教えてドクター!美容医療現場の裏話

海外での美容外科手術の抜糸 を国内クリニックが断る理由

2017/11/11

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こんにちは

スキンリファインクリニック広尾、院長の橋本です。

 

メールでのお問い合わせで多いものとして「韓国で美容外科手術を行ったので抜糸をお願いできますか?」のように、海外での美容外科手術後の抜糸のご依頼がございます。

ネット上では『抜糸難民』とも言われているようで、海外で手術してきた傷の抜糸の処置を日本国内で受け付けてくれるところが見つからずに困っていらっしゃる方が思いのほか多いようです。

 

どうして日本国内のクリニックは抜糸を受け付けないのか についてお話したいと思います。

 

まず、基本的に以下のような背景が存在します。

①外科医は他の医師が縫合した傷の抜糸を基本的にしたくない。

②どうしても他の医師が縫合した傷を抜糸しなければならない場合には、『〇月〇日に抜糸可能』という見解を縫合した医師から直接ききたい。

③他院の抜糸をしなければならない場合には、縫合した医師は自分が知っている医師の方がよい(信用できる)。

④どんな術式で、どのような素材の糸で縫合されているのかの情報が抜糸の際には欲しい。

 

単純に縫合といっても様々な縫い方があります。ドクターそれぞれの微妙な癖もあります。

深い部分を吸収糸という溶ける糸でピッタリと引き寄せてから、浅い部分を細かく縫うのが美容外科的には基本中の基本です。しかし、深い部分を吸収糸で縫われていないケースもあれば、縫われていたとしてもいまいち引き寄せ切れていないケースもあります。

表面を縫っている糸の縫い方も粗かったり、ピッタリと傷があっておらずに段差になっているようなケースもあります。

また、Z形成やW形成などの特殊な局所非弁という傷の縫合がされているケースもありますし、骨切りの手術では口腔内に吸収糸で縫合されている場合もあれば吸収されない糸で縫合されている場合もあります。

さらに粘膜の縫合は腫れによって糸が食い込んで見えないこともあり、術後の状態をみただけでは手術を行った医師でないとどこに糸が存在するのかわからない状態の場合もあります。

 

「海外での美容外科手術後の抜糸をしてください」

というご依頼があった場合、一体どのような手術を行って、どのような縫われ方をしているのかがわからない状態で通常は安易にお引き受けすることはできない理由はそこにあります。

 

「手術した先生は〇月〇日以降であれば抜糸してよいと言っていました」と口頭で伝えられても、本当にその先生の技術が確かなのかもわかりませんし、最悪の場合には傷口が化膿していたり、指定された抜糸の日に抜糸したところ傷がまだくっついておらずににパックリと開いてしまうようなこともありえます。縫合した皮膚の血流が悪くなっていて部分的に壊死しているようなケースもあります。

 

手術というのは術後の経過も含めて手術した医師がしっかりと見ていくことが基本中の基本です。自分が縫合した傷後の経過に関してはその傷を毎回作っている医師本人が一番知っているのです。

 

しかしながら、日本国内で他院に抜糸を依頼することがないわけではありません。例えば、旅行中の人がケガをして傷口を縫合したとします。抜糸の日まで旅行先にいない場合には自宅近くの医師へ抜糸をお願いしなければなりません。

その場合にはその近所の先生宛に、「体のどの部分に、どのような処置を行い、どのような糸を使って何針どのような縫い方で縫合しているか。〇月〇日以降には感染などの合併症を生じなければ抜糸可能となる見込み」そのような見解をしっかりと記載した紹介状を患者様に持参してもらいます。

医療機関の先生から紹介状付きで丁寧に抜糸の依頼があるというのが日本国内での医者の間での礼儀です。海外からの紹介状には言語の問題もありこのやりとりがどうしても不十分になります。

 

当院ではアジア最大の骨格手術専門病院の id美容外科 と業務提携契約を締結し、術前の日本国内でのカウンセリングと現地での手術。そして早期帰国後の当院での抜糸という協力体制を構築して、高い評価を頂いております。

日本国内で抜糸を行う場合には、id美容外科からどのような術式で、どこに傷が何センチ作ってあり、どのような縫い方でどのような素材の糸を使用しているのかなど、詳細な患者様情報を情報を頂き、共有しています。

id美容外科での手術も実際に見ておりますし、id美容外科の医師とも数多くのミーティングを行っておりますので誰がどのような手術でどのような縫い方をするのかも熟知しているから安心して国内での抜糸までお引き受けできております。また、傷口が化膿している場合などの適切な対処方法も執刀医と綿密に連携をとって対応できます。

 

なかには3万円や5万円などの高額な料金を支払うことで抜糸を引き受けている国内美容クリニックがあるようですが、「抜糸して何かあった場合には当院は責任を持ちません」というような誓約書を書かせているクリニックもあるそうです。このような無責任な対応は当院ではできませんので、業務提携先のid美容外科以外からの海外手術の抜糸はお断りしているのが現状です。

 

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