唇のホクロ、実は「シミ」かも?|口唇メラノーシスとホクロの違い
今回はいつもより短めのコラムを書きます。
「唇のホクロを取りたい」とご相談を受けることが時々あるのですが、私の経験上、多くの場合はホクロではなくメラノーシス(シミの一種)です。
比較をまとめましたが専門的なので、イメージ画像以外は読まなくてOKです。

この診断は極めて重要です。
ホクロと診断すれば治療は切除か蒸散(レーザーや電気メスで削る)になりますが、メラノーシスの診断ならシミ取りレーザーで治療できるからです。
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ホクロと診断された場合、治療を行うクリニックは比較的限られています。
唇は良く動きますし丸みがありますから、もし陥没を起こしてしまうとかなり目立ってしまいます。合併症およびトラブルに発展する可能性も高くなるため、治療対象としていないことが多いと思われます。
一方メラノーシス(シミ)と診断された場合にはピコレーザーやQスイッチレーザーで治療が可能です。
この場合もノーリスクというわけではありませんが、治療への反応は良好なことが多く、合併症も存在するものの陥没することは極めて稀です。
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見た目にぷっくりと半球状であればホクロのことが多く、平坦で複数ある場合にはメラノーシスのことが多いです。
(他にも鑑別はありますが、多くはこの2つですね)
重要なのは治療の反応が良くリスクが比較的低いメラノーシスをしっかり見極めてあげることです。これをホクロと誤診してしまうと、「短期で治療効果を得られたはずの人がずっと悩み続ける」という結果を招くからです。
もしくは誤診したままホクロ切除(もしくは蒸散)を受けた場合も問題です。
メラノーシスだとしても切除すれば消えますが、背負わなくてよいリスクを背負わせることになります。
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最後にメラノーシスに対するレーザー治療の合併症を確認して終わります。

特に問題となるのは色素脱失でしょうか。
「メラノーシスの治療には成功したが、むしろ色が抜けてしまった」
というパターンです。
今まで私は経験がありませんが、特に強すぎる照射で起きやすいとされています。
それを考えると一回で取り切ることも大事ですが、複数回必要かもしれないとお伝えした上でより安全な照射を行うことも大切です。
また、口唇特有のものとして口唇ヘルペスの再燃があります。
これは元々口唇ヘルペスの既往がある方にレーザーで炎症を起こすことで、再燃してしまうものです。多くはストレスなどで再燃するものですが、物理的な刺激で起こることもあります。
口唇ヘルペスの既往がある場合には再燃リスクを慎重に適応を検討し、治療後にもし出てしまったら早期に治療を行うことが大切です。
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今回は以上となります。
唇のホクロかシミでお悩みの方は一度ご相談頂くと、シミ取りレーザーで治療可能かもしれません。
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