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シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルのクレンジング力(メイク落ち)を検証したり…
洗浄後のうるおい度や肌への残留性など、徹底的に解析しています。
目次
シュウウエムラってどんなブランド?
shu uemura(シュウウエムラ)は、日本人メイクアップアーティストのパイオニアである植村 秀が立ち上げたコスメブランドです。
植村 秀は、ハリウッドで活躍した経験したのち、
日本でメイクアップ技術を伝える活動をスタート。後に世界的なブランドへと成長させました。彼の手によって生み出されるメイクアップは、常に最先端を走り続け、芸術の域へと達するまでの美の領域へと加速させました。
世を揺るがす革新的で自由な発想は、今日でもベストセラーとなっているメイクアップやスキンケア製品へと発展していきます。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの解析
- 肌への優しさ(成分解析)
- クレンジング力(メイク落ち)
- 洗浄後のうるおい度
- 肌への残留性
- 使用感
ひとつずつ、みていきましょう。
1.肌への優しさ(成分解析)
[st-kaiwa3]今回は、お試しミニボトルを購入しました![/st-kaiwa3]
まず、解析項目1つ目は「肌への優しさ(成分解析)」です。
全成分から肌への刺激性などを解析し、肌への優しさを検証します。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの全成分は、以下の通りです。
商品名 | シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル |
タイプ | オイル |
備考 | マツエクOK、W洗顔不要、朝の洗顔としても使用可 |
全成分表示 | トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、オレイン酸ポリグリセリル-2、メドウフォーム油、フェノキシエタノール、リナロール、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、サフラワー油、ジカプリリルエーテル、炭酸ジカプリリル、トコフェロール、ゲラニオール、ダイズ油、クエン酸ステアリン酸グリセリル、シア脂、リン脂質、オタネニンジン根エキス、ダイサンチクエキス、クエン酸、香料 |
※全成分表示の色付きがベース成分:オレンジ→油性成分 ブルー→水性成分 むらさき→界面活性剤
まず…
どのジャンルの商品にも共通しますが、成分解析はメインのベース成分をみます。
上の全成分表示で色が付いている成分が、ベース成分(※予想)です。
クレンジングの成分解析ポイントは、いかに肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるかです。
肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるか
一般的なクレンジングオイルの成分構成は、以下のようになっています。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの全成分表示を見ると、ベース成分は油性成分(オレンジ)と界面活性剤(むらさき)ですね。
まずはベースの油性成分(オレンジ)からみていきましょう。
- トウモロコシ胚芽油(植物油脂)
- パルミチン酸エチルヘキシル(エステル油)
- トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(エステル油)
- ミリスチン酸イソプロピル(エステル油)
「トウモロコシ胚芽油」はコーン由来の植物油脂で、肌への浸透性に優れています。
ベタつきもなく、サラサラとした感触のオイルです。
続く「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル」「ミリスチン酸イソプロピル」は、エステル油に分類されるオイル成分です。
どれもベタベタとした油っぽい油性感はなく、サラっと軽い使い心地が特徴のオイルです。
- ジオレイン酸ポリグリセリル-10
- ジカプリン酸ポリグリセリル-6
- オレイン酸ポリグリセリル-2
メインのベース成分の解析はここまでです。
そのほか、1%以下と予想される成分として植物オイルや植物エキス、安定化成分、防腐剤、香料を配合しています。
- 「メドウフォーム油」「ツバキ種子油」「ホホバ種子油」など…→植物オイル
- 「オタネニンジン根エキス」「ダイサンチクエキス」→植物エキス
- 「トコフェロール」「クエン酸」→安定化成分
- 「フェノキシエタノール」→防腐剤
- 「リナロール」「ゲラニオール」「香料」→香料
肌への刺激性も低く、安全性の高い成分がほとんどですが…少し気になるのは、香料ですね。
「リナロール」は、ラベンダー油やローズウッド油などに多く含まれるスズランの香りに似た芳香成分。
一方の「ゲラニオール」は、ローズ油やゼラニウム油などに含まれるローズの香りに似た芳香成分です。
どちらも、皮膚炎を有する場合、皮膚感作を引き起こす可能性が報告されているため、敏感肌の人や皮膚に炎症を起こしている人は避けた方が安心ですね。
ここで、フェノキシエタノールについて少し説明しますね。
フェノキシエタノールは、肌への刺激性も低く、防腐剤の中でもおすすめの成分です。
<防腐剤の刺激性について>
防腐剤として使用される成分 | 皮膚刺激性※1 | 目刺激性※2 |
メチルパラベン | ほとんどなし-わずか | ほとんどなし |
エチルパラベン | ほとんどなし-軽度 | ほとんどなし-最小限 |
プロピルパラベン | ほとんどなし-わずか | ほとんどなし-最小限 |
ブチルパラベン | ほとんどなし | ほとんどなし-最小限 |
安息香酸Na | ほとんどなし | わずか |
サリチル酸 | ほとんどなし-わずか | 詳細不明 |
ソルビン酸K | わずかな累積刺激性 | ほとんどなし-わずか |
ヒノキチオール | ほとんどなし-最小限 | 詳細不明 |
フェノキシエタノール ←★推奨 | ほとんどなし | ほとんどなし |
※1※2皮膚刺激性・目刺激性ともに、『化粧品成分オンライン』のデータを参考にしています。
- 植物油脂+エステル油3種ベースでクレンジング力はやや強め
- 乾燥肌には△かも
- 刺激性が懸念される成分は香料のみ、敏感肌◎
2.クレンジング力(メイク落ち)
2つ目の解析項目は、「クレンジング力(メイク落ち)」です。
まず、口紅・アイシャドウ・アイライナー(ウォータープルーフ)・アイブロウを手の甲にたっぷり塗って、検証します。
(※今回の検証は乾いた手で行っています。)
各種メイク汚れにシュウウエムラのクレンジングオイルを適量なじませ、メイクが浮いてきたら少量の水を加え乳化し、ぬるま湯で洗い流します。
洗い流した結果は…
メイク残りも全くなく、キレイに落とせました。(※上の写真参照)
次は、ウォータープルーフタイプのマスカラで検証します。
ウォータープルーフマスカラをしっかり塗って乾かしたつけまつげに、シュウウエムラのクレンジングオイルをたっぷりなじませます。
15秒ほどでマスカラが浮いてきたので、水を少量加えて乳化し、ぬるま湯で洗い流します。
洗い流した後、マイクロスコープでまつげを確認すると…
毛先や根本のマスカラ汚れもキレイに落ちていました。(※上の写真参照)
最後は、顔に塗ったファンデーションと角栓汚れで検証します。
パウダーファンデーションを塗って数時間経過した小鼻に、シュウウエムラのクレンジングオイルをたっぷりなじませます。
10秒ほど、クルクルと優しくなじませた後、少量の水を加え乳化し、洗い流すと…
皮膚のキメに入り込んだファンデーションも、キレイに落とせました。
角栓汚れも小さく目立たなくなっていますね。(※上の写真参照)
3.洗浄後のうるおい度
3つ目の解析項目は、「洗浄後のうるおい度」です。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルで顔全体のメイクを洗い落とし、そのまま何もつけずに5分放置しました。
5分後の肌の水分・油分量は、【水分:19% 油分:34%】でした。(※上の写真左参照)
成分解析での推測通り、やや脱脂力が強めですね。
その後、化粧水のみで肌を保湿すると、【水分:37% 油分:33%】に落ち着きました。(※上の写真右参照)
数時間後は、クリームを塗るまではないものの、頬のカサつきと唇の乾燥が気になりました。
4.肌への残留性
4つ目の解析項目は、「肌への残留性」です。
透明のプレートにシュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルを塗ります。
その後、少量の水を混ぜて乳化し、ぬるま湯で洗い流します。
すると…
上の写真(右)のように、少量ですが油分の残留が確認できました。(※上の写真参照)
ニキビや吹き出物が出来やすい方・アトピー肌の方はサッと洗顔料で顔を洗った方が良いかもしれません。
5.使用感
5つ目の解析項目は、「使用感」です。
ゆにこが実際に使った使用感をレポートしていきます。
まず…
テクスチャーは、サラサラとしたベタつきの少ないオイルです。
香りはゼラニウムが強めで、ほんのり香ります。
上から、口紅・アイシャドウ・アイライナー・アイブロウにクレンジングオイルをなじませていきます。
10秒ほどクルクルなじませた時点で、口紅とアイシャドウはオイルと混ざって完全に浮き上がりましたが…
アイライナーとアイブロウは、20秒ほどかかりました。
今回は乾いた手で使いましたが、アイライナーとアイブロウはメイクが浮くまで少々時間がかかりました。
しっかり乳化して洗い流すと…
各種メイク汚れはスッキリ落ちています。
W洗顔をしなくても、ヌルヌルとした油膜感は少なかったです。
ただ、洗いあがりは肌がしっとりとしていますが、しばらく経過するとややツッパリ感がありました。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの総合評価
総合得点 | 78 /100点中 |
肌への優しさ | A⁻ | リナロールほか香料だけ△ |
洗浄後のうるおい | A⁻ | やや肌のつっぱり感あり |
メイク落ち | A⁺ | 濃いアイメイクもスッキリオフ◎ |
コスパ | B⁻ | 成分構成に対してやや高め△ |
使用感 | A⁺ | W洗顔不要でもベタつきなし◎ |
※S>A>B>C>Dで評価します。最高がS⁺、最低がD⁻です。
こんな方におすすめ
- 普通肌~オイリー肌の方
- 皮脂分泌が多い20代~30代前半の方
- 普段しっかりメイクをする方
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの口コミ
ここからは、シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルについて、ネット上の良い口コミ・悪い口コミをまとめました。
主に、@コスメやLIPS、Amazon、楽天市場、Instagram、Twitterを参考にしています。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの良い口コミ
でもこの値段でこのクオリティでオイルクレンジング派なら買い🥰
ただわたしはやはりクレンジング界の1番はシュウウエムラのアルティム8じゃな— Sayuri (@Sayuri_Biyou122) May 27, 2021
シュウウエムラのクレンジングまじでいい!
角栓取れたし洗顔いらないし— おたけび (@Mochimochi2016) May 28, 2021
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルの悪い口コミ
前述したように、シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルは、エステル油がベースになっていますので、それなりに脱脂力は強いです。
もともと肌が乾燥している方、インナードライ肌(乾燥性脂性肌)の方はより脱脂力が穏やかなクレンジングが良いでしょう。
- Amazon 口コミ評価:4.3/5.0 562件
- 楽天市場 口コミ評価:4.56/5.0 619件
- @コスメ 口コミ評価:5.8/7.0 10,577件
※上の評価は、2023年8月のものです。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルを最安値で買うには?
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイルは、2021年現在Amazonでの購入が最安値となっています。(※容量450mlを比較)
購入先 | 本体450ml(税込) | 送料 | 合計(税込) |
公式 | 14,300円 | 送料無料※ | 14,300円 |
Amazon | 10,379円 | 送料無料 | 10,379円 ←★最安値 |
楽天市場 | 10,743円 | 送料無料 | 10,743円 |
※公式サイトは、7,700円以上の購入で送料無料
メーカーの商品説明
カシミヤ肌へ導く至福のテクスチャー。
潤いと透明感を感じる洗いあがり。終わりなき美しさに挑み、しなやかで、なめらかな肌へ。
自然由来成分98%、日本つばきのカメリアオイルを配合。
皮脂と同じ成分であるオレイン酸を豊富に含む、カシミヤ テクスチャーは肌に自然になじみ、なめらかで心地よい洗い上がり。
引用:シュウウエムラ公式通販サイトより
まとめ
ここまで、「シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル」について、元化粧品開発担当ゆにこが成分解析をしてきました。
「シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル」は、メイク落ちの良さと洗浄後のうるおいに定評があるクレンジングです。
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