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AGAメソセラピーは効果なし?口コミ・副作用・料金相場とおすすめクリニックを医師監修で解説

AGAメソセラピーに興味はあるものの、本当に発毛効果があるのか不安を感じている方は少なくありません。

知恵袋や口コミでは「効果なし」という声も見られ、高額な費用に見合うのか判断に迷うケースが多いでしょう。

この記事では、日本皮膚科学会のガイドラインやPubMed掲載論文などの医学的エビデンスに基づき、AGAメソセラピーの効果・副作用・料金相場・おすすめクリニックを網羅的に解説します。

内服薬や外用薬との違い、メソセラピーをやめるとどうなるか、治療期間や回数の目安まで、薄毛治療で後悔しないための判断基準を提示していきます。

この記事でわかること
  • メソセラピーを3〜6ヶ月継続しても発毛の実感が得られないケースは、AGA治療の現場で珍しくありません。
  • 効果なしと感じる主な要因は、頭皮への有効成分の吸収率と個人差です。
  • 治療費1〜3万円を毎月払い続け、10回以上の通院を重ねても変化が見えない状況は、治療プランを見直す明確なサイン。
  • メソセラピー単体の発毛エビデンスは限定的で、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬、ミノキシジル外用薬との2剤以上の併用が専門医に推奨されています。
  • AGAメソセラピーで効果なしと感じたとき、副作用・費用・回数の3点を基準に治療を見直すことが重要です。
目次
  1. AGAメソセラピーとは頭皮に薬剤や成長因子を直接注入する治療法
  2. AGAメソセラピーは効果なし?科学的エビデンスと日本皮膚科学会の推奨度
  3. AGAメソセラピーの副作用とデメリット・やめるとどうなるかを解説
  4. AGAメソセラピーの料金相場と費用総額は1回5万〜12万円が目安
  5. AGAメソセラピーの効果はいつから実感できるか回数と治療期間の目安
  6. AGAメソセラピーがおすすめのクリニック3選を料金・施術内容で比較
  7. AGAメソセラピーで後悔しないための判断基準とよくある質問

AGAメソセラピーとは頭皮に薬剤や成長因子を直接注入する治療法

AGAメソセラピーとは、薄毛が進行している頭皮へ発毛に有効な薬剤や成長因子を直接注入し、毛包の活性化を促すAGA治療法です。

内服薬や外用薬が血流を介して全身に作用するのに対し、メソセラピーは頭皮の気になる部分へピンポイントに有効成分を届けられる点が特徴といえます。

PubMedに掲載された系統的レビューによると、メソセラピーではデュタステリド・ミノキシジル・成長因子・ボツリヌストキシンA・幹細胞・マルチビタミンの6種類の薬剤が使用されています。

AGA治療の選択肢として注目される一方、日本皮膚科学会のガイドラインでは成長因子注入の推奨度がC2、すなわち「行わないほうがよい:有効のエビデンスがない、あるいは無効であるエビデンスがある」に区分されており、現時点では積極的に推奨される治療法ではありません。

クリニックによって注入する成分や施術方法が異なるため、治療を検討する際は医師のカウンセリングで自分の薄毛の進行度に合った施術を確認することが大切です。

To date, mesotherapy using 6 classes of agents and their combinations have been studied; this includes dutasteride, minoxidil, growth factors or autologous suspension, botulinum toxin A, stem cells, and mesh solutions/multivitamins.

引用元:Systematic review of mesotherapy: a novel avenue for the treatment of hair loss(Gupta et al., 2023) – Journal of Dermatological Treatment, Taylor & Francis

メソセラピーの施術方法は有針注射と無針ジェットの2種類がある

AGAメソセラピーの施術方法は、注射器で薬剤を頭皮に直接注入する有針タイプと、空気圧で薬剤を浸透させる無針ジェットタイプの大きく2種類に分けられます。

有針注射には、表皮内注入法やナパージュ法、ポイントバイポイント法など5つの手技が存在し、注入の深さや角度が施術者によって異なります。

無針ジェットタイプはAGAスキンクリニックのMINOXI JETやDr.AGAクリニックの空圧ジェット式が代表的で、注射針を使わないため施術時の痛みが軽減される利点があります。

有針タイプと無針タイプの主な違いを以下に整理しました。

  • 有針注射:薬剤を真皮〜皮下組織の深さまで届けられるが、施術時に痛みや内出血を伴うケースがある
  • 無針ジェット:高圧の空気で薬剤を噴霧するため痛みが少ないが、薬剤の到達深度は有針に比べ浅い可能性がある
  • エレクトロポレーション:電気パルスで細胞膜に一時的な穴を開け成分を浸透させる方法で、痛みがほぼない

PubMedに掲載された系統的レビューでは、表皮内注入法は深さ1mm、ポイントバイポイント法は深さ4mmで垂直に注入するなど、手技によって到達層が異なることが報告されています。

施術方法の違いは発毛効果や副作用のリスクにも影響するため、クリニック選びの段階で採用している手技を確認するのが賢明です。

There are five particular approaches for mesotherapy injection: (1) The intra-epidermal technique, (2) The papular formation technique, (3) The nappage technique, (4) The point-by-point technique, (5) The microperfusion approach.

引用元:Mesotherapy as a Promising Alternative to Minoxidil for AGA – Systematic Review(Aledani et al., 2024) – Cureus / PubMed Central

AGAメソセラピーで頭皮に注入する薬剤・成長因子・栄養素の成分一覧

AGAメソセラピーで使用される成分は、AGA治療薬・成長因子・栄養素の3カテゴリに大別されます。

クリニックごとに独自のカクテルを調合しており、含まれる有効成分の種類と濃度によって期待できる発毛効果や費用が変動します。

注入される成分の特性を把握しておくことで、医師との相談時に適切な質問ができるようになるでしょう。

代表的な成分と作用の概要を以下の見出しで掘り下げます。

ミノキシジルやデュタステリドなどAGA治療薬の注入効果

ミノキシジルやデュタステリドといったAGA治療薬を頭皮へ直接注入するメソセラピーは、内服薬や外用薬とは異なる経路で毛包に薬剤を届けるアプローチです。

デュタステリドメソセラピーに関する541例の後ろ向き研究では、単独療法で1年後の評価が可能だった86例(15.9%)のうち、多くに臨床的改善が認められ、著明な改善は33例(38.4%)に達しました。

ミノキシジルは血管拡張作用により毛包周囲の血流を改善し、デュタステリドはDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を阻害して脱毛を抑制する働きが期待されます。

内服薬と異なり、頭皮への局所注入では全身性の副作用(性欲減退や勃起不全など)が検出されなかった点も注目に値するでしょう。

ただし、これらの薬剤を注入するメソセラピーはFDA未承認のオフラベル使用であり、標準化された投与プロトコルが確立されていない段階であることを理解しておく必要があります。

A total of 541 patients were included. Response to the mesotherapy in monotherapy could be assessed in 86 patients (15.9%) after one year. Most of them presented clinical improvement, being a marked improvement in 33 patients (38.4%). Pain was the most frequent side effect of the treatment (246 patients, 45.5%). No serious or sexual adverse events were detected.

引用元:Mesotherapy With Dutasteride for Androgenetic Alopecia: A Retrospective Study(Saceda-Corralo et al., 2022) – J Drugs Dermatol / PubMed

VEGFやKGFなど成長因子が毛包の発毛サイクルを促進する仕組み

VEGF(血管内皮増殖因子)やKGF(角化細胞増殖因子、FGF-7)は、毛包の成長期を活性化させる主要な成長因子として研究が進んでいます。

VEGFは毛包周囲の毛細血管を新生・拡張し、栄養供給を強化することで毛髪の太さと成長速度を高めるメディエーターです。

KGFは毛包上皮細胞のFGFR2b受容体を介して細胞増殖を促進し、VEGFと協調してヘアサイクルの成長期を維持する働きがあります。

15例を対象とした後ろ向き観察研究では、CGF(濃縮成長因子)を頭皮に注入した結果、治療前と比較して毛髪密度が1cm²あたり約40本増加し、硬毛の持続的な増加も確認されています。

成長因子を用いたメソセラピーは発毛促進の可能性がある一方、この研究は小規模かつ対照群のない試験であり、日本皮膚科学会が推奨度C2(行わないほうがよい)と評価している点を踏まえると、結果の解釈には慎重さが求められます。

These results identify VEGF as a major mediator of hair follicle growth and cycling and provide the first direct evidence that improved follicle vascularization promotes hair growth and increases hair follicle and hair size.

引用元:Control of hair growth and follicle size by VEGF-mediated angiogenesis(Yano et al., 2001) – J Clin Invest / PubMed

The total mean hair density showed a significant increase when comparing the photographs taken before. The mean hair density increased by about 40 (per hairs/cm²) compared to baseline (p < 0.01).

引用元:Evaluation of the safety and efficacy of concentrated growth factors (CGF) injections for AGA(2024) – PubMed Central

ビタミン・亜鉛・アミノ酸など栄養素の頭皮への作用と限界

メソセラピーのカクテルにはビタミンB群・亜鉛・アミノ酸・ビオチンなどの栄養素が配合されるケースがあり、毛母細胞の代謝やケラチン合成をサポートする目的で使用されます。

亜鉛は5αリダクターゼの活性を抑制する作用が示唆されており、DHT産生の抑制を通じて脱毛の進行を緩やかにする可能性があります。

ビタミンB群は頭皮の血行促進と細胞分裂のエネルギー供給に関与し、タンパク質の構成要素であるアミノ酸は毛髪そのものの原料となります。

ただし、栄養素単独の注入がAGAの進行を食い止めるという強固なエビデンスは現時点で十分に蓄積されていません。

食事やサプリメントで補える栄養素を頭皮に注入する費用対効果を考えると、フィナステリドやミノキシジルなど推奨度Aの治療法を優先したうえで、補助的な位置づけとして検討するのが合理的な判断です。

AGAメソセラピーとHARG療法の違いは注入成分と推奨度にある

AGAメソセラピーとHARG療法は、いずれも頭皮に薬剤を注入する治療法ですが、使用する成分と医学的な位置づけに違いがあります。

HARG療法は脂肪由来幹細胞から抽出した成長因子(AAPEカクテル)を中心に注入するのに対し、メソセラピーはクリニック独自の配合でミノキシジルやデュタステリドなど多様な薬剤を注入する施術です。

日本皮膚科学会のガイドラインでは、成長因子導入および細胞移植療法は推奨度C2(行わないほうがよい)と評価されており、HARG療法もメソセラピーの成長因子注入も同じカテゴリに含まれます。

HARG療法は日本医療毛髪再生研究会に認定されたクリニックのみが施術を行える一方、メソセラピーは各クリニックが独自に提供できるため、施術内容や品質にばらつきが生じやすい傾向があるでしょう。

どちらの治療法を選ぶ場合も、フィナステリドやミノキシジル外用などの推奨度Aの標準治療を併用することが前提となります。

CQ13:成長因子導入および細胞移植療法は有用か? 推奨度:C2 推奨文:成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい。

引用元:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 – 日本皮膚科学会

AGAメソセラピーは効果なし?科学的エビデンスと日本皮膚科学会の推奨度

AGAメソセラピーが効果なしと言われる背景には、日本皮膚科学会の推奨度C2やFDAの未承認といった公的な評価が影響しています。

一方で複数のPubMed論文では毛髪密度の改善が報告されており、「完全に無効」とも「確実に有効」とも断定できないのが実態です。

個人差や使用する薬剤、併用治療の有無によって効果の実感は大きく変わるため、エビデンスを正確に理解したうえで判断する姿勢が求められます。

口コミや知恵袋の情報だけに頼らず、科学的な根拠と自分の薄毛の進行度を照らし合わせて治療方針を決定することが重要でしょう。

この章では、臨床データ・学会ガイドライン・FDA見解・口コミの4つの観点からメソセラピーの効果を検証していきます。

複数の臨床データが示すメソセラピーの発毛効果と個人差の実態

メソセラピーの発毛効果は複数の臨床研究で報告されているものの、研究デザインや対象人数にばらつきがあり、効果の評価は一様ではありません。

系統的レビュー(Gupta et al., 2023)では対象となった10件の無作為化比較試験(RCT)のうち7件が1つ以上の評価基準で統計的に有意な毛髪改善を認めています。

別の系統的レビュー(Aledani et al., 2024)では、メソセラピー・ミノキシジル・または併用治療を受けた576名のうち95%以上が満足と回答した一方、この数値にはメソセラピー単独患者だけでなくミノキシジル併用患者も含まれている点に注意が必要です。

発毛効果は注入する薬剤の種類・濃度、施術回数、患者の体質やAGAの進行度によって大きく左右されるため、個人差が生じやすい治療法であることは間違いありません。

臨床データを参照する際は研究の規模・対象・デザインを確認し、自分の状況に当てはまるかを医師と相談したうえで判断することが望ましいでしょう。

PubMed論文で複数の改善報告があるも標準化プロトコルは未確立

PubMedに掲載された系統的レビューでは、メソセラピーの有効性を示す研究が複数報告されていますが、施術プロトコルが標準化されていないことが最大の課題として指摘されています。

施術回数は研究により1回から20回まで幅があり、施術頻度も週1回から3ヶ月に1回までばらつきが見られます。

注入する薬剤の種類と濃度もクリニックごとに異なり、ある研究で有効だった条件が別の患者にそのまま適用できる保証はありません。

標準化されたRCTが不足しているため、メソセラピーをルーティン治療として推奨するにはさらなるエビデンスの蓄積が必要とされています。

治療を受ける際はクリニックが採用しているプロトコル(薬剤・回数・頻度)を事前に確認し、どの研究に基づいた施術なのかを把握しておくことが重要です。

While several studies report statistically significant improvements in hair growth after treatment, there is currently a lack of standardized regimens. The number of sessions ranges from 1 session to 20 sessions. The frequency of the injections ranges from once a week to once every 3 months.

引用元:Systematic review of mesotherapy: a novel avenue for the treatment of hair loss(Gupta et al., 2023) – Journal of Dermatological Treatment, Taylor & Francis

Injectable therapy may provide cosmetic benefit in AGA, particularly with dutasteride, but current evidence is limited by small sample sizes, variable protocols, and short follow-up. Standardized randomized trials are required before injectable therapy can be recommended as routine therapy.

引用元:Injectable Therapy for Androgenetic Alopecia: A Systematic Review(Dermatol Surg, 2026) – PubMed

内服薬との併用で効果を実感しやすいケースが多い理由

メソセラピーは単独で行うよりも、フィナステリドやデュタステリドの内服薬と併用することで発毛効果を実感しやすくなるケースが報告されています。

内服薬はDHTの産生を体内から抑制して脱毛の進行を食い止め、メソセラピーは頭皮局所に成長因子や栄養素を補給して毛包を活性化するため、作用機序の異なる2つのアプローチが相互に補完し合う形になります。

541例の後ろ向き研究では、単独療法で1年間評価できた患者は86例(15.9%)にとどまり、残りの多くは内服薬や外用薬を併用していた背景がうかがえます。

日本皮膚科学会のガイドラインでフィナステリド内服とミノキシジル外用がいずれも推奨度Aに位置づけられていることからも、メソセラピーはあくまで標準治療に上乗せする補助的な治療法として検討するのが合理的です。

内服薬の服用を開始したうえで、半年程度経過しても満足のいく発毛が得られない場合にメソセラピーの追加を医師に相談する流れが実践的な選択肢となるでしょう。

日本皮膚科学会の成長因子注入治療の推奨度はC2で行わないほうがよい

日本皮膚科学会が策定した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において、成長因子導入および細胞移植療法の推奨度はC2と明記されています。

C2とは「行わないほうがよい」を意味し、有効のエビデンスがないか、あるいは無効であるエビデンスがある治療法に対して付与される分類です。

同ガイドラインではフィナステリド内服・デュタステリド内服・ミノキシジル外用がいずれも推奨度Aに位置づけられており、エビデンスの質と量に大きな差が存在します。

日本皮膚科学会ガイドラインにおける主なAGA治療法の推奨度を以下に整理しました。

治療法推奨度(男性型)
フィナステリド内服A:強く推奨
デュタステリド内服A:強く推奨
ミノキシジル外用A:強く推奨
LED・低出力レーザーB:推奨
自毛植毛術B:推奨
アデノシン外用B:推奨
カルプロニウム外用C1:行ってもよい
成長因子導入・細胞移植C2:行わないほうがよい
ミノキシジル内服D:行うべきでない

この推奨度を踏まえると、メソセラピーの成長因子注入は標準的なAGA治療として位置づけるには根拠が不十分であり、まずはフィナステリドやミノキシジル外用を基本治療として選択するのがガイドラインに沿った判断となります。

CQ13:成長因子導入および細胞移植療法は有用か? 推奨度:C2 推奨文:成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい。

引用元:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 – 日本皮膚科学会

FDAはメソセラピーをいかなる適応にも承認していない現状

米国食品医薬品局(FDA)はメソセラピーをAGA治療はもちろん、いかなる医療適応においても承認していない状況が続いています。

PubMed掲載論文でも、デュタステリドメソセラピーはFDA未承認のオフラベル使用であることが明確に記載されています。

FDAの承認がないということは、メソセラピーの安全性と有効性が大規模な臨床試験によって十分に証明されていないことを意味します。

日本国内でも厚生労働省がメソセラピーを承認した医療行為として認定しておらず、保険適用外の自由診療に該当します。

FDAや日本の規制機関が承認を出していない以上、効果を過信するのではなく、現段階では研究途上の治療法であるという認識を持つことが重要でしょう。

Although dutasteride mesotherapy has not been approved by the Food and Drug Administration, it has been used off-label in the treatment of AGA.

引用元:Paradoxical Nonscarring Alopecia Following Mesotherapy with Dutasteride(Chandrashekhar et al., 2025) – PubMed Central

知恵袋や口コミで「効果なし」と言われる原因と医学的な判断基準

Yahoo!知恵袋や口コミサイトで「AGAメソセラピーは効果なし」と書かれる原因は、主に4つの要因に集約されます。

1つ目は、メソセラピー単独で内服薬を併用せずに治療を行い、十分な脱毛抑制ができなかったケースです。

2つ目は、治療期間が短く(3ヶ月未満など)、ヘアサイクルの変化が現れる前に中断してしまった場合が挙げられます。

3つ目に、クリニックごとに注入する成分・濃度・手技が異なるため、施術の品質にばらつきがあることも不満足の原因となります。

知恵袋で「効果なし」と感じやすい主なパターンを以下にまとめました。

  • 内服薬を併用せずメソセラピー単独で治療し、DHT抑制が不十分だった
  • 3ヶ月未満の短期間で効果を判断し、途中で治療を中断した
  • 注入成分や施術手技がAGAの進行度に合っていなかった
  • 費用が高額なぶん過度な期待を持ち、期待と結果のギャップが大きかった

4つ目として、メソセラピーの費用は1回数万〜10万円以上と高額であるため、期待値が高まりやすく、結果として満足度のハードルが上がりやすい構造的な問題があります。

医学的な判断基準としては、内服薬との併用を前提に、半年以上の継続治療を行ったうえで、医師による写真比較やトリコスコピー(頭皮拡大診断)で毛髪密度や毛径の変化を客観的に評価することが推奨されます。

AGAメソセラピーの副作用とデメリット・やめるとどうなるかを解説

AGAメソセラピーは頭皮に薬剤を注入する施術であるため、注射部位を中心にいくつかの副作用が報告されています。

重篤な全身性の副作用は稀であるものの、施術時の痛みや赤み、まれに逆説的脱毛といった頭皮トラブルが起きる可能性があります。

費用面の負担や治療中断後の経過など、メソセラピー特有のデメリットを理解したうえで治療に臨むことが後悔を防ぐ鍵です。

副作用の発現率を具体的なデータとともに確認し、リスクとベネフィットを天秤にかけた冷静な判断が求められるでしょう。

この章では、臨床データに基づく副作用一覧、デメリットの整理、治療中断後の変化を順に解説します。

メソセラピーで起こりうる痛み・赤み・頭痛・内出血などの副作用一覧

AGAメソセラピーの副作用として最も多く報告されているのは、注射部位の疼痛(痛み)です。

PubMedの系統的レビューでは、局所的な紅斑・疼痛・掻痒感・頭痛・浮腫・内出血・毛包炎が一般的な副作用として列挙されています。

稀な副作用としては、炎症反応・肉芽腫反応・ケブネル現象・脂肪壊死・逆説的脱毛が報告されており、無視できないリスクが存在します。

注射方法やメソセラピーの注入成分の違いによって副作用の発現率は変わるため、施術前に医師からリスクの説明を受けることが必須です。

以下の見出しで、頻度の高い副作用と稀な重篤副作用をそれぞれ詳しく確認します。

Mesotherapy can produce local erythema, pain, pruritus, headaches, edema, local hematoma, folliculitis, and, in rare circumstances, an inflammatory reaction, granulomatous reaction, Koebnerization, fat necrosis, and paradoxical nonscarring alopecia.

引用元:Mesotherapy as a Promising Alternative to Minoxidil for AGA – Systematic Review(Aledani et al., 2024) – Cureus / PubMed Central

注射部位の疼痛は約45%に発現し冷却や麻酔で軽減が可能

デュタステリドメソセラピーを対象とした541例の後ろ向き研究において、最も頻度の高い副作用は注射部位の疼痛で、246例(45.5%)に発現しています。

この数値はデュタステリドを注入するメソセラピーに限定したデータであり、注入する薬剤の種類や濃度によって疼痛の発現率は変動する可能性があります。

同研究では重篤な副作用や性的な副作用(性欲減退・勃起不全)は検出されておらず、内服薬で懸念される全身性の副作用リスクが低い点は利点の1つです。

施術時の痛みに対しては、頭皮への冷却スプレーや局所麻酔クリームの塗布によって軽減が図られるケースが多く、クリニックの痛み対策も選択基準に含めると安心感が高まります。

痛みの感じ方には個人差が大きいため、初回カウンセリングの段階で麻酔や冷却の有無を確認しておくのが実践的です。

Pain was the most frequent side effect of the treatment (246 patients, 45.5%). No serious or sexual adverse events were detected.

引用元:Mesotherapy With Dutasteride for Androgenetic Alopecia: A Retrospective Study(Saceda-Corralo et al., 2022) – J Drugs Dermatol / PubMed

稀に毛包炎や逆説的脱毛など重篤な副作用が報告されている

メソセラピーの重篤な副作用として、注射部位に斑状の脱毛(逆説的脱毛)が生じるケースが複数の論文で報告されています。

デュタステリドメソセラピー後に4例(男性3例・女性1例)で非瘢痕性の斑状脱毛が発生したという症例報告では、溶媒に含まれるエタノールや保存剤の局所毒性が原因として疑われています。

別の研究でも注射部位の毛髪脱落や瘢痕性脱毛が報告されており、メソセラピー注入液の使用に対して適切な規制とモニタリングの強化が必要と指摘されています。

前頭部への注入では額の浮腫(前頭浮腫)が生じた症例集積もあり、注入部位や深度の選択が重要な安全対策の1つといえます。

重篤な副作用の発現頻度自体は低いものの、起きた場合の影響が大きいため、実績の豊富なクリニックを選定し、異常が生じた際の対応体制を確認しておくことが不可欠です。

The most common adverse effect noted was noncicatricial alopecia… noted in four cases (3 males and 1 female)… They developed patchy alopecia involving the mesotherapy site following a single session of dutasteride mesotherapy.

引用元:Paradoxical Nonscarring Alopecia Following Mesotherapy with Dutasteride(Chandrashekhar et al., 2025) – PubMed Central

Mesotherapy for androgenetic alopecia may paradoxically induce hair loss and scarring. Proper regulation and monitoring of the use of mesotherapy products for treating hair loss in women, needs to be addressed.

引用元:Hair loss at injection sites of mesotherapy for alopecia(2017) – PubMed

メソセラピーにはどんなデメリットがあるか費用負担とリスクの観点

AGAメソセラピーのデメリットは、費用・効果の不確実性・身体的負担の3つの側面から整理できます。

メソセラピーは保険適用外の自由診療であり、1回あたり数万〜10万円超の費用が発生するため、複数回の施術を受けると総額が大きくなりやすい構造です。

日本皮膚科学会の推奨度がC2であることが示すように、フィナステリドやミノキシジル外用と比べてエビデンスの質が劣り、期待した効果が得られないリスクが残ります。

メソセラピーの主なデメリットを以下にまとめました。

  • 1回5万〜12万円の施術を月1〜2回、半年以上継続する必要があり、費用総額が50万〜100万円を超える場合がある
  • 日本皮膚科学会の推奨度はC2で、フィナステリド(推奨度A)やミノキシジル外用(推奨度A)と比較してエビデンスレベルが低い
  • 注射タイプは施術時に痛み・赤み・内出血を伴い、約45%の患者が疼痛を経験する
  • 標準化されたプロトコルが存在しないため、クリニック間で施術品質にばらつきがある
  • 治療をやめると効果が維持できない可能性があり、長期的な費用負担を見込む必要がある

RCTでメソセラピーと5%ミノキシジル外用を比較した研究では、両群間にトリコスキャンパラメータの統計的有意差は認められなかったという報告もあります。

月額数千円のミノキシジル外用と同等の効果であれば、費用対効果の面でメソセラピーを単独で選ぶメリットは限定的といわざるを得ません。

Our observation suggests that there is no significant improvement of mesotherapy in male AGA over minoxidil. There was no statistical difference between the median values of trichoscan parameters between both the groups at all time periods.

引用元:Comparative study between mesotherapy and topical 5% minoxidil by dermoscopy in male AGA: RCT(Gajjar et al., 2019) – Int J Trichology / PubMed Central

メソセラピーをやめると効果は維持できるか治療中断後の経過と注意点

メソセラピーをやめた場合、注入によって得られた発毛促進効果は徐々に薄れていく可能性があります。

AGAは進行性の脱毛症であり、治療を中断するとDHTによる毛包の萎縮が再び進行するため、メソセラピー単独の効果を維持し続けることは困難です。

内服薬(フィナステリドやデュタステリド)を併用している場合は、内服薬の継続によりDHT抑制効果が維持されるため、メソセラピーを中断しても急激な脱毛が進行するリスクは内服薬なしの場合よりも低いと考えられます。

メソセラピーの中断を検討する際は、自己判断で突然やめるのではなく、医師と相談しながら施術頻度を徐々に減らす方法(維持療法への移行)が推奨されます。

治療をやめた後の経過は個人差が大きいため、定期的な通院で頭皮の状態をモニタリングし、変化に応じた対応を取れる体制を整えておくことが後悔のない選択につながるでしょう。

AGAメソセラピーの料金相場と費用総額は1回5万〜12万円が目安

AGAメソセラピーの料金は1回あたり5万〜12万円が目安であり、クリニックによって注入成分・容量・回数コースが異なるため、費用総額には幅が生じます。

保険適用外の自由診療であるため全額自己負担となり、複数回の施術と内服薬の併用を含めると年間で数十万〜100万円を超えるケースも珍しくありません。

費用の高さはメソセラピーのデメリットとして頻繁に挙げられる要素であり、治療を継続できるかどうかは経済的な計画性に左右されます。

AGA治療費用の総額を抑えるためには、クリニックの料金体系を比較し、回数コースによる割引や返金保証の有無を事前に確認することが有効です。

この章では主要クリニックの具体的な料金を比較し、費用を抑えるポイントを解説していきます。

メソセラピーの相場はいくらか主要クリニック別の料金を比較

AGAメソセラピーの費用はクリニックごとに大きく異なり、注入する成分や施術方法によって1回あたり1万円台〜13万円台まで幅があります。

主要なAGAクリニックの料金を比較検討することで、自分の予算に合った治療プランを見つけやすくなるでしょう。

主要クリニックのメソセラピー料金と施術内容を比較した結果は以下のとおりです。

クリニック名メソセラピーの種類1回あたりの料金(税込)注入方法
AGAスキンクリニックDr’sメソ 2cc55,000円〜96,000円有針注射
AGAスキンクリニックMINOXI JET 2cc33,000円〜52,800円無針ジェット
湘南AGAクリニックジェットメソ(ミノキシジル)14,800円〜無針ジェット
湘南AGAクリニックプレミアムメソ(BENEV)19,800円〜無針ジェット
ゴリラクリニックBENEV(成長因子10種)55,000円有針注射
ゴリラクリニックC-PRP(自己由来成長因子)89,000円(2回178,000円)有針注射
Dr.AGAクリニックDr.AGAメソ99,000円空圧ジェット

湘南AGAクリニックのジェットメソは1回14,800円からと手頃な価格帯である一方、AGAスキンクリニックのDr’sメソやDr.AGAクリニックのメソセラピーは1回5万〜10万円台と高額です。

費用の差は主に注入成分の種類と量に起因しており、安価なプランはミノキシジル単剤の注入が中心、高額なプランは複数の成長因子やAGA治療薬を配合したカクテルを使用する傾向があります。

AGAスキンクリニックのDr’sメソは1回55,000円〜96,000円

AGAスキンクリニックのDr’sメソ治療(AGAメソセラピー)は、オリジナルの発毛カクテルを注射器で頭皮に直接注入する施術です。

料金は2ccの場合、12回以上のコース契約で1回55,000円、6回以上で1回81,600円、6回未満で1回96,000円に設定されています。

4ccを選択すると12回以上で1回77,000円、6回未満で1回120,000円となり、注入量が多いほど1回あたりの費用が高くなります。

痛みが苦手な方向けには無針ジェットタイプのMINOXI JETも用意されており、2ccで12回以上契約の場合は1回33,000円、6回未満で1回52,800円です。

全国60院以上の展開と全額返金保証制度を備えており、発毛コミットプランではRebirthABCL+Dr’sメソ6ヶ月のセットで効果がなければ治療費が全額返金される仕組みも整備されています。

ゴリラクリニックのBENEVは1回55,000円でC-PRPは2回178,000円

ゴリラクリニックのメソセラピーは、米国BENEV社が開発した10種類の成長因子を含むBENEV注入と、自分の血液から抽出した成長因子を用いるC-PRP注入の2種類が提供されています。

BENEVは1回55,000円、3回で156,000円(1回あたり52,000円)、12回で568,000円(1回あたり約47,333円)と回数が増えるほど割安になります。

C-PRPは2回セットで178,000円(1回あたり89,000円)が基本プランで、6回480,600円(1回あたり80,100円)、12回854,400円(1回あたり約71,200円)のコースも用意されています。

C-PRPは自己血液由来のため他人の組織を使用するリスクがなく、安全性を重視する方に選ばれやすい施術です。

内服薬やLEDレーザーとの組み合わせプランも提供されており、フィナステリド月額3,000円からの予防治療と併用する選択肢もあります。

AGA治療費用の総額を抑えるなら安いクリニックとプラン選びが重要

AGA治療費用の総額を抑えるためには、メソセラピーの1回あたりの料金だけでなく、治療計画全体のコストを比較する視点が欠かせません。

フィナステリドの内服薬治療だけであれば月額3,000〜6,600円が相場であり、浜松医科大学の情報によるとフィナステリド処方による年間費用は約9万〜12万円、ミノキシジル外用を加えても年間約20万円程度です。

メソセラピーを追加すると半年間で30万〜60万円の上乗せとなるため、内服薬のみで治療を開始し、効果が不十分な場合にメソセラピーを段階的に導入するアプローチが費用負担を抑えるうえで有効でしょう。

AGA治療の費用を抑える主なポイントを以下にまとめました。

  • まずはフィナステリドやミノキシジル外用の推奨度A治療から開始し、半年〜1年の経過を確認する
  • メソセラピーを追加する場合は、回数コースの割引を活用して1回あたりの単価を下げる
  • 全額返金保証のあるクリニックを選び、効果が出なかった場合の金銭的リスクを軽減する
  • 湘南AGAクリニックのジェットメソ(1回14,800円〜)など、比較的安いメソセラピーから試す方法も選択肢になる
  • オンライン診療で内服薬を処方してもらい、メソセラピーのみ通院で受けることで交通費を節約する

治療費総額は治療期間に大きく依存するため、医師と中長期的な計画を立てたうえで年間予算を把握することが経済的な安心感につながります。

おおよその目安としてフィナステリド処方による治療費の経費は内服薬の経費と診療費、薬局等での経費等をあわせて年間9万円から12万円程度です。これにミノキシジル外用薬を毎月1本ご使用になられますと合計で年間おおよそ20万円程度となります。

引用元:浜松医科大学 皮膚科学講座 診療情報 – hama-med.ac.jp

AGAメソセラピーは保険適用外の自由診療で全額自費負担になる

AGAメソセラピーは健康保険が適用されない自由診療に該当し、施術費用の全額を自己負担する必要があります。

AGA(男性型脱毛症)自体が生命に直接影響を及ぼす疾患ではないため、保険診療の対象外として扱われているのが現状です。

メソセラピーに限らず、フィナステリドやデュタステリドの処方も自由診療扱いとなるクリニックが大半であり、AGA治療全般が自費診療を前提としています。

自由診療はクリニック側が自由に価格を設定できるため、同じ内容の施術でも院によって料金差が生じやすい点に注意が必要です。

医療費控除の対象にもならないため、確定申告で還付を受けることは基本的にできません。

AGAメソセラピーの効果はいつから実感できるか回数と治療期間の目安

AGAメソセラピーの効果を実感できるまでの期間は、個人差があるものの3〜6ヶ月が1つの目安とされています。

毛髪のヘアサイクル(成長期・退行期・休止期)は通常2〜6年の周期で繰り返されており、メソセラピーで毛包を活性化しても、発毛として目に見える変化が現れるまでには一定の時間が必要です。

施術回数や頻度もクリニックごとに異なり、統一されたプロトコルが存在しない現状では、担当医師の判断に基づいて個別に計画が立てられます。

費用と時間を投じるからこそ、治療開始前に期間と回数の見通しを具体的に把握しておくことが満足度を左右するでしょう。

この章では、効果発現までの期間、推奨される回数と頻度、1回の施術だけでは効果を感じにくい理由を解説します。

メソセラピーの効果実感までは3〜6ヶ月でヘアサイクルが関係する

AGAメソセラピーの効果を実感するまでには、治療開始から3〜6ヶ月の期間が必要とされるケースが一般的です。

毛髪にはヘアサイクル(毛周期)があり、休止期から成長期への移行、そして成長期の毛髪が目に見える長さに達するまでに数ヶ月を要します。

PubMedの研究では、デュタステリドメソセラピーを3ヶ月ごとに計3回施術し、6ヶ月後の評価で毛髪密度と毛径の改善がすべての症例で確認されています。

初回施術から1〜2ヶ月の段階では毛髪の質感やハリに変化を感じる方がいる一方、目に見える発毛を実感できないケースも多く、この時期に「効果なし」と判断してしまうと本来得られるはずの改善を逃す可能性があります。

治療効果の判定は少なくとも半年間継続したうえで、医師によるトリコスコピーや写真比較を通じて客観的に行うのが適切な基準です。

MD was performed with 1 mL of intradermal dutasteride 0.01% injections through 6 months with a one-session treatment every three months; a total of three sessions. An improvement of AGA was observed with MD in all cases with an increase of hair density and hair diameter in trichoscopy.

引用元:Mesotherapy with Dutasteride in the Treatment of AGA(Saceda-Corralo et al., 2017) – Indian J Dermatol Venereol Leprol / PubMed Central

メソセラピーは何回くらいするのか施術頻度と推奨される回数の目安

AGAメソセラピーの施術回数は、1クール6〜16回を目安とするクリニックが多く、期間にすると約半年〜1年に相当します。

ただし、PubMedの系統的レビューでは1回から20回まで幅広い回数が報告されており、標準化された回数プロトコルは確立されていないのが現状です。

施術の頻度についても週1回から3ヶ月に1回まで研究によってばらつきがあり、どの間隔が最も効果的かについてはコンセンサスが形成されていません。

一般的には初期集中期と維持期に分けて施術スケジュールを組む形式が採用されており、以下の見出しでそれぞれの目安を解説します。

初期集中治療は月1〜2回で最初の半年間が発毛の重要期間

メソセラピーの初期集中治療では、月1〜2回のペースで施術を行い、半年間で6〜12回の施術を完了させるスケジュールが多くのクリニックで採用されています。

最初の半年間はヘアサイクルを休止期から成長期へ移行させる重要な時期であり、集中的な薬剤注入によって毛包の活性化を促進する狙いがあります。

541例の後ろ向き研究では、初年度に最も多く採用されたスケジュールは3ヶ月に1回の施術であったと報告されており、クリニックによって推奨頻度は異なります。

初期費用は半年間で30万〜60万円程度(1回5万〜10万円 × 6〜12回)を見込む必要があるため、経済的な計画も並行して立てることが重要でしょう。

集中治療期間中に効果を実感できるかどうかが、その後の治療継続を判断する分岐点になります。

The commonest approach during the first year was to perform the treatment every 3 months.

引用元:Mesotherapy With Dutasteride for Androgenetic Alopecia: A Retrospective Study(Saceda-Corralo et al., 2022) – J Drugs Dermatol / PubMed

維持療法では1〜3ヶ月に1回の定期的な通院が必要になる

初期集中治療で発毛効果が確認された後は、1〜3ヶ月に1回の維持療法へ移行するのが一般的な流れです。

AGAは進行性の脱毛症であるため、施術を完全にやめると毛包の活性化が徐々に失われ、再び薄毛が進行するリスクがあります。

維持療法の目的は初期治療で得られた毛髪密度を長期間にわたって保つことにあり、施術回数を減らすことで費用負担を軽減しながら効果を持続させるバランスを取る段階です。

維持期の費用は年間20万〜40万円程度(1回5万〜10万円 × 年4〜6回)が目安となるため、内服薬治療の年間費用(9万〜20万円)と合わせた長期的な資金計画を立てておくのが賢明でしょう。

維持療法の適切な間隔と回数は個人の頭皮の状態によって異なるため、定期的な診察で医師と相談しながら調整していく姿勢が求められます。

1回のメソセラピーだけでは発毛効果を実感するのが難しい理由

メソセラピーを1回だけ受けて発毛効果を実感することは、ヘアサイクルの仕組みから考えても困難です。

1回の施術で注入された薬剤や成長因子は一時的に毛包を刺激しますが、AGAの原因であるDHTの継続的な影響下では、1度の刺激だけで毛周期全体を改善させるには至りません。

毛髪が休止期から成長期に入り、目に見える長さまで伸びるには最低でも3ヶ月以上の時間が必要であり、その間に複数回の施術で毛包への刺激を繰り返すことで初めて発毛サイクルが安定します。

1回数万〜10万円の費用を支払って効果を感じられなかった場合に「メソセラピーは効果なし」と判断してしまいがちですが、それは治療が不十分な段階で評価を下している可能性があります。

治療効果を正確に判断するためには、医師が推奨する回数と期間を完了させたうえで、写真やデータに基づく客観的な評価を受けることが不可欠です。

AGAメソセラピーがおすすめのクリニック3選を料金・施術内容で比較

AGAメソセラピーを受けるクリニックの選定は、料金・注入成分・施術方法・アクセス・保証制度の5つの要素を総合的に比較することが重要です。

クリニックによって使用する薬剤カクテルや手技が異なるため、発毛効果や痛みの程度、費用対効果にも差が生まれます。

ここでは、全国展開・実績・料金体系の観点から3つのクリニックを厳選し、それぞれの特徴を具体的に紹介します。

比較表の情報はいずれも各クリニック公式サイトに基づいており、最新の料金はカウンセリング時に確認してください。

自分の予算・治療目標・通院しやすさに合ったクリニックを見つけることが、メソセラピーで満足のいく結果を得る第一歩となるでしょう。

AGAスキンクリニックは全国60院以上で3種類のメソセラピーから選べる

AGAスキンクリニックは全国60院以上を展開するAGA治療専門のクリニックで、Dr’sメソ・MINOXI JET・エクソバイタルの3種類のメソセラピーを提供しています。

Dr’sメソはオリジナルの発毛カクテルを注射で頭皮に注入する有針タイプで、2ccは12回以上契約で1回55,000円、MINOXI JETは無針ジェットタイプで1回33,000円(12回以上)から受けられます。

発毛実感率99.4%(2011〜2013年の6ヶ月継続治療者400名のアンケート結果)を公表しており、250万人以上の発毛相談実績を持つ規模の大きさが特徴です。

AGAスキンクリニックのメソセラピー料金を以下に整理しました。

メニュー6回未満6回以上12回以上
Dr’sメソ 2cc96,000円/回81,600円/回55,000円/回
Dr’sメソ 4cc120,000円/回102,000円/回77,000円/回
MINOXI JET 2cc52,800円/回44,880円/回33,000円/回

全額返金保証制度と発毛コミットプラン(RebirthABCL+Dr’sメソ6ヶ月で効果なしの場合に全額返金)が用意されているため、費用面のリスクを軽減したい方に向いています。

カウンセリングと初診料が無料で、完全個室・完全予約制のためプライバシーへの配慮もなされており、12回以上のコース契約で1回あたりの単価を下げられる料金設計を活用するのが費用を抑えるポイントです。

Dr.AGAクリニックは空圧ジェット式で痛みが少なく全額返金保証あり

Dr.AGAクリニックは全国14院を展開する薄毛治療専門のクリニックで、全院が最寄り駅から徒歩1分以内の駅近立地に位置しています。

メソセラピーの施術にはニードルレスの空圧ジェット式を採用しており、注射針を使わないため施術時の痛みが大幅に軽減されるのが最大の特徴です。

Dr.AGAメソの料金は1回99,000円(税込)で、幹細胞培養上清液・各種成長因子・ペプチド・アミノ酸を配合した独自の発毛カクテルを使用しています。

全額返金保証制度を導入しており、初回処方から半年〜1年間継続して治療薬を服用した方で、医師が効果なしと判断した場合に全額返金を受けることが可能です。

初月980円から投薬治療を始められるため、まず内服薬でAGA治療をスタートし、効果を見ながらメソセラピーの追加を検討するという段階的なアプローチが取りやすい料金設計となっています。

ゴリラクリニックは自己由来成長因子C-PRPで安全性の高い施術が可能

ゴリラクリニックはAGA治療においてBENEV注入とC-PRP注入の2種類のメソセラピーを提供しており、とくにC-PRPは自分の血液から成長因子を抽出して頭皮に注入する安全性の高い施術です。

C-PRPは2回178,000円(1回あたり89,000円)、12回854,400円(1回あたり約71,200円)で、他人由来の組織を使用しないためアレルギーや感染のリスクが低い利点があります。

BENEVは米国BENEV社が開発した10種類の成長因子を含む製剤で、1回55,000円とC-PRPに比べ手頃な価格で受けられます。

ゴリラクリニックのメソセラピーをBENEVとC-PRPで比較した結果は以下のとおりです。

項目BENEVC-PRP
成長因子の由来米国BENEV社製ヒト幹細胞培養液自己血液由来
1回あたり料金55,000円89,000円(2回セット)
12回料金568,000円(1回あたり約47,333円)854,400円(1回あたり約71,200円)
アレルギーリスク低い(ただし他人由来)自己由来のため極めて低い
注入方法有針注射有針注射

安全性を最優先に考えるならC-PRPを、費用を抑えつつ成長因子注入を試したいならBENEVを選択するのが判断の基準となります。

フィナステリド内服が月額3,000円から処方されるため、予防プランから始めて段階的にメソセラピーへ移行するプランニングも可能です。

AGAメソセラピーで後悔しないための判断基準とよくある質問

AGAメソセラピーの治療で後悔しないためには、事前の情報収集と医師との相談によって自分に合った治療法を見極めることが最も重要です。

推奨度C2のメソセラピーを選ぶべきか、推奨度Aの内服薬や外用薬だけで十分か、あるいは併用すべきかという判断は、薄毛の進行度・予算・治療目標によって異なります。

この章では、メソセラピー以外の治療法との比較、女性への適応、施術後の注意点、カウンセリングの活用法など、治療前に抱きやすい疑問に1つずつ回答していきます。

厚生労働省の検討会資料でもAGAクリニックの不適切な治療例が問題提起されており、信頼できる医療機関で正確な診断を受けることの重要性は年々高まっています。

自分に合った判断基準を持つことが、後悔のないAGA治療につながるでしょう。

最近は男性型脱毛症の、いわゆるAGAクリニックです。これで、日本では承認されていない薬、内服療法を数年継続していって、進行しても仕方ないと言われるだけなので、皮膚科専門医を受診したところ、実は、いわゆる壮年性脱毛症ではない瘢痕性脱毛症で、治療機会を逸してしまって、不可逆性の変化を起こしてしまった。

引用元:第2回美容医療の適切な実施に関する検討会(令和6年8月26日) – 厚生労働省

AGA治療はしないほうがいい?メソセラピー以外の治療法との比較と選択肢

AGA治療そのものをしないほうがいいのではないかという不安を感じる方がいますが、AGAは進行性の脱毛症であり、放置すれば薄毛が徐々に悪化していく特性を持っています。

治療の要否はAGAの進行度と本人の悩みの深さによって判断すべきであり、軽度の薄毛であっても早期治療が将来の選択肢を広げる可能性があります。

治療法はメソセラピーだけではなく、内服薬・外用薬・LED/レーザー・植毛など複数の選択肢が存在し、推奨度と費用対効果を軸に自分に適した治療を選定することが大切です。

浜松医科大学の皮膚科学講座でも、医学的根拠のある治療法としてミノキシジル外用・フィナステリド内服・自家植毛が挙げられています。

治療を開始するかどうかも含め、まずは皮膚科専門医やAGA専門クリニックの無料カウンセリングで自分の状態を正確に把握するところから始めるのが賢明です。

現在、医学的に根拠を持って薦められる治療法としては、ミノキシジル外用(男性用は5%と1%、女性用は1%のみ)、1mg フィナステリド内服(更年期前の女性は不可です)、自家植毛となります。

引用元:浜松医科大学 皮膚科学講座 診療情報 – hama-med.ac.jp

フィナステリドやミノキシジル内服薬・外用薬との併用が基本

AGAの治療においては、フィナステリド(またはデュタステリド)の内服とミノキシジル外用を組み合わせた標準治療が、日本皮膚科学会ガイドラインで最も高い推奨度A(強く推奨)に位置づけられています。

フィナステリドは5αリダクターゼII型を阻害してDHTの産生を抑え、脱毛の進行を食い止める働きがあり、デュタステリドはI型・II型の両方を阻害するためより強力なDHT抑制効果が期待されます。

ミノキシジル外用は血管拡張作用で毛包への血流を改善し、発毛を促進する薬剤です。

メソセラピーはこれらの標準治療にプラスする補助的な治療法として位置づけるのが、エビデンスに基づいた考え方であり、標準治療を省略してメソセラピーだけに頼るアプローチは推奨されません。

東京医科大学病院の皮膚科でも、フィナステリド(推奨度A)やデュタステリド、ミノキシジル外用(推奨度A)が標準的なAGA治療薬として紹介されています。

外用薬:リアップ(ミノキシジル)(推奨度A)…内服薬:フィナステリド(プロペシア1mg)(推奨度A)。デュタステリド(ザガーロ0.5mg)

引用元:東京医科大学病院 皮膚科 脱毛症外来 – tokyo-med.ac.jp

メソセラピーが向いている人と向いていない人の特徴を解説

メソセラピーはすべてのAGA患者に一律に推奨される治療法ではなく、向いている人と向いていない人の傾向があります。

内服薬と外用薬を半年以上継続しても満足な発毛効果が得られない方や、内服薬の副作用(性欲減退や肝機能への影響)が気になり局所治療を重視したい方はメソセラピーの検討に適しています。

一方で、治療費に対する経済的な余裕がない方や、短期間で劇的な効果を求める方にはメソセラピーは向いていないでしょう。

メソセラピーが向いている人と向いていない人の特徴を以下に整理しました。

  • 向いている人:内服薬を半年以上継続しても効果が不十分 / 内服薬の全身性副作用を避けたい / 費用をかけてでも発毛の可能性を高めたい / 定期的な通院が可能
  • 向いていない人:AGA治療自体が初めてで内服薬をまだ試していない / 治療に年間50万円以上の予算を確保できない / 注射への恐怖感が強く無針タイプでも抵抗がある / 1〜2回の施術で効果を判断したい

最終的な判断は自分の薄毛の進行度と治療目標、経済的な条件を総合的に勘案して行う必要があり、医師のカウンセリングで客観的な診断を受けたうえで意思決定することが望ましい流れです。

メソセラピーによる薄毛治療は女性のFAGAにもおこなえるのか

メソセラピーは女性の薄毛(FAGA:女性型脱毛症)に対しても施術可能であり、複数のクリニックが女性向けメソセラピーメニューを提供しています。

PubMedには女性型脱毛症に対するメソセラピーとミノキシジル外用を比較したRCTも報告されており、女性の薄毛にも研究レベルで一定の検討が行われています。

ただし、日本皮膚科学会ガイドラインで女性型脱毛症に対して推奨度Aとされているのはミノキシジル外用のみであり、フィナステリドやデュタステリドの内服は妊娠可能年齢の女性には禁忌(推奨度D)です。

女性がメソセラピーを受ける場合は、注入されるカクテルにフィナステリドやデュタステリドが含まれていないかを必ず確認する必要があります。

AGAスキンクリニックレディースやDr.AGAクリニックでは女性専用のメソセラピーメニュー(FAGAメソセラピー)が設けられているため、女性の薄毛に対応した施術を受けたい場合はこれらの専門外来を利用するのが安全です。

メソセラピー施術後に傷跡は残るか当日の過ごし方と注意点

有針タイプのメソセラピーでは注射針で頭皮に微細な穴を開けるため、施術直後に赤みや軽度の腫れが生じることがありますが、目に見える傷跡が残るケースは稀です。

注射部位の赤みは通常数時間〜1日程度で消退し、内出血が生じた場合でも1〜2週間で改善するのが一般的な経過です。

施術当日はシャンプーや整髪料の使用を控え、頭皮への刺激を最小限にすることが推奨されます。

メソセラピー施術後の主な注意点を以下にまとめました。

  • 施術当日は洗髪を避け、翌日から優しくシャンプーする
  • 当日のサウナ・激しい運動・飲酒は血行促進による腫れや内出血の悪化を招く可能性があるため控える
  • 施術部位を強くこすったり掻いたりしない
  • 赤みや腫れが数日以上続く場合は速やかにクリニックへ連絡する
  • 帽子の長時間着用は蒸れによる毛包炎のリスクがあるため避ける

無針ジェットタイプの施術では針穴が生じないため、赤みや内出血のリスクは有針タイプより低い傾向があります。

施術後の過ごし方はクリニックによって細かい指示が異なるため、事前に担当医師の説明を受けておくことで安心して施術に臨めるでしょう。

無料カウンセリングで医師に相談してから治療を開始するのが安心

AGAメソセラピーを含むAGA治療を検討する際は、いきなり施術を契約するのではなく、まず無料カウンセリングで医師に頭皮の状態を診てもらうことを強くおすすめします。

多くのAGA専門クリニックでは初診料・カウンセリング料が無料に設定されており、マイクロスコープを使った頭皮診断で薄毛の進行度を客観的に把握できます。

カウンセリングでは、AGAの診断が正しいかどうか(円形脱毛症や瘢痕性脱毛症ではないか)を確認し、推奨度Aの内服薬・外用薬による標準治療の説明を受け、そのうえでメソセラピーの必要性を医師と一緒に判断するプロセスが理想的です。

厚生労働省の検討会でもAGAクリニックでの不適切な治療により治療機会を逸した症例が報告されているため、複数のクリニックでセカンドオピニオンを取得し、納得のいく治療方針を決定するのが後悔を防ぐ最善策となります。

焦って高額な契約を結ばず、自分の薄毛の状態と予算に合った治療プランをじっくり検討する姿勢が、長期的な満足度を高める鍵です。

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