様々なたるみ専用治療機器を自分自身の顔で試してきました。サーマクール、ウルセラ、ダブロetc.現時点でより高い引き締め効果を持つのはこのウルトラフォーマ3です。１回の治療で1～2か月後にジワジワと引き締まっていきます。最短3か月程度、半年毎の治療をお勧めしています。

ウルトラフォーマ3の照射口、顔に接触させる部分は写真の様に縦に細長い形状になっています。顔全体を覆うようにこの縦長の【列】を顔に並べ、敷き詰めるように照射します。1度の照射範囲は焼き鳥の串の2.5㎝分くらいの面です。どうでしょうか。案外、一度に治療できる【範囲】は狭いですよね？

この串をどの向きに、どの方向に並べるか、というとこで治療効果に大きな違いが生まれます。ストライプの服は痩せて背が高く見えるのに対して、ボーダーの服は背が低く、太っているようにみえますよね？縦に並べて（照射して）いくのか、横に並べて（照射して）いくのか、どういう方向（ベクトル）で照射するのが最適解か、その計算とイメージの具体化が、ウルトラフォーマ3の効果を最大限に引き出す鍵の一つとなります。

その他に、確かな効果を生むためのポイントはパワー設定です。弱いほど、痛みが少なく効果も少ないです。強く当てるほど、痛みが出てきますが効果が上がります。そして、shot数。これも重要な要素です。メーカー推奨のベクトル、パワー設定、shot数、いずれもSRCでは既存の方法を超えた独自の照射を行っています。

ウルトラフォーマ3の顔の施術では1.5㎜、2㎜、3㎜、4.5㎜の4つを使用します。まぶた、ひたい、ほほなど、顔の皮膚の厚みの違いを考慮しバランスを見極めて照射します。良い結果をもたらすために照射方法、設定に様々な工夫を施していますが、shot数にも拘りがあります。この専用カートリッジはshot数に限りがあり、一定数で交換の必要がでてきます。高額な部品ですが、効果を最大限に引き出すためには出し惜しみしません。メーカー推奨の1.5倍～、時に2倍を超えるshotを行っています。

効果を引き出すためにはテクニックも重要ですが、ウルトラフォーマー３の場合には特に解剖に関する知識が必要不可欠です。4.5㎜やボディー用のカートリッジでは神経損傷などの重篤な合併症を引き起こす可能性もあり、正しい解剖の知識がないまま、強いエネルギーを伝えてしまっては思わぬ事故が生じるリスクがゼロではありません。

ウルトラフォーマー３の操作は解剖の知識が確実であること、相応のテクニックがもとめられること、そしてエクセレントな結果を導くためにはマニュアルを超える工夫が必要なこと、そういった要件が求められるのです。ですから、これは医師のみが扱い、操作すべき最新技術なのです。まさしく、自動車の最高峰であるF1マシンのようなもので、性能を引き出すためにはF1ドライバーたる経験や技術が必要不可欠です。

残念ながら運転免許取り立て、ましてや無免許の人がマシンのポテンシャルを最大限に引き出すというのは非現実的です。機械の名前だけで、受けたけど効果がなかった。それは非常に残念な話なのです。お寿司やさんもそうでしょうし、美容師さんもそうだと思います。マグロならどこで食べても同じ味でしょうか、同じブランドのハサミで切ってもらえば、誰にカットしてもらっても綺麗に仕上がるでしょうか。特にこのウルトラフォーマー３という機械はクリニックにより、ドクターにより仕上がりが異なるのです。スキンンリファインは【SRC式】ウルトラフォーマ3、拘っています。