自身の経験ではほとんどありません。もちろん、行った例も膨大な数です。 決して私の注入量が少ないというわけではないのですが、大部分が半年以内に消失した印象です。長持ちしたケースでも1年が限界でした。

 

2番目の硬さがあるという点は確かにそうで、初回の方は非常に鼻筋が綺麗にシュットします。細い鼻筋を作ることができる可能性のある製剤であることは間違いない気がします。

 

しかし、問題はその形が気に入って、半年後や1年後に再度追加をご希望されたケースです。

 

レディエッセを注入された部分の鼻の皮膚の下は、不均一に硬さが出ているケースが多いのが実際の状況です。そのため、2回目に1回目と同じような入れ方をしようと思ってっも、硬い部分が膨らまずに、綺麗に入らないことがほとんどです。

 

 

 

現在はヒアルロン酸も流れにくい、骨格形成に合った硬めのものもありますし、長期持続型のヒアルロン酸も存在します。 最も恐ろしいリスクを背負ってレディエッセを鼻に使うメリットは一つも見いだせません。

 

 

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