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Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクのクレンジング力(メイク落ち)を検証したり…
洗浄後のうるおい度や肌への残留性など、徹底的に解析しています。
目次
Supmile(サプミーレ)ってどんなブランド?
Supmile(サプミーレ)は、化粧品OEM会社R.B.G㈱が作ったナチュラル・オーガニック化粧品ブランドです。
合成防腐剤は使用せず、製造から3ヵ月以内のフレッシュな商品だけを販売しています。
サプミーレは完全無添加
「合成防腐剤」「石油系合成界面活性剤」「パラベン」「タール色素」「合成着色料」「合成香料」「エタノール」は使用していません。
無添加と表示されているものにも、化学物質が入っている場合があります。
エキスを抽出する際に使う溶剤や原料に含まれる防腐剤、原料から持ち越した微量の成分などは表示義務がないためです。
サプミーレは、原料から徹底して化学物質を一切使用せず完全無添加で製品をお作りしています。引用:Supmile(サプミーレ)公式より
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの解析
- 肌への優しさ(成分解析)
- クレンジング力(メイク落ち)
- 洗浄後のうるおい度
- 肌への残留性
- 使用感
ひとつずつ、みていきましょう。
1.肌への優しさ(成分解析)
まず、解析項目1つ目は「肌への優しさ(成分解析)」です。
全成分から肌への刺激性などを解析し、肌への優しさを検証します。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの全成分は、以下の通りです。
商品名 | Supmile(サプミーレ)クレンジングミルク |
タイプ | 乳液 |
備考 | W洗顔不要、濡れた手NG、ボディクリームとしても使用可 |
全成分表示 | 水、コメヌカ油、ヒマワリ種子油、グリセリン、イソステアリン酸ポリグリセリル-10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、ゴヨウマツ種子油、アルガニアスピノサ核油、カプロイルプロリンNa、クエン酸、トコフェロール、キサンタンガム |
※全成分表示の色付きがベース成分:オレンジ→油性成分 ブルー→水性成分 むらさき→界面活性剤
まず…
どのジャンルの商品にも共通しますが、成分解析はメインのベース成分をみます。
上の全成分表示で色が付いている成分が、ベース成分(※予想)です。
クレンジングの成分解析ポイントは、いかに肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるかです。
肌のうるおいを残しながらメイクを落とせるか
一般的な乳液タイプのクレンジングは、以下のような成分構成になっています。
このように、乳液タイプのクレンジングは水と水性成分の割合が多いため、オイルタイプと比較して洗浄力・脱脂力がとても穏やかです。
そのため、クレンジングジャンルの中で、肌への負担が最も少ないです。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの全成分表示をみると、水の次に「コメヌカ油」「ヒマワリ種子油」の記載があります。
つまり、油性成分の配合量が割合多いということ。
水性成分が多いものよりメイク落ちが期待できます。
しかも、ミネラルオイルなどの炭化水素油ではなく、「コメヌカ油」「ヒマワリ種子油」。どちらも植物油脂です。
乳化剤としてクレンジングミルクに配合される界面活性剤は、非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)です。
界面活性剤をすべてまとめて、「刺激が強い!肌に悪い!」とする誤った情報をよく見かけますが…
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクに配合されている界面活性剤は、「イソステアリン酸ポリグリセリル-10」と「ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10」です。
どちらも多価アルコールに分類される、非イオン(ノニオン)界面活性剤で、乳化剤として配合されています。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、「水+油性成分+水性成分+界面活性剤」という成分構成になっていますね。
「水+油性成分+水性成分」をきれいに混ぜ合わせて乳液状にし、水で洗い流せるようにしているのが、非イオン界面活性剤の役割です。
「イソステアリン酸ポリグリセリル-10」と「ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10」は、肌への刺激性もほとんどありません。
[st-kaiwa3]はい!「界面活性剤には種類があって、種類ごとに刺激性や役割が違う」ことを、しっかり覚えておきましょう![/st-kaiwa3]
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、ベースの水性成分として「グリセリン」と「ペンチレングリコール」を配合しています。
「グリセリン」は多価アルコールに分類される保湿剤で、多くの化粧品の水性基材として使われています。
一方の「ペンチレングリコール」は、同じく多価アルコールに分類される保湿成分で、高い抗菌性を持っています。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは防腐剤フリーなので、防腐目的も兼ねて「ペンチレングリコール」を配合していると思われます。
<水性基材の刺激性について>
水性基材 | 皮膚刺激性※1 | 目刺激性※2 |
エタノール | あり | あり |
DPG(ジプロピレングリコール) | まれに報告あり | 不明 |
PG(プロピレングリコール) | まれに報告あり | ほとんどなし |
ペンチレングリコール | ごくまれに報告あり | あり |
1,2-ヘキサンジオール | ほとんどなし | 重度 |
BG | ほとんどなし | ほとんどなし |
プロパンジオール | ほとんどなし | ほとんどなし |
グリセリン | ほとんどなし | ほとんどなし |
※1※2皮膚刺激性・目刺激性ともに、『化粧品成分オンライン』のデータを参考にしています。
さて…
メインのベース成分の解析はここまでですね。
そのほか、配合率が1%以下だと思われる成分として、植物油脂や安定化成分を配合しています。
「ゴヨウマツ種子油、アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)、カプロイルプロリンNa」は保湿成分です。
続く、「クエン酸、トコフェロール、キサンタンガム」は、製品の品質を保つための安定化成分です。
特に肌への刺激性がある成分は配合していませんので、ご安心ください。
2.クレンジング力(メイク落ち)
2つ目の解析項目は、「クレンジング力(メイク落ち)」です。
まず、口紅・アイシャドウ・アイライナー(ウォータープルーフ)・アイブロウを手の甲にたっぷり塗って、検証します。
今回は、濡らしたコットンにSupmile(サプミーレ)クレンジングミルクを適量だし、優しくなじませてふき取ります。
メモ
ミルクタイプのクレンジングは、濡らしたコットンを使ってメイク汚れをふき取る方法がお勧めです。
クレンジング力の穏やかなミルクタイプは、そのままメイクになじませて洗い流そうとしても、なかなか落とせないからです。
濡らしたコットンを利用すれば、メイク汚れがコットンに移り、ミルクタイプでもしっかりオフできます。
10秒ほどコットンでクルクルなじませると、メイク汚れがコットンに移り、メイク汚れが見えなくなります。
その後、新しいコットンを水で濡らしてふき取ると…
上の写真のように、ほとんどのメイクは落ちていますが、アイライナーとアイブロウが薄っすらと残りました。
次は、ウォータープルーフタイプのマスカラで検証します。
ウォータープルーフマスカラをしっかり塗って乾かしたつけまつげに、濡らしたコットンに含ませたSupmile(サプミーレ)クレンジングミルクをなじませます。
まつげを挟むようにして優しくなじませて、ティッシュオフすると…
大半のマスカラはコットンでふき取れていましたが、毛先にこびりついたマスカラは残りました。
最後は、顔に塗ったファンデーションと角栓汚れで検証します。
パウダーファンデーションを塗って数時間経過した小鼻に、濡らしたコットンに含ませたSupmile(サプミーレ)クレンジングミルクをなじませます。
そして優しくコットンでふき取ると…
見た目にはファンデーションが全て落ちているように見えました。
が、マイクロスコープで確認すると、角栓とその周りにくっついたファンデーションが微量残っていました。
3.洗浄後のうるおい度
3つ目の解析項目は、「洗浄後のうるおい度」です。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクをコットンに出してメイク汚れをふき取った後、5分放置しました。
5分後の肌の水分・油分量は、【水分:34% 油分:39%】でした。
やはり、ミルクタイプはクレンジング力が弱い分、肌のうるおいはしっかり守れますね。
さらにこのSupmile(サプミーレ)は、植物油脂がベースになっていますので、より保湿性が高いです。
その後、化粧水のみで肌を保湿すると、【水分:43% 油分:25%】に落ち着きました。
かなりのうるおい度ですね!
4.肌への残留性
4つ目の解析項目は、「肌への残留性」です。
透明のプレートにSupmile(サプミーレ)クレンジングミルクを塗ります。
その後、少量の水を混ぜて乳化し、ぬるま湯で洗い流します。
すると…
右の写真を見てわかるように、クレンジング剤の油分は全く残留していません。
ミルクタイプはオイルタイプに比べて、肌に残留しにくく、水で簡単に洗い流せます。
ニキビができやすい方やアレルギー肌の方にもお勧めです。
5.使用感
5つ目の解析項目は、「使用感」です。
ゆにこが実際に使った使用感をレポートしていきます。
まず…
テクスチャーは、サラっとしたベタつき感の少ないミルクです。
私はメイク落ちの観点から、ミルクタイプは濡らしたコットンに取り出して、ふき取ります。
(コットンを使わないと、ミルクタイプはなじませてもメイクが浮きにくいからです。)
香りはほとんどなく、原料のにおいが薄っすらするかな?くらいですね。
上から、口紅・アイシャドウ・アイライナー・アイブロウになじませていきます。
10秒ほどクルクルとなじませると、ほとんどのメイクはコットンに移りました。
ややウォータープルーフアイライナーとアイブロウは薄っすら残りましたが、薄いアイメイクならこの方法でキレイに落とせるかと思います。
最後に肌に残ったクレンジング剤を水で濡らした新しいコットンでふき取ると…
かなりしっとりとした仕上がりです。
お湯で洗い流していない分、水分もしっかり肌に残っている感じですね。
なお、クレンジングミルクの量は惜しまず多めに使ってください。
1回の使用量が少ないと、コットンの摩擦で肌に負担がかかるからです。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの総合評価
総合得点 | 82 /100点中 |
肌への優しさ | A⁺ | ペンチレングリコールのみ△ |
洗浄後のうるおい | S⁺ | 油脂ベース×乳液タイプは最高クラスのうるおい度◎ |
メイク落ち | B⁺ | 濃いアイメイクは残ります△ |
コスパ | A⁺ | 1本120mlと容量多め◎ |
使用感 | A⁺ | W洗顔不要でもベタつきなし◎ |
※S>A>B>C>Dで評価します。最高がS⁺、最低がD⁻です。
こんな方におすすめ
- 乾燥肌・インナードライ肌の方
- 皮脂分泌が減り始める30代以降の方(特に40代・50代~)
- 薄いメイク・ナチュラルメイク派の方
[st-kaiwa3]ミネラルファンデなら、すっきり落とせますよ!ちなみに、Supmile(サプミーレ)は私も愛用しているのですが、ぜひW洗顔はせずに使ってください。[/st-kaiwa3]
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルク おすすめの使い方
私の場合、ベースメイクはミネラルファンデーションだけを使っていますが、アイメイクはアイシャドウ、アイライン、マスカラとしっかりめにしています。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、乳液タイプの中ではメイク落ちも良好な方ですが、濃いメイクを簡単に落とすほどのクレンジング力はありません。
特にウォータープルーフやティントタイプのメイクは、先に専用リムーバーやオイルでオフしてから使ってください。
※アイメイク専用リムーバーは、とても脱脂力が強いです。
長く使っていると目尻のシワを作る原因にもなりますので、ウォータープルーフやティントタイプはなるべく避けるか、使う頻度を減らした方が肌への負担は軽減されます。
私は、先にアルガンオイルを使ってアイメイクをオフしています。
アルガンオイルは植物油脂の中でも酸化しにくく、肌への浸透性も高いのが特徴です。
保湿用のアルガンオイルですが、私はアイメイクをオフするときも使っています。
ベースメイクでコンシーラーや日焼け止めを使っているときも、先にアルガンオイルで軽くなじませてティッシュオフしてから使うと良いです。
ちなみに…より肌のうるおいを残すために、私はお湯で洗い流さず、濡らしたコットンに適量Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクをだしてふき取っています。
その後も洗顔はせずに、最後は水で濡らしたコットンでクレンジングをすべてふき取るようにしています。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの口コミ
ここからは、Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクについて、ネット上の良い口コミ・悪い口コミをまとめました。
主に、@コスメやLIPS、Amazon、楽天市場、Instagram、Twitterを参考にしています。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの良い口コミ
肌にとってもやさしいクレンジング。洗い上がりのつっぱり感はゼロ。
自然の恵みをたっぷりと詰め込んだ天然由来成分100%スキンケアで、メイクと落としだけじゃなくボディクリームとしても使えちゃいます。#サプミーレ #Supmile #オーガニックコスメ #ナチュラルコスメ #エタノールフリー pic.twitter.com/6poGw5OWmd— みか (@mikalove0702) January 28, 2021
メイクはしっかり落としつつ、肌のうるおいが残っている感じ!
やさしく丁寧にケアしたい方にオススメ☺️✨#サプミーレ#クレンジング#オーガニックコスメ#ナチュラルコスメ#エタノールフリー pic.twitter.com/vMb22MTqZv
— るりは (@ruri___051) January 24, 2021
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクの悪い口コミ
前述したように、マスカラやアイラインなどのアイメイクは、事前にアルガンオイルでオフしておくのがお勧めです。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクを最安値で買うには?
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、2021年現在公式サイトの定期購入が最安値となっています。
購入先 | 本体(税込) | 送料 | 合計(税込) |
公式(定期購入) | 2,838円 | 送料無料 | 3,027円 ←★最安値 |
公式(通常購入) | 3,520円 | 500円※ | 4,020円 |
Amazon | 3,300円 | 送料無料 | 3,300円 |
楽天市場 | 3,300円 | 送料無料 | 3,300円 |
※公式サイト(通常購入)は、5,000円以上の購入で送料無料
ちなみに…Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、お試し用のトライアルセットがあります。
敏感肌の方は、トライアルセットで試してからのご購入がおすすめです。
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メーカーの商品説明
コメヌカ油をメインとした贅沢なクレンジングミルク。 ゴヨウマツ種子油やアルガンオイルが肌の潤いを守りながらメイクと毛穴の汚れを落とします。
乾燥が気になる肌をしっとりと洗い上げるエモリエント+保湿成分が98%の贅沢なクレンジングです。植物由来成分のみなので、スネやかかと・ひじ等のボディクリームとしても使える優れものです☆
※サプミーレは全製品「動物実験」を行っておりません。
まとめ
ここまで、Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクについて、元化粧品開発担当ゆにこが成分解析をしてきました。
Supmile(サプミーレ)クレンジングミルクは、肌のうるおいをたっぷり残せる、乾燥肌にイチオシのクレンジングです。
特に、皮脂の分泌量が減る30代・40代・50代の方におススメですよ。
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