スキンリファインクリニック広尾ブログ

【警告】 お顔の脂肪溶解注射を安易に行わないでください!!

2015/03/28

LINEで送る

 

こんにちは。

スキンリファインクリニック広尾、院長の橋本です。

 

headLogo

 

 

ここ1年程前から、 「顔の脂肪溶解注射」 というメニューが様々な美容系クリニックのホームページに目立つようになりました。 ちょっとしたブームのような感じです。その影響もあって、お客様からの問い合わせも多くいただくようになりました。

 

しかし、「お顔の脂肪溶解注射ブーム」 はさまざまな弊害を起こし始めているのが現状です。皆様への注意喚起という意味でも、この現状を公開する必要性を感じますので、今回はあえてこの話題に触れたいと思います。

 

そもそもなぜ今さら、お顔の脂肪溶解注射がちょっとしたブームになっているのでしょうか。 脂肪溶解注射という治療が、これまでどういう位置づけで行われてきたかを知る必要があります。

 

これまでの主流だった脂肪溶解注射の主な成分はPPCという成分でした。20年ほど前から日本で出回り始めた歴史ある成分です。改良が進んで、様々な成分が添加された製品が何種類も流通しておりますが、主成分は一緒です。

 

この脂肪溶解注射。 「あんまり効果ない」 といった意見や、 「少しは効果あったかな」 という意見。 「すごくよく効いた」 という意見まで様々です。美容外科医や美容皮膚科医など、脂肪溶解注射をメニューとしておいている医師のなかでも使った印象は同様に真っ二つに分かれている印象です。

 

つまり、「脂肪溶解注射ってあんまり効かないよね?」 といっている先生もいれば、「脂肪溶解注射は結構効くよ」 とおっしゃっている先生もいるというのが現状です。

 

私の考えは後者です。 結構効きます。

 

「脂肪溶解注射はしっかりと効果を感じる、効果の出るウチ方をすれば、高い効果を実感する治療。満足度もとても高い治療」 だと思っています。 つまり、お薬自体にしっかりと脂肪を溶解する能力はありますが、注射のウチ方が重要ですということです。

 

「脂肪溶解注射がうまい先生ってどういう先生ですか?」 と聞かれたら私はこう答えると思います。

 

「脂肪吸引手術が上手な先生は間違いなく、脂肪溶解注射の満足度も高い」

 

 

私も美容外科専門医ですので、脂肪吸引手術も多数の経験があります。その経験から感じることは、脂肪吸引というのはドクターによって仕上がりの精度のばらつきがとても高い手術だということです。

 

脂肪の性質の違いを理解して、根こそぎ吸ってよい部分と、絶対に手をつけてはいけない部分はもちろん熟知していなければなりません。 脂肪の層を、密度も深さも均一に吸引する基本的な技術を習得するのにも、相当な経験を要します。 そして、そのうえでさらに重要なことは、全体のバランスを見ながらデザインするデザイン能力(センス)です。

 

つまり、脂肪吸引手術は『それなりの仕上がり』ではなく、『上質な仕上がり』 を追求するとなると、ドクター側にとても高度な知識と経験、センスがそろわないと成立しません。それほど、ボディデザインの美容医療というのは、美容外科のなかでも難易度の高い、奥の深い治療です。

 

全く同じ、ボディデザインの美容医療であるにもかかわらず、脂肪溶解注射はあまりに安易にさまざまなドクターが手を出している印象があります。

 「どうせそんなに効果でない治療だから、とりあえず打ってみればいい。大きな問題にはならない。」 と軽い感覚で治療を行っている医師がいるのも残念ながら事実です。 効果の出るしっかりとしたウチ方ができていないのが、逆に救いだったとしかいいようがありません。

 

脂肪吸引の手術経験があれば、注射で打つべき層、深さ、最適な位置は指先の感覚的に自然とわかります。最も効果のでるウチ方が可能です。減らしてよい部位や減らしてはいけない部位は、脂肪吸引前のデザインともちろん共通しています。

 

「脂肪吸引の仕上がりが綺麗なドクターは、脂肪溶解注射をやらせても満足度が高い」 これは当然なことです。

 

 

さてそこで、ここ1年程で流行し始めている、「お顔用の脂肪溶解注射製剤」 の登場です。

 

これまでの脂肪溶解注射は、お顔に打つと、とんでもなく腫れました。 腫れなどのダウンタイムがでる期間がいやなので、脂肪吸引ではなく脂肪溶解注射を選択するわけですが、これでは全く意味がありません。 そのため、お顔に脂肪溶解注射をやりたいという方でも、お話しの上で「そうなんですか・・・、残念」 とお顔の脂肪溶解注射はあきらめているという状態でした。

 

こんな中でではじめたのが、「お顔用の腫れない脂肪溶解注射」 と呼ばれる製品たちです。 韓国製やスペイン製などがあります。

医療系ハーブ原料とうたっており、正直、原理はよくわかりませんが、これまでの経験ですと従来までの脂肪溶解注射よりは効果はやや劣る印象ですが、確かに腫れは少ないです。 効果はこれまでのものより劣るとはいえ、腫れないというメリットによって、これまでできなかった顔が治療できるようになったという点は大きいと思います。

お顔の脂肪は体の脂肪の量と比べると、とてもわずかな量です。太ももの脂肪吸引では2000ccや3000ccなどの吸引量は普通ですが、お顔の場合は脂肪吸引を行ったとしても数十cc~多くても数百ccというまさに桁違いです。

 

お顔はこれほどわずかなボリュームの変化だけでも、顔の形の変化がはっきりとわかる場所です。 だからこそ、一回当たりの変化がわずかな注射でも、繰り返しやることで、しっかりとした変化までだせるようになっている。 これがブームの背景だと思います。

 

これまで、腫れる製剤しかなかった時代には、やりたかったけどやれなかった人たち。 その人たちが「腫れないのであればやりたい」と、興味を示していて需要は急増しています。 そこに来て 「腫れない顔の脂肪溶解注射」 の製品を輸入販売している業者による、医師への売り込みもさかんになっています。

 

このような状況の中、これまでにボディデザインの治療の経験のない医師やお顔の脂肪吸引の経験のない医師が安易にこの治療に手を出すケースが増えている印象です。

 

その結果、私どものクリニックに来院される方の中でも、 

 

「他院で顔の脂肪溶解注射を勧められてやったら変になった」

「左右がバランスがおかしくなった」

「余計にたるんだ」

「やせこけてしまった」 

「たるみが治るといわれてやったが、余計に老けた」  というように、その被害相談の件数がここ数カ月で特に急増しています。 

 

お顔のデザインももちろん重要です。 ボリュームを取った方がいい場所と、取ってしまうと逆に老けてしまう場所。 印象の悪くなる場所というのが存在します。体と比べて、脂肪の層は薄いため、体よりもより繊細な注入技術を要します。

 

基本的な知識の不足ばかりでなく、そもそも適応のない人にまで打たれていると感じるケースもあります。

 

一旦減ってしまったボリュームは基本的には戻りません。治療を受ける際には、クリニック選びは慎重にしてください。

 

先ほど言ったように、お顔はわずかな脂肪の減少で印象が大きく変わる場所。 脂肪の量が多い、からだでは未熟な技術者による処置でも被害はわかりにくかったですが、お顔ですと目に見えてわかります。

 

「これまでの腫れが抑えられた、お顔用の脂肪溶解製剤が登場」 これにより一気に需要が高まっているこの治療。 それを使いこなす技術者は圧倒的に不足しているといっていいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

スキンリファインクリニック広尾  
http://skinrefine.jp

ドクター直通無料メール相談はこちら
skinrefine.ht@gmail.com

ご予約フリーダイヤル 
0120-440-138 

 

 

LINEで送る

  • 美ST美容医療ドクター大賞
メディア掲載実績

銀座の美容皮膚科
スキンリファインクリニック銀座

〒104-0061
東京都中央区銀座4-2-12 銀座クリスタルビル5F

銀座駅B10出口から徒歩約0分、有楽町駅A0(東側)出口から徒歩約1分、

日比谷駅A1出口から徒歩約2分 銀座・数寄屋橋交差点 不二家の看板が目印のビル アクセス方法はこちら

tel 0120-661-062


広尾の美容皮膚科
スキンリファインクリニック広尾

〒106-0047
東京都港区南麻布5-15-27 広尾リープレックスビズ9F

広尾駅徒歩1分 アクセス方法はこちら

tel 0120-440-138


吉祥寺の美容皮膚科
スキンリファインクリニック

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町1-12-9 Belle Blanc吉祥寺3F

吉祥寺駅北口徒歩5分 ヨドバシカメラ蓮向かい、西友の隣のビルの3F アクセス方法はこちら

tel 0120-556-595