\ この記事では/
HABA(ハーバー)スクワクレンジングのクレンジング力(メイク落ち)を検証したり…
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洗浄後のうるおい度や肌への残留性など、徹底的に解析しています。
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ぜひクレンジング選びの参考にしてくださいね。
目次
HABA(ハーバー)ってどんなブランド?
1983年創業のHABA(ハーバー)は、当初ビタミンなどの栄養補助食品の販売を手がけていました。
その後、現在のHABA(ハーバー)の主力商品であるスクワラン美容オイルを始めとした、スキンケア商品の通信販売を開始。
全てのアイテムにおいて、石油系界面活性剤や防腐剤パラベンなど5つの無添加を実現するなど、製品の安全性にもこだわったブランドです。
「HABA」の社名はHealth Aid Beauty Aid(美と健康を助ける)の略で、
これを実現するために無添加主義®︎を貫いてきました。
肌には本来、みずからすこやかに
美しくなろうとする力が備わっています。
だからこそ大切なのは、肌が必要としている分だけ
やさしさと品質にこだわった成分を与え、
その力を引き出すこと。
これからも安全で高品質の商品をお届けすることによって、
多くの方の美と健康を応援していきます。無添加主義®︎ 防腐剤パラベン、石油系界面活性剤、合成香料、鉱物油、タール系色素は無添加です。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの解析
- 肌への優しさ(成分解析)
- クレンジング力(メイク落ち)
- 洗浄後のうるおい度
- 肌への残留性
- 使用感
ひとつずつ、みていきましょう。
1.肌への優しさ(成分解析)
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まず、解析項目1つ目は「肌への優しさ(成分解析)」です。
全成分から肌への刺激性などを解析し、肌への優しさを検証します。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの全成分は、以下の通りです。
商品名 | HABA(ハーバー)スクワクレンジング |
タイプ | オイル |
備考 | 濡れた手OK、W洗顔不要 |
全成分表示 | エチルヘキサン酸セチル、スクワラン、パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ペンタイソステアリン酸ポリグリセリル-10、イソステアリン酸ポリグリセリル-6、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン、トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ムラサキ根エキス、ハイビスカス花エキス、BG、水 |
※全成分表示の色付きがベース成分:オレンジ→油性成分 むらさき→界面活性剤
まず、どのジャンルの商品にも共通しますが、成分解析はメインのベース成分をみます。
上の全成分表示で色が付いている成分が、ベース成分(※予想)です。
クレンジングの成分解析ポイントは、肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるかです。
肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるか
一般的に、オイルタイプのクレンジングは、下のような成分構成になっています。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの全成分表示を見ると、ベース成分は油性成分(オレンジ)と界面活性剤(むらさき)ですね。
とてもシンプルな成分内容になっています。
まずはベースの油性成分(オレンジ)からみていきましょう。
- エチルヘキサン酸セチル★→エステル油
- スクワラン★→炭化水素油
- パルミチン酸エチルヘキシル★→エステル油
- (パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン→油性の増粘剤
- トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル→油性のエモリエント剤
HABA(ハーバー)スクワクレンジングのメインの油性成分は、★マークが付いている3つです。
「エチルヘキサン酸セチル」「スクワラン」「パルミチン酸エチルヘキシル」ですね。
「エチルヘキサン酸セチル」と「パルミチン酸エチルヘキシル」はエステル油、「スクワラン」は炭化水素油です。
どの成分も、安定性が高く酸化しにくいオイルで、肌への刺激性もほとんどありません。
エステル油×炭化水素油ベースのオイルタイプは、クレンジング力が高めで、マスカラやアイラインもキレイに落とせます。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングは、メイク落ちが良い分、それなりに脱脂力がある商品です。
そのため、乾燥肌・インナードライ肌の方、皮脂分泌が減る40代・50代の方は、脱脂力が穏やかな動植物油脂ベースのオイルタイプ、又はミルクタイプを選ぶと良いでしょう。
では続いて…
ベースの界面活性剤(むらさき)をみてみましょう。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングに配合している界面活性剤は、以下の3つです。
- トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
- ペンタイソステアリン酸ポリグリセリル-10
- イソステアリン酸ポリグリセリル-6
これらはすべて、「非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)」に分類される、刺激性のほとんどない界面活性剤です。
この非イオン界面活性剤は、クレンジングオイルを水で洗い流すために配合しています。
メインのベース成分の解析はここまでです。
そのほか、1%以下と予想される成分として植物エキスを配合しています。
- 「ムラサキ根エキス」「ハイビスカス花エキス」→保湿成分
- 「BG」→植物エキスの抽出溶媒
保湿成分として、「ムラサキ根エキス」「ハイビスカス花エキス」の植物エキスを2種類配合していますが…
配合率は1%以下と思われ、さらに洗い流すクレンジングですので、効果はほとんど期待できません。
ただ、肌への刺激性はありませんのでマイナス要素はないです。
- エステル油×炭化水素油ベースで脱脂力強め△
- オイルの安定性は高いので、ニキビ肌にも◎
- 刺激性はほとんどなし◎
2.クレンジング力(メイク落ち)
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2つ目の解析項目は、「クレンジング力(メイク落ち)」です。
まず、口紅・アイシャドウ・リキッドアイライナー・アイブロウを手の甲にたっぷり塗って、検証します。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングを、各種メイク汚れに優しくなじませます。
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次は、ウォータープルーフタイプのマスカラで検証します。
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ウォータープルーフマスカラをしっかり塗って乾かしたつけまつげに、HABA(ハーバー)スクワクレンジングをたっぷりなじませます。
最後は、顔に塗ったファンデーションと角栓汚れで検証します。
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パウダーファンデーションを塗って数時間経過した小鼻に、HABA(ハーバー)スクワクレンジングをたっぷりなじませます。
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3.洗浄後のうるおい度
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3つ目の解析項目は、「洗浄後のうるおい度」です。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングで顔全体のメイクを洗い落とし、そのまま何もつけずに5分放置しました。
5分後の肌の水分・油分量は、【水分:★% 油分:★%】でした。(※上の写真左参照)
その後、化粧水のみで肌を保湿すると、【水分:★% 油分:★%】に落ち着きました。(※上の写真右参照)
4.肌への残留性
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4つ目の解析項目は、「肌への残留性」です。
透明のプレートにHABA(ハーバー)スクワクレンジングを塗ります。
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5.使用感
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5つ目の解析項目は、「使用感」です。
ゆにこが実際に使った使用感をレポートしていきます。
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HABA(ハーバー)スクワクレンジングの総合評価
総合得点 | 72 /100点中 |
肌への優しさ | A⁻ | 肌への刺激性は低め◎ |
洗浄後のうるおい | B⁺ | エステル油×炭化水素油ベースで脱脂力はやや強い△ |
メイク落ち | S⁻ | ウォータープルーフやティントタイプもキレイにオフ◎ |
コスパ | A⁺ | お得な詰め替えタイプも◎ |
使用感 | A⁻ | やや油膜感が残ります△ |
※S>A>B>C>Dで評価します。最高がS⁺、最低がD⁻です。
こんな方におすすめ
- 普段、しっかりメイクをする方(ウォータープルーフやティントタイプ)
- 皮脂分泌が多い10代・20代
- 普通肌~強い肌の方
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの口コミ
ここからは、HABA(ハーバー)スクワクレンジングの口コミについて、ネット上の良い口コミ・悪い口コミをまとめました。
主に、@コスメやLIPS、Amazon、楽天市場、Instagram、Twitterを参考にしています。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの良い口コミ
[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#F06292″ bgcolor=”#FCE4EC” color=”#000000″ iconsize=”200″]★★[/st-cmemo]
HABA(ハーバー)スクワクレンジングの悪い口コミ
[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#42A5F5″ bgcolor=”#E3F2FD” color=”#000000″ iconsize=”200″]★★[/st-cmemo]
メーカーの商品説明
濡れた手でも使える!しっとりやさしい洗い上がりのメイク落とし。
スクワラン*1をたっぷり配合。石油系界面活性剤不使用のオイルタイプのクレンジング。しっかりメイクはもちろん、古い角質もそっと浮き上がらせてきちんと落とします。しっとりやさしい洗い上がり。もちろんダブル洗顔*2不要です。
*1 保湿成分 *2 クレンジングの後、さらに洗顔料で洗うこと
まとめ
ここまで、HABA(ハーバー)スクワクレンジングについて、元化粧品開発担当ゆにこが成分解析をしてきました。
HABA(ハーバー)スクワクレンジングは、ウォータープルーフマスカラやティントリップもスッキリ落とせる、メイク落ち◎のクレンジングです。
やや脱脂力が高いので、皮脂分泌が多い年代(10代~20代)におすすめですよ。
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