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頭皮から塊が取れる正体とは?角栓・かさぶた・フケの原因と正しい対処法を解説

頭皮から塊が取れる経験をした人は、成人の10人に1人が何らかの頭皮トラブルを抱えているとも言われ、決して珍しい症状ではありません。

皮脂と古い角質が固まった角栓が主な正体で、頭皮の皮脂分泌量は顔の2倍とされ、毛穴1つに2〜3本の毛が集中するため詰まりやすい構造です。

頭皮から取れる塊は、黄色くベタつく脂性フケ・白く乾いた角栓・赤みを帯びたかさぶたの3タイプに分かれ、色の違いが原因を見分ける手がかりになります。

脂漏性皮膚炎が隠れているケースも少なくなく、放置すると毛穴の炎症から抜け毛へ進行するリスクがあるため、早めの対処が欠かせません。

シャンプーの見直しや頭皮クレンジングで角栓を取り除いても、塊が繰り返しできる場合はセルフケアだけでは根本的な改善が難しいケースがあります。

頭皮の慢性的な皮脂過剰にはAGA(男性型脱毛症)の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)が関与している可能性があり、DHTは毛母細胞の増殖を抑制し毛周期を短縮させるため、外側からのケアでは進行を食い止められません。

頭を掻くたびに頭皮の塊が取れる、洗髪後もベタつきが残ると感じたら、一度医師に頭皮の状態を見てもらうタイミングです。

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目次
  1. 頭皮から取れる塊の正体とは?角栓・フケ・かさぶたの違いを解説
  2. 頭皮の角栓を取る癖がやめられない原因とリスクを知恵袋の声から解説
  3. 頭皮に塊やかさぶただらけになる原因は皮脂・乾燥・生活習慣の乱れ
  4. 頭皮の白いかさぶたが治らない場合に考えられる皮膚疾患と症状
  5. 頭皮の角栓やかさぶたの正しい取り方と揉み出し洗いなどのケア方法
  6. 頭皮トラブルを予防する生活習慣の改善とヘアケアの見直し方法
  7. 頭皮の塊が治らない場合は皮膚科やクリニックへの受診がおすすめ

頭皮から取れる塊の正体とは?角栓・フケ・かさぶたの違いを解説

頭皮から取れる塊には、角栓・フケ・かさぶたという3つの主な種類が存在します。

それぞれ発生原因が異なるため、正しく見分けることが適切なケアへの第一歩となります。

角栓は毛穴に皮脂と角質が詰まって形成される塊であり、フケは頭皮のターンオーバー異常によって剥がれ落ちた角質の集合体です。

一方でかさぶたは、頭皮に生じた炎症や傷から分泌された体液が固まったものを指します。

見た目の色や質感で判別できるケースが多いため、自分の頭皮の状態を観察して原因を特定していきましょう。

頭皮の角栓とは皮脂と古い角質が毛穴に詰まってできる塊のこと

頭皮の角栓は、過剰に分泌された皮脂と古い角質が毛穴の出口で混ざり合って形成される塊です。

慶應義塾大学病院の解説によれば、男性ホルモンの影響で皮脂腺が活性化し、毛穴の角化が亢進することで皮脂がたまり、角栓が生じるとされています。

「主に男性ホルモンにより皮脂腺が活性化され、皮脂分泌が亢進し、さらに毛穴の出口の角化が亢進することにより、毛穴が詰まって皮脂がたまり(面ぽう=角栓)…」

引用元:にきび(尋常性ざ瘡) – 慶應義塾大学病院 KOMPAS

角栓は白〜黄色のゴマ粒状の見た目が特徴で、爪で頭皮をかくとポロポロと取れることがあります。

フケとは異なり粒状の固まりとして確認できるため、鏡を使って髪の根元を観察することで判別が可能です。

毛穴に長期間留まった角栓は周囲の炎症を招く可能性があるため、日常的なケアで予防することが賢明といえます。

でかい角栓がポロポロ取れるのは皮脂の過剰分泌が原因

でかい角栓が頭皮からポロポロと取れる場合、皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まりが蓄積している状態と考えられます。

皮脂の分泌量は遺伝的要因に加え、食生活やホルモンバランスの影響を強く受けるものです。

脂質の多い食事を日常的に摂取していたり、睡眠不足やストレスでホルモンバランスが乱れていたりすると、皮脂腺の働きが活性化します。

毛穴内部に皮脂がたまり続けると角栓は大きくなり、シャンプー時や頭を掻いた際にポロポロと剥がれ落ちるようになります。

角栓を無理に取ろうとすると毛穴周辺の皮膚を傷つけるリスクがあるため、正しい洗髪方法で徐々に除去していく姿勢が求められます。

黄色い塊は角栓が酸化・変色したもので放置は薄毛リスクあり

頭皮から取れる黄色い塊は、毛穴に詰まった角栓が酸化して変色したものである可能性が高いといえます。

J-STAGEに掲載された学術論文では、角栓中の脂質が光や酸素の影響で過酸化反応を起こし、周囲の皮脂にも酸化が広がるメカニズムが報告されています。

「角栓中のポルフィリンによる光増感作用により発生した活性酸素の影響で角栓中に含まれる脂質の過酸化反応が始まり、ラジカルによって周囲の皮脂中の脂質の過酸化反応へと伝播した結果、最終的にカルボニル化タンパク質の生成に繋がったと考えられる。」

引用元:角栓洗浄がもたらす皮膚への影響 – J-STAGE(オレオサイエンス 2022年)

酸化した皮脂は頭皮に刺激を与え、炎症やかゆみを引き起こす要因となります。

PMC/NIHの研究では、フケや脂漏性皮膚炎、乾癬に伴う頭皮環境の悪化が毛髪の成長期を短縮し、抜け毛を増加させる可能性が示されています。

黄色い角栓を放置し続けると薄毛リスクが高まるため、頭皮クレンジングや正しい洗髪習慣で早期に対処することが望ましいでしょう。

頭皮のフケの塊はターンオーバーの乱れで角質が過剰に剥がれた状態

頭皮のフケは、皮膚のターンオーバーが亢進し、角質細胞が通常よりも早いサイクルで剥がれ落ちることで生じます。

J-STAGEに掲載された日本真菌学会誌の論文では、フケ症は皮膚のターンオーバー亢進によって頭部の鱗屑が生理的範囲を越えて増加した状態と定義されています。

「フケ症とは、皮膚のturn-overの亢進により、被髪頭部における非炎症性の鱗屑が、生理的範囲を越えて増加した状態と考えられている。」

引用元:シャンプーの有用性の検討 – J-STAGE(日本真菌学会誌)

フケは角栓と異なり粉状または薄片状の見た目をしており、肩や衣服に落ちることで気づくケースが多くみられます。

慢性的に続く場合は脂漏性皮膚炎への移行リスクがあるため、早めにシャンプーの見直しや生活習慣の改善に取り組むことが適切な対応といえます。

脂性フケは黄色くベタつき乾性フケは白くカサカサする特徴がある

フケには脂性タイプと乾性タイプの2種類が存在し、それぞれ見た目や触感が異なります。

脂性フケは皮脂と混ざり合っているため黄色味を帯びてベタつく質感を持ち、頭皮や髪に付着しやすいのが特徴です。

一方で乾性フケは白くカサカサとした粉状であり、ブラッシングや風で舞い散りやすい性質があります。

PMC/NIHに掲載された総合レビューでは、フケと脂漏性皮膚炎は連続したスペクトラム上にある疾患であり、フケは目に見える炎症を伴わないものの、脂漏性皮膚炎では炎症とかゆみが顕著になると報告されています。

自分のフケがどちらのタイプに該当するかを把握することで、適切なシャンプー選びやケア方法の判断が可能となります。

頭皮のかさぶたは炎症や外傷による体液が固まってできた塊である

頭皮にできるかさぶたは、炎症や外傷によって損傷した皮膚組織を保護するために体液や血液成分が固まったものです。

掻きむしりや引っかき傷、ニキビの破裂などが原因で形成されるケースが多く、治癒過程の自然な反応といえます。

通常のかさぶたは傷が治れば自然に剥がれ落ちるため、無理に剥がさず清潔を保つことが回復を早める基本方針となります。

白いかさぶたや銀白色の鱗屑が繰り返し形成される場合は、脂漏性皮膚炎や乾癬といった皮膚疾患が関与している可能性があります。

かさぶたが長期間治らない状況では皮膚科を受診し、専門医の診断を仰ぐことが重要です。

白いかさぶたは脂漏性皮膚炎や乾癬の可能性があり注意が必要

頭皮にできる白いかさぶたは、脂漏性皮膚炎や乾癬といった慢性的な皮膚疾患のサインである可能性があります。

慶應義塾大学病院の解説では、乾癬について「乾癬は、表面に大きなフケのようなものが付着する特徴的な赤い皮疹が全身に多発する慢性の皮膚病です」と概要が説明されています。

また同ページでは尋常性乾癬の症状として「白色の厚い皮(鱗屑)が付着した紅い皮疹が様々な大きさで全身に現れます」とも述べられています。

引用元:乾癬 – 慶應義塾大学病院 KOMPAS

脂漏性皮膚炎では黄色味を帯びた鱗屑とかゆみが特徴的であり、乾癬では銀白色の厚い鱗屑と境界明瞭な紅斑が目立ちます。

これらの疾患はセルフケアだけでは改善が難しいケースが多いため、症状が続く場合は皮膚科での診察を検討することが妥当な判断といえます。

黒い塊が取れた場合は血の塊や粉瘤の可能性も考えられる

頭皮から黒い塊が取れた場合、血液が固まったかさぶたや粉瘤の内容物である可能性が考えられます。

頭皮を強く掻いたり、ニキビや毛嚢炎が破れたりした際に出血が生じると、乾燥して黒っぽいかさぶたが形成されることがあります。

粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができ、内部に古い角質や皮脂がたまる良性腫瘍であり、圧迫されると白〜黄色、時に酸化して黒っぽい内容物が排出されるケースがみられます。

繰り返し同じ場所から黒い塊が取れる場合や、腫れ・痛み・悪臭を伴う場合は皮膚科や形成外科を受診することが推奨されます。

自己判断での処置は感染リスクを高めるため、医療機関での適切な治療を選択することが望ましいでしょう。

頭皮の塊の見た目や色で原因を判別する方法を画像付きでチェック

頭皮から取れる塊の種類は、色・形状・質感を確認することである程度判別が可能です。

白〜黄色のゴマ粒状で硬さがあるものは角栓、白くカサカサした粉状または薄片状のものはフケ、傷口を覆うように形成された平たい塊はかさぶたと分類できます。

黄色くベタついている場合は脂性フケまたは酸化した角栓、銀白色で厚みがある場合は乾癬の鱗屑である可能性が高まります。

黒っぽい塊は血のかさぶたや粉瘤の内容物を疑い、茶色やオレンジ色の粒は酸化した皮脂や古い角質の混合物と推測されます。

頭皮の状態を正確に把握するためには、鏡と明るい照明を使用して髪をかき分けながら観察することが効果的です。

判断に迷う場合や症状が長引く場合は、皮膚科で専門医の診断を受けることで原因を特定できます。

頭皮の角栓を取る癖がやめられない原因とリスクを知恵袋の声から解説

頭皮の角栓やかさぶたを取る癖に悩む声は、知恵袋などのQ&Aサイトでも多数見受けられます。

この癖がやめられない背景には、心理的な要因や頭皮環境の問題が複合的に関与している可能性があります。

無意識のうちに頭皮を触り続けることで皮膚を傷つけ、炎症や感染リスクを高めてしまうケースは少なくありません。

癖を改善するためには、触らない工夫と頭皮ケアの両面からアプローチすることが効果的です。

ここでは原因とリスク、そして具体的な改善策について詳しく解説していきます。

頭皮の角栓や角質を取る癖は無意識の習慣やチック症の一種の可能性がある

頭皮の角栓やかさぶたを繰り返し取ってしまう行為は、無意識の習慣として定着しているケースが多くみられます。

ストレスや不安を感じたときに頭皮を触ることで一時的な安心感を得ている場合、その行為が強化されて癖になりやすい傾向があります。

知恵袋でも「やめたいのに気づくと触っている」「かゆくないのに剥がしてしまう」という悩みが多数投稿されており、本人の意思だけでは制御が難しい状況がうかがえます。

一部のケースでは皮膚むしり症やチック症といった反復行動の一種として分類される可能性もあるため、日常生活に支障をきたすほど癖が強い場合は心療内科や精神科への相談も選択肢となります。

まずは頭皮に触れる頻度を記録し、どのような状況で触りたくなるかを把握することが改善の第一歩といえます。

かさぶたや角栓を無理に剥がすと炎症の悪化や細菌感染のリスクが高まる

頭皮のかさぶたや角栓を無理に剥がす行為は、皮膚のバリア機能を破壊し、炎症や細菌感染のリスクを大幅に高めます。

かさぶたは損傷した皮膚を保護して治癒を促進する役割を持っているため、途中で剥がすと傷口が再び露出して細菌が侵入しやすくなります。

爪や指先には目に見えない雑菌が付着しており、傷口に触れることで毛嚢炎やとびひなどの感染症を引き起こす可能性があります。

繰り返し同じ場所を傷つけていると、傷跡が残ったり色素沈着が生じたりするリスクも考えられます。

頭皮の白いかさぶたは剥がしてもよいかという疑問に対しては、自然に剥がれ落ちるまで待つことが基本原則といえます。

頭皮を繰り返し傷つけると薄毛やAGA進行の原因になる

頭皮を繰り返し傷つける行為は、毛根へのダメージを蓄積させ、薄毛やAGAの進行を加速させる要因となる可能性があります。

PMC/NIHに掲載された研究では、フケや脂漏性皮膚炎、乾癬に伴う頭皮環境の悪化が毛髪の成長期を短縮し、休止期や異形成期の毛髪比率を増加させることが報告されています。

「A number of observations have found that premature hair loss may be caused by the poor scalp health associated with either dandruff and seborrheic dermatitis or psoriasis.」

引用元:Scalp Condition Impacts Hair Growth and Retention via Oxidative Stress – PMC/NIH

慢性的な炎症は毛包周囲の組織にダメージを与え、健康な毛髪の成長を妨げます。

角栓を取る癖が原因で頭皮トラブルが悪化している場合、抜け毛の増加につながるリスクを認識し、早期に癖の改善と頭皮ケアに取り組むことが将来の薄毛予防において重要な意味を持ちます。

角栓を取る癖の直し方は触らない工夫と頭皮環境の改善がカギ

角栓やかさぶたを取る癖を改善するためには、物理的に触りにくくする工夫と頭皮環境の根本的な改善を並行して進めることが効果的です。

帽子やヘアバンドの着用、爪を短く切る、手袋をして過ごすといった方法で頭皮へのアクセスを制限することが有効な対策となります。

同時に、角栓やかさぶたができにくい頭皮環境を整えることで、触りたくなる原因そのものを減らしていくアプローチも重要です。

正しいシャンプー方法の実践や頭皮に合った洗浄剤の選択、生活習慣の見直しによって皮脂分泌を適正化し、角栓の形成を予防できます。

ストレスが癖を悪化させている場合は、リラクゼーション法や運動習慣の導入も検討する価値があります。

セルフケアで改善が見られない場合は、皮膚科で頭皮トラブルを治療しつつ、必要に応じて心療内科でのカウンセリングを受けることが包括的な解決策となるでしょう。

頭皮に塊やかさぶただらけになる原因は皮脂・乾燥・生活習慣の乱れ

頭皮に角栓やかさぶたが繰り返しできる状態は、皮脂分泌の異常・頭皮の乾燥・生活習慣の乱れが複合的に作用していることが多いといえます。

これらの要因は互いに関連し合っており、一つの問題が他の問題を悪化させる連鎖を生みやすい特徴があります。

根本的な改善のためには、原因を正確に把握したうえで複数のアプローチを組み合わせることが求められます。

ここでは頭皮トラブルを引き起こす主要な原因について、医学的なエビデンスを交えながら詳しく解説していきます。

皮脂の過剰分泌は脂質の多い食事やホルモンバランスの乱れが原因

頭皮の皮脂分泌量は、食生活やホルモンバランス、ストレスレベルなど複数の要因によって変動します。

脂質や糖質を多く含む食事を日常的に摂取していると、皮脂腺の活動が活発化して過剰な皮脂分泌を招きやすくなります。

厚生労働省の資料でも、ストレスや偏った食事が皮脂分泌を促進し、ニキビなどの肌トラブルを悪化させることが指摘されています。

「ストレスや偏った食事は、皮脂の分泌を促進してしまいます。糖分や脂肪の取り過ぎはニキビの悪化につながります。」

引用元:Adolescence(思春期の健康情報) – 厚生労働省

皮脂が過剰に分泌されると毛穴に詰まりやすくなり、角栓の形成やマラセチア真菌の増殖を促す環境が整ってしまいます。

食事内容の見直しとホルモンバランスの安定化が、皮脂コントロールの基盤となります。

男性ホルモンの影響で男性は皮脂分泌が増え角栓ができやすい

男性ホルモン(アンドロゲン)は皮脂腺を直接刺激する作用を持ち、皮脂分泌量を増加させる主要な因子として知られています。

PMC/NIHに掲載された研究では、去勢によって皮脂産生が抑制され、テストステロン補充によって回復することが確認されており、皮脂分泌がアンドロゲンの絶対的な制御下にあることが示されています。

「Castration could prevent sebum production, while testosterone replacement could reverse this condition. It has been known that sebaceous glands are androgen target tissues.」

引用元:The Role of Androgen and Androgen Receptor in Skin-Related Disorders – PMC/NIH

順天堂大学の女性スポーツ研究センターが公開している教育資料でも、男性ホルモンが皮脂分泌を促進する役割を持つことが説明されています。

引用元:1章 男女の身体の違い、月経のしくみ – 順天堂大学女性スポーツ研究センター

男性はこのホルモンの影響で皮脂量が多くなりやすく、角栓ができやすい体質的傾向があります。

女性でも生理周期やホルモンバランスの変動によって皮脂量が増減するため、自分の体質を理解したうえでケア方法を調整することが有効といえます。

ストレスや睡眠不足は自律神経を乱し皮脂の過剰分泌を招く

慢性的なストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、皮脂分泌の増加を引き起こす要因となります。

J-STAGEに掲載された香粧品科学の論文では、脂腺細胞に末梢のHPA軸(視床下部‐下垂体‐副腎軸)が存在し、ストレスによって皮脂が増加することが示されています。

「脂腺細胞には、末梢のHPA-axisがみられ、ストレスにより、皮脂は増加しているのが、心身症によるざ瘡の悪化のひとつと考えられる。」

引用元:精神的ストレスと皮膚 – J-STAGE(香粧品科学 2022年)

睡眠不足もまた自律神経の乱れを招き、発汗量や皮脂分泌量の増加といった生理的変化を引き起こすことが、J-STAGEに掲載された日本建築学会の研究で報告されています。

引用元:睡眠不足に伴う生理量の変化 – J-STAGE(日本建築学会環境系論文集)

ストレス管理と十分な睡眠時間の確保は、皮脂コントロールにおいて軽視できない重要な要素といえます。

頭皮の乾燥はシャンプーの洗浄力やエアコンの影響でバリア機能が低下する

頭皮の乾燥は、強すぎるシャンプーの使用やエアコンによる室内環境の変化によって引き起こされやすくなります。

J-STAGEに掲載された化粧品技術者会誌の論文では、フケやかゆみの原因として菌や変質した皮脂に加え、乾燥が新たに関与することが見出されたと報告されています。

「フケ・かゆみの原因として、従来から考えられてきた菌や変質した皮脂とともに、乾燥が関与することを新たに見出した。」

引用元:毛髪・頭皮にやさしい洗浄技術 – J-STAGE(化粧品技術者会誌 2013年)

乾燥した頭皮はバリア機能が低下するため、外部刺激に対して敏感になり、炎症やかゆみを生じやすくなります。

洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーへの切り替えや、保湿効果のあるコンディショナーの使用が乾燥対策として有効です。

冬場や冷暖房の効いた室内では加湿器を活用することも、頭皮環境の維持に役立ちます。

マラセチア真菌の繁殖は皮脂を分解して炎症やフケを引き起こす要因

マラセチアは頭皮に常在する酵母様真菌であり、皮脂を栄養源として増殖する性質を持っています。

J-STAGEの日本医真菌学会誌では、マラセチア属真菌が癜風・マラセチア毛包炎・マラセチア敗血症といった感染症の原因菌となるほか、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬などの関連疾患にも関与することが報告されています。

「真のMalassezia属真菌感染症としては、癜風、マラセチア毛包炎、マラセチア敗血症があり、Malassezia属真菌関連疾患としては脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、さらには尋常性乾癬などが挙げられる。」

引用元:Malassezia関連疾患 – J-STAGE(日本医真菌学会誌)

マラセチアは皮脂に含まれる中性脂肪を分解し、遊離脂肪酸を生成します。

この遊離脂肪酸が皮膚を刺激して炎症やかゆみを引き起こし、フケの増加につながります。

皮脂の過剰分泌がある環境ではマラセチアが増殖しやすいため、皮脂コントロールと抗真菌作用のあるシャンプーの使用が予防策として効果的といえます。

頭皮の白いかさぶたが治らない場合に考えられる皮膚疾患と症状

頭皮の白いかさぶたがセルフケアでは改善せず、繰り返し形成される場合は、脂漏性皮膚炎や乾癬といった慢性的な皮膚疾患が原因となっている可能性があります。

これらの疾患は見た目が似ているものの、発症メカニズムや治療法が異なるため、正確な診断を受けることが適切な対処への第一歩となります。

ここでは頭皮に白いかさぶたを生じさせる代表的な疾患について、その特徴と症状を解説していきます。

脂漏性皮膚炎はマラセチアの増殖が原因で黄色い鱗屑やかゆみが出る

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い部位に生じる慢性の炎症性疾患であり、マラセチア真菌の増殖が発症に深く関与しています。

PMC/NIHに掲載されたレビュー論文では、脂漏性皮膚炎の悪化がマラセチアの増殖と相関し、抗真菌薬への臨床的応答が認められることから、マラセチアが病態に中心的な役割を果たすと考えられています。

「Correlation of SD flares with proliferation of Malassezia species and clinical response of SD to antifungal agents have led many researchers and clinicians to believe that Malassezia spp play a pivotal role in the pathogenesis of SD.」

引用元:Seborrheic Dermatitis and Malassezia species – PMC/NIH

脂漏性皮膚炎の症状としては、赤みを伴う皮膚に黄色味を帯びた鱗屑が付着し、かゆみを生じる点が特徴的です。

頭皮だけでなく、顔面の鼻翼周囲や耳の後ろ、胸部などの脂漏部位にも症状が現れることがあります。

脂漏性皮膚炎が悪化すると脂漏性脱毛症による抜け毛リスクが高まる

脂漏性皮膚炎が長期間続くと、頭皮環境の悪化に伴って抜け毛が増加する脂漏性脱毛症のリスクが高まります。

PMC/NIHの研究では、フケや脂漏性皮膚炎、乾癬に関連した頭皮の健康状態の悪化が、毛髪の早期脱落を引き起こす可能性があることが報告されています。

慢性的な炎症は毛包の機能を低下させ、毛髪の成長サイクルを乱すことで休止期の毛髪比率を増加させます。

脂漏性皮膚炎の症状が見られる場合は、抜け毛の予防も視野に入れて早期治療を開始することが重要といえます。

国立病院機構医王病院の資料では、頭部の脂漏性皮膚炎に対してケトコナゾールローションを使用した治療が行われていることが記載されています。

乾癬は免疫異常による慢性炎症で銀白色のかさぶたと赤みが特徴

乾癬は免疫系の異常によって引き起こされる慢性の炎症性角化症であり、銀白色の厚い鱗屑と境界明瞭な紅斑が特徴的な皮膚病です。

国内の乾癬患者数は電子レセプトデータを用いた研究によると約43万人と推定されており、近年は40〜60万人程度とする報告もみられます。

「現在、日本の乾癬患者さんは約40〜60万人(人口の約0.3〜0.4%)と推計されています。」

引用元:乾癬とは – 乾癬ネット

PMC/NIHの論文では、乾癬は角化細胞の増殖・分化の異常を引き起こす持続的な炎症を特徴とし、その炎症は免疫系の自然免疫と獲得免疫の両面における調節異常によって維持されることが示されています。

「A key feature of psoriasis is sustained inflammation leading to altered keratinocyte proliferation and differentiation. What triggers and maintains this inflammation is dysregulation of the immune system, both in its innate and in adaptive components, …」

引用元:Psoriasis as an Immune-Mediated and Inflammatory Systemic Disease – PMC/NIH

乾癬は完治が難しい疾患ですが、近年は生物学的製剤を含む新しい治療法の選択肢が広がっており、専門医による適切な治療で症状をコントロールすることが可能となっています。

頭部白癬は白癬菌による感染症でフケ・脱毛・強いかゆみを引き起こす

頭部白癬は白癬菌(皮膚糸状菌)が頭皮や毛髪に感染することで発症する真菌感染症です。

兵庫医科大学病院の解説では、頭部の白癬ではフケを伴ってまるく毛が抜けることがあり、感染した人の皮膚から剥がれ落ちる角質を介して他の部位や他者にも感染することが説明されています。

「頭部の白癬では、ふけを伴ってまるく毛が抜けることもあります。白癬菌は感染した人の皮膚から剥がれ落ちる角質の中にも存在するため、それに触れた別の部位や別の人にも感染します。」

引用元:白癬(はくせん) – 兵庫医科大学病院

NCBI Bookshelfに掲載されたStatPearlsでは、頭部白癬の症状として発赤・かゆみ・鱗屑形成・脱毛が挙げられています。

小児に多く見られる疾患ですが、成人でも免疫力が低下している場合に発症する可能性があります。

抗真菌薬の内服による治療が一般的であり、家族間での感染予防にも注意が必要です。

アトピー性皮膚炎やアタマジラミなど他の疾患の可能性もある

頭皮の白いかさぶたやフケが生じる原因は、脂漏性皮膚炎・乾癬・頭部白癬以外にも複数存在します。

アトピー性皮膚炎は免疫の過剰反応とバリア機能の低下によって慢性的なかゆみと湿疹を引き起こす疾患であり、頭皮にも症状が及ぶことがあります。

アタマジラミはシラミの寄生による感染症で、強いかゆみと頭皮に付着した卵(シラミの卵は白い粒状)が確認されます。

接触皮膚炎はシャンプーやヘアケア製品に含まれる成分へのアレルギー反応で生じることがあり、使用製品の変更後に症状が出た場合は原因成分の特定が必要となります。

症状の原因を自己判断で特定することは難しいため、改善がみられない場合は皮膚科での診察を受け、適切な診断と治療を受けることが賢明な対応といえます。

頭皮の角栓やかさぶたの正しい取り方と揉み出し洗いなどのケア方法

頭皮の角栓やかさぶたを無理なく除去するためには、正しい洗髪方法と頭皮ケアの実践が重要です。

爪で引っ掻いたり無理に剥がしたりする行為は皮膚を傷つけるリスクがあるため避けるべきといえます。

ここでは揉み出し洗いや頭皮クレンジングといった効果的なケア方法と、頭皮トラブルに適したシャンプーの選び方について解説していきます。

シャンプーの揉み出し洗いで角栓を無理なく除去する方法と手順

揉み出し洗いは、シャンプーの泡を活用して毛穴に詰まった角栓を徐々に浮かせて除去する洗髪テクニックです。

通常のシャンプーでは落としきれない毛穴の汚れにアプローチできるため、角栓が気になる方には効果的な方法といえます。

手順としては、まず十分な予洗いで髪と頭皮を濡らし、シャンプーを手のひらで泡立ててから頭皮に塗布します。

指の腹を使って頭皮を揉むようにマッサージしながら、毛穴の汚れを押し出すイメージで洗浄していきます。

爪を立てたり強くこすったりすると頭皮を傷つけるため、やさしい力加減を意識することが大切です。

揉み出し洗いは週に1〜2回の頻度で取り入れると、角栓の蓄積を防ぎながら頭皮環境を整えることができます。

38℃のぬるま湯で予洗いし指の腹でやさしくマッサージ洗いする

揉み出し洗いの効果を最大限に発揮するためには、予洗いとシャンプー時の温度管理が重要なポイントとなります。

熱すぎるお湯は頭皮の皮脂を過剰に奪い乾燥を招く一方、冷たすぎる水では毛穴が開きにくく汚れが落ちにくくなります。

38℃前後のぬるま湯で1〜2分かけて予洗いを行うことで、髪に付着した埃やスタイリング剤を落としながら毛穴を開かせる効果が期待できます。

シャンプーを塗布した後は、指の腹を頭皮に密着させ、小さな円を描くようにマッサージしながら全体を洗っていきます。

側頭部から頭頂部、後頭部、生え際の順に丁寧に洗い、すすぎは泡が完全になくなるまで3分以上かけて行うことが推奨されます。

この洗髪習慣を継続することで、角栓の形成を予防しつつ頭皮の血行促進も図れます。

頭皮クレンジングはオイルや炭酸水で毛穴の皮脂汚れを浮かせて落とす

頭皮クレンジングは、オイルや炭酸水を使用して毛穴に詰まった皮脂や角栓を浮かせて除去するケア方法です。

オイルクレンジングでは、ホホバオイルやオリーブオイル、専用のスカルプオイルを乾いた頭皮に塗布し、指の腹でやさしくマッサージすることで皮脂汚れを溶かし出します。

5〜10分程度置いた後に通常のシャンプーで洗い流すと、毛穴の奥に詰まった汚れまですっきりと落とすことができます。

炭酸クレンジングは炭酸の泡が毛穴に入り込んで汚れを浮かせる仕組みで、市販の炭酸シャンプーや炭酸ヘッドスパを利用する方法があります。

頭皮クレンジングは週に1回程度の頻度で行うことが目安であり、やりすぎると必要な皮脂まで奪って乾燥を招く可能性があるため注意が必要です。

角栓やフケ対策におすすめのシャンプーは薬用成分配合タイプを選ぶ

頭皮の角栓やフケに悩む場合、薬用成分が配合されたシャンプーを選択することで症状の改善効果が期待できます。

フケ・かゆみ対策として有効性が認められている成分には、抗真菌作用を持つケトコナゾールやミコナゾール、抗菌作用を持つジンクピリチオン(ピリチオン亜鉛)、角質溶解作用を持つサリチル酸などがあります。

市販のスカルプシャンプーにはこれらの成分を配合した製品が多数存在するため、自分の症状に合った成分を含むものを選ぶことが重要です。

洗浄成分についてはアミノ酸系やベタイン系などマイルドなタイプを選ぶと、頭皮への刺激を抑えながらケアできます。

脂漏性皮膚炎が疑われる場合は皮膚科で処方されるケトコナゾールシャンプーの使用も検討する価値があります。

ケトコナゾールやジンクピリチオン配合シャンプーはフケ・脂漏性皮膚炎に有効

ケトコナゾールとジンクピリチオンは、フケや脂漏性皮膚炎の治療において確立されたエビデンスを持つ成分です。

PubMedに掲載された2024年のシステマティックレビューでは、ケトコナゾールシャンプーが頭皮脂漏性皮膚炎の刺激感や鱗屑を有意に改善し、再発率も低く副作用がほとんどないことが報告されています。

「Numerous trials display significant improvement in irritation and scaling of scalp seborrheic dermatitis with ketoconazole shampoo treatment. Most studies also report optimally low relapse rates as well as little to no side effects.」

引用元:Ketoconazole Shampoo for Seborrheic Dermatitis of the Scalp – PubMed

ジンクピリチオンは50年以上にわたりフケ・脂漏性皮膚炎対策に使用されてきた実績のある成分であり、PubMedの論文では最も一般的な抗フケ成分として紹介されています。

ケトコナゾール2%シャンプーとジンクピリチオン1%シャンプーを比較した多施設ランダム化比較試験では、重症のフケや脂漏性皮膚炎に対してケトコナゾールの方が優位な効果を示したことが報告されています。

症状の程度に応じてこれらの成分を含むシャンプーを選択することが効果的な対策となります。

サリチル酸配合シャンプーは角栓の角質溶解と頭皮の過角化に効果的

サリチル酸は角質溶解作用を持つベータヒドロキシ酸であり、頭皮の過角化や角栓の除去に効果的な成分として知られています。

PMC/NIHに掲載された論文では、サリチル酸は角質細胞同士の接着を弱めることで、鱗屑を伴う過角化した皮膚の除去に有用であると説明されています。

「Salicylic acid is a beta hydroxyl acid keratinolytic agent that is useful in removing scaly hyperkeratotic skin. It decreases cell-to-cell adhesion between corneocytes.」

引用元:Dandruff: The Most Commercially Exploited Skin Disease – PMC/NIH

サリチル酸配合のシャンプーやスカルプトリートメントは、毛穴に詰まった角栓を軟化させて除去しやすくする効果があります。

ターンオーバーの乱れによって厚くなった角質を正常化する作用も期待できるため、角栓が繰り返しできる方やフケが気になる方に適した選択肢といえます。

抗真菌成分と組み合わせて使用することで、より包括的な頭皮ケアが可能となります。

頭皮トラブルを予防する生活習慣の改善とヘアケアの見直し方法

頭皮の角栓やかさぶたを根本から予防するためには、日常的な生活習慣の改善とヘアケア方法の見直しが欠かせません。

シャンプーや外用薬による対症療法だけでなく、内側からのアプローチを並行して行うことで、頭皮環境を健やかに保つことができます。

ここでは食生活・睡眠・ヘアケアの観点から、頭皮トラブル予防に効果的な習慣について解説していきます。

食生活の改善はビタミンB群や亜鉛など頭皮に必要な栄養素を摂ることが重要

頭皮の健康維持には、ビタミンB群や亜鉛といった栄養素を十分に摂取することが重要です。

PMC/NIHに掲載された研究では、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB6)、ナイアシン(ビタミンB3)、亜鉛の欠乏が脂漏性皮膚炎様の皮膚症状を引き起こす可能性があることが報告されています。

「Nutritional deficiencies, particularly of riboflavin, pyridoxine, niacin, and zinc, can also present as SD-like dermatitis by an unknown mechanism.」

引用元:Serum zinc levels in seborrheic dermatitis – PMC/NIH

亜鉛には抗酸化作用と抗アンドロゲン作用があり、5α還元酵素の阻害を通じてテストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を抑制し、皮脂腺の活動を抑える効果も期待されます。

ビタミンB群はレバー・豚肉・卵・納豆などに豊富に含まれ、亜鉛は牡蠣・牛肉・ナッツ類などから摂取できます。

脂質や糖質の摂りすぎを控えながら、これらの栄養素をバランスよく摂取する食生活が頭皮の健康をサポートします。

睡眠の質を高めてターンオーバーを正常化させ頭皮環境を整える

十分な睡眠は頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)を正常に維持するために不可欠な要素です。

睡眠中には成長ホルモンが分泌され、皮膚細胞の修復と再生が活発に行われます。

睡眠不足が続くとターンオーバーが乱れ、古い角質が正常に剥がれ落ちずに蓄積しやすくなります。

前述のJ-STAGEの研究でも、睡眠不足がストレス耐性を低下させて自律神経の乱れを引き起こし、発汗量や皮脂分泌量の増加といった生理的変化を招くことが示されています。

毎日7〜8時間の睡眠時間を確保し、就寝・起床の時刻を一定に保つことで体内リズムが整います。

就寝前のスマートフォン使用を控え、寝室の温度と湿度を適切に保つことも睡眠の質を高める効果的な方法といえます。

洗髪後はドライヤーですぐ乾かしマラセチア真菌の繁殖を防ぐ

洗髪後に頭皮を濡れたまま放置することは、マラセチア真菌の繁殖を促す原因となります。

マラセチアは湿度の高い環境を好むため、髪や頭皮が濡れた状態が続くと菌が増殖しやすくなります。

シャンプー後はタオルで水分を軽く押さえ取った後、ドライヤーで頭皮を優先的に乾かすことが重要です。

熱風を至近距離で当て続けると頭皮の乾燥を招くため、15〜20cm程度離して温風と冷風を交互に使用することが推奨されます。

根元から乾かし始め、毛先は最後に軽く整える順序で行うと効率よく乾燥できます。

自然乾燥は時間がかかるだけでなく、その間に菌が増殖するリスクがあるため避けるべきです。

洗髪後の素早い乾燥を習慣化することで、フケや頭皮トラブルの予防につながります。

頭皮の塊が治らない場合は皮膚科やクリニックへの受診がおすすめ

セルフケアを続けても頭皮の塊やかさぶたが改善しない場合、皮膚疾患が背景に存在している可能性があります。

専門医による診察を受けることで、原因を正確に特定し、適切な治療を受けることができます。

ここでは皮膚科を受診すべきタイミングの目安や、医療機関で行われる治療内容について解説していきます。

皮膚科を受診すべき目安はセルフケアで2〜4週間改善しない場合

頭皮の角栓やフケ、かさぶたに対してセルフケアを2〜4週間継続しても改善が見られない場合は、皮膚科への受診を検討すべきタイミングといえます。

シャンプーの見直しや生活習慣の改善を行っても症状が変わらない、あるいは悪化している場合は、脂漏性皮膚炎や乾癬といった治療が必要な皮膚疾患の可能性があります。

強いかゆみや痛み、出血、膿、悪臭を伴う場合は早急な受診が求められます。

抜け毛が急に増加した、円形に毛が抜けている、頭皮に湿疹や赤みが広がっているといった症状がある場合も、専門医の診察を受けることで早期発見・早期治療につなげることができます。

症状を放置して悪化させるより、気になった段階で相談することが頭皮の健康を守る賢明な選択といえます。

皮膚科での治療は抗真菌薬やステロイド外用薬の処方が一般的

皮膚科での頭皮トラブル治療には、抗真菌薬やステロイド外用薬の処方が一般的に行われます。

国立病院機構医王病院の資料では、頭部の脂漏性皮膚炎に対してケトコナゾールローションを使用した治療が記載されています。

「頭部の脂漏性皮膚炎に対する治療として、医王病院では抗真菌薬であるケトコナゾールローションを使用し、頭皮トラブルの改善を試みることが多い。」

引用元:患者様・ご家族様へ – 国立病院機構 医王病院

J-STAGEの地域医学誌に掲載された論文では、軽症例にはケトコナゾール外用薬で軽快する場合があり、ステロイド外用薬で炎症を抑えることが基本的な治療方針であると説明されています。

引用元:湿疹・皮膚炎 – J-STAGE(地域医学 2024年)

乾癬の場合はステロイド外用薬やビタミンD3外用薬が処方され、重症例では内服薬や生物学的製剤による全身療法が検討されます。

頭部白癬にはイトラコナゾールやテルビナフィンなどの抗真菌薬内服が必要となります。

症状に応じた適切な治療を受けることで、効率的な改善が期待できます。

抜け毛や薄毛を伴う場合はAGA専門クリニックへの相談も検討する

頭皮トラブルに加えて抜け毛の増加や薄毛の進行が見られる場合は、AGA(男性型脱毛症)専門クリニックへの相談も選択肢となります。

頭皮環境の悪化がAGAの進行を加速させる可能性があることは、PMC/NIHの研究でも示唆されています。

AGA専門クリニックでは頭皮の状態をマイクロスコープで詳しく観察し、毛髪密度や毛穴の状態を確認したうえで適切な治療プランを提案してもらえます。

無料カウンセリングを実施しているクリニックも多く、まずは相談だけでも気軽に利用できる体制が整っています。

脂漏性皮膚炎と薄毛が同時に進行しているケースでは、皮膚科とAGAクリニックの両方を受診し、それぞれの専門領域から治療を受けることで包括的なケアが可能となります。

頭皮の塊が気になると同時に髪のボリュームダウンを感じている方は、早めの相談で将来の薄毛リスクを軽減することが期待できます。

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