\インナードライ肌とは?/
目次
食べ物による栄養不足は、インナードライ肌を悪化させる!
“ダイエットをしたら、酷く肌が荒れた…”
そんな話を聞いたことがありませんか?
人間の身体は、心臓や肝臓など命に直結する臓器へ優先的に栄養を送ります。
皮膚はと言うと…優先順位が最も低く、後回しなんです。
そのため、栄養が不足すれば結果的に、インナードライを含む肌トラブルが起きてしまいます。
インナードライ肌を作る最も大きな原因は、洗浄のしすぎですが…
(※インナードライ肌の原因については、下記の記事をご覧ください。)
食べ物による栄養不足もまた、インナードライ肌を悪化させる原因になるのです。
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)はコレ!
インナードライ肌は、肌内部が乾燥しているにも関わらず、皮脂分泌が過剰な状態です。
肌の状態 | 水分量 | 油分量 |
健康な肌 | 35~50% | 20~30% |
インナードライ肌 | 10~30% | 30~45% |
そこで…
肌の水分・油分バランスを整えて、肌のバリア機能を強化する栄養素を中心に紹介していきます。
ここで紹介する”うるおい栄養素”は次の7つです。
- タンパク質
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB7
- セラミド
- 亜鉛
- α-リノレン酸
これらの栄養素を含む食べ物をみていきましょう。
1.タンパク質
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)1つ目は、「タンパク質」です。
タンパク質は、筋肉や皮膚組織、髪を生成する成分として知られており、不足すると肌細胞が活性化されず、インナードライの原因になります。
タンパク質は肉や魚、大豆など、私たちにとって馴染みが深い食品に含まれていますので、毎日の食事からなるべく積極的に摂ることを心がけましょう。
- 鶏肉
- あじ
- さば
- 納豆
- 乳製品など…
2.ビタミンB2
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)2つ目は、「ビタミンB2」です。
タンパク質が代謝される際、サポート役として働くビタミンです。
ビタミンB2は肌の生まれ変わりに欠かせない栄養素で、不足すると保湿機能が低下した細胞が生成されたり、肌の乾燥や吹き出物など肌荒れが起こりやすくなります。
ビタミンB2を含む食べ物には、うなぎやレバーがあります。
- うなぎ
- レバー
- 納豆
- 乳製品
- 葉菜類など…
3.ビタミンB6
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)3つ目は、「ビタミンB6」です。
タンパク質の働きをサポートする成分で、タンパク質からのエネルギー産生、血液や筋肉の生成、皮膚の健康維持などに貢献しています。
また、ビタミンB6は過剰な皮脂分泌をコントロールし、ニキビや吹き出物を改善する役割も。
インナードライ肌にありがちなTゾーンのベタつきにも、おススメの栄養素です。
ビタミンB6は、バナナ・レバー・にんにく・まぐろなどに含まれますので、毎日のメニューに取り入れる工夫を行いましょう。
- バナナ
- レバー
- にんにく
- まぐろ
- カツオなど…
4.ビタミンB7
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)4つ目は、「ビタミンB7」です。
ビオチンとも呼ばれる成分で、糖やタンパク質、脂質の代謝を助ける補酵素として働きます。
また、皮膚や粘膜の健康維持などの働きも持っているため、インナードライ肌には欠かせない成分なのです。
ビタミンB7(ビオチン)が不足すると、インナードライを含む肌荒れはもちろん、皮膚アレルギーを起こしやすくなります。
ビタミンB7は、ナッツ類、レバー、卵黄などに多く含まれていますよ。
- ナッツ類
- レバー
- 卵黄
- しいたけ
- 牛乳など…
5.セラミド
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)5つ目は、「セラミド」です。
セラミドは私たちの肌内部に存在する成分で、角質層では細胞の隙間を埋めてバリア機能の形成に関わっています。
インナードライ肌はこのセラミドが不足した状態。
セラミドが不足した肌は、水分保持機能が低下し、肌内部の乾燥が進みます。
この成分もまた、インナードライ肌に欠かせない成分ですので、こんにゃくやキノコ類、黒ゴマなど、セラミドを多く含む食品から積極的に摂取しましょう。
- こんにゃく
- キノコ類
- 黒ゴマ
- ひじき
- 米など…
6.亜鉛
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)6つ目は、「亜鉛」です。
体内で生成できないミネラル成分で、タンパク質の合成や細胞分裂に関わっています。
亜鉛には、肌のターンオーバーの正常化の役割があり、不足すると、お肌がインナードライに傾くリスクが高まるのです。
亜鉛を含む食品の代表と言えば牡蠣ですが、豚レバーや牛肉、卵黄、納豆などにも多く含まれています。
なるべく毎日のメニューに摂り入れる工夫を行いましょう。
- 牡蠣
- 豚レバー
- 牛肉
- 卵黄
- 納豆など…
7.α-リノレン酸
インナードライ肌におススメの食べ物(栄養素)7つ目は、「α-リノレン酸」です。
植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸で、オメガ3系脂肪酸に属している栄養素です。
α-リノレン酸には、血管の拡張作用がありますので、血行不良によるインナードライ肌が起こっている方には特に必要な成分なのです。
また、この成分は体内で合成できないため、アマニ油やナタネ油などから摂るようにしましょう。
普段使いしているサラダ油をアマニ油やナタネ油に変えれば、手軽に摂取できますよ。
- アマニ油
- ナタネ油
- しそ油など…
忙しいなら、サプリやドリンクで代用するのも◎
美肌には、バランスの良い食事が欠かせない…
知ってはいても、日々の食事を変えるのは難しいものですね。
そんな時は、肌のインナーケアに特化したサプリメントやドリンクを摂取するのもおススメです。
美肌のためのサプリメントは数多くありますが、インナーケアに特化したものを選ぶと良いですよ。
なお、インナーケアに特化したサプリを飲み始めたら、数か月間は続けることをおすすめします。
というのは、サプリは一朝一夕に作用を実感できるものではなく少しずつ作用するものだからです。
インナーケアの成果はターンオーバーとともに現れますので、サプリを飲み始めたら、最低でも3か月間程度は続けてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
インナードライ肌の改善は、正しいスキンケアはもちろん、食べ物にもちょっとした意識を向けると良いですよ。
最後に…
前述しましたが、インナードライ肌を作る最大の原因は”洗浄のしすぎ“です。
特に、肌のうるおいを根こそぎ奪うクレンジングを見直すことが、一番の近道です。
\ クレンジングの解析結果は /
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