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ニキビの種類で治療が異なる美容皮膚科の正しいニキビ治療

1,ニキビの種類とその特徴

ニキビとは一言でいうと『毛穴の詰まり』です。

思春期のニキビ、大人ニキビ、どちらも本質は同じ毛穴の詰まりによって起こります。毛穴で起きている事実は一緒ですが、それに至る経過や、治療法、対処法が全く異なりますので注意が必要です。

ステージによる分類

ニキビ初期の白ニキビ

黒ニキビ

白・黒ニキビが炎症を起こすと赤ニキビに

赤ニキビの炎症がはげしくなると黄ニキビ

年齢・年代による分類

思春期ニキビ

大人ニキビ

2,ニキビを治す美容皮膚科のニキビ治療

皮脂の過剰分泌による思春期ニキビも、生活習慣やストレスなどさまざまな原因が考えられる大人ニキビも、初期段階で診察をうけて正しい治療をうけることが最も大切です。

炎症を起こしてしまっている場合には、できるだけ早く適切な治療を受け、早く治し、繰り返しこじらせないことが、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡になることを防ぐために重要です。

当院では、皮膚の新陳代謝の乱れの改善、皮脂の過剰分泌の抑制、肌質改善やアクネ菌、常在菌のバランス改善など、症状に合わせて最適な治療をご提案いたします。

スキンリファインクリニックのニキビ治療の種類

以下の施術は、ニキビになる前に受けていただく施術としてもご紹介しています。

施術名 メリット デメリット
ハイドラフェイシャル 角質層のピーリング
皮膚表面の洗浄
シミ・くすみの改善
毛穴つまりの解消
特になし
ダーマペン4 肌の再生、肌質改善
毛穴縮小、
こじわ、ちりめんじわの改善
毛穴つまりの改善
色素沈着の改善
ニキビ跡の改善
当日は赤みとむくみ
乾燥
プラズマフェイシャル 肌のターンオーバー促進
アクネ菌を含む常在菌叢の改善
しわ、ちりめんじわの改善
毛穴縮小
ニキビ跡の改善
まれに施術後の一時的な色素沈着
乾燥

上記のほか、内服や外用による治療もあります。

3,ニキビができる原因

ニキビの原因は大きく4種類に分類されます。

皮膚の代謝の乱れによるニキビ

皮膚の一番表面を表皮と言います。表皮は約28日周期で入れ替わる新陳代謝・ターンオーバーを日々繰り返しています。(ターンオーバーは加齢により延長します)

表皮が常に規則正しく新陳代謝を繰り返していれば、肌にトラブルは現れません。ニキビになってしまうのは毛穴周辺、毛包漏斗部と言われる部分の新陳代謝の異常、角化異常が主な原因と考えられています。

毛穴の内部には皮脂腺と呼ばれる皮脂の工場があり、そこで分泌される皮脂を中心とした様々な天然の保湿因子により、皮脂膜という皮膚全体を覆う保護膜が形成され、皮膚表面の乾燥や様々なトラブルを防いでいます。

角化異常によって毛穴が詰まると出口を失った皮脂が毛穴の中に蓄積し、面皰(白ニキビ)を形成します。毛穴が詰まるという言葉から、汚れやメイクの残りが出口をふさいでいるとイメージする方が多く、洗顔をし過ぎてしまう方もありますが、この方法は誤ったものです。実際には毛穴は塞がっているのではなく、角化異常(角質が増えすぎている)によって閉じてしまっている状態です。

洗顔をしても、この毛穴出口が閉じている状態が改善されることはありません。洗顔をし過ぎると、皮膚表面の皮脂や天然の保湿因子は減少しますので、皮脂腺は乾燥を改善するため余計に皮脂を分泌しようと活発に働いてしまいます。

つまり、過剰な洗顔は効果がないばかりでなく、乾燥を招き、皮脂分泌を増加させているのに角化異常は改善されないという悪循環を助長してしまいます。

毛穴が閉じてしまうのは、ターンオーバーの乱れ。スムーズに角質細胞が入れ替わることができず、蓄積してしまい、角質層が肥厚(厚くなる)してしまうことが原因です。

皮脂の過剰分泌によるニキビ

皮脂分泌が多いことと、ニキビのできやすさには関連があると言われています。
しかし、脂性肌の人がすべてニキビができやすいという事はありません。ニキビが重症になることに比例して、皮脂分泌が増加することが報告されています。
思春期ニキビにおいては、この皮脂の分泌過剰を押さえていくことも重要な治療方針となります。

アクネ菌(皮脂の性質)の影響によるニキビ

ニキビ菌(アクネ菌)は正常な皮膚にも存在する皮膚常在菌です。ニキビ菌は通性嫌気性菌と言います。皮膚表面には様々な細菌が生息しており、以下の種類に分類されます。

ニキビ菌は通性菌ですから、酸素が豊富にある皮膚表面にも、酸素濃度が低い毛穴の奥にも棲んでいます。ニキビ菌はこの酸素のある・なしで性格が豹変します。酸素が豊富にある状態では汗や皮脂を分解し、プロピオン酸や脂肪酸等の酸を産生し、皮膚表面を弱酸性に保つことに一役買っています。皮膚表面を弱酸性に保つことは黄色ブドウ球菌などの悪玉菌の増殖を抑えてくれる働きがあります。また、グリセリンなどの保湿成分を生産し、天然の化粧水を作るような働きもしています。

ところが毛穴が閉塞して、無酸素状態となった環境においては、炎症を引き起こすCAMP因子というリパーゼ、ヒアルロニダーゼ等の酵素を産生し、面皰形成や毛包壁破壊などを引き起こします。

ホルモンバランス

思春期前の学童ではニキビはできません。毛穴が目立つこともなく、皮脂の分泌も実際殆どありません。第2次性徴期に性ホルモンの分泌が亢進することにより、はじめて皮脂腺の活動が活発になります。男性ホルモン、テストステロンが皮脂腺と密接に関係しており、ニキビ発症に関与しています。

ニキビにまつわる疑問

ニキビには男性の方がなりやすい?

ニキビのできやすさに男女比の差はありません。男性ホルモンは男性の場合、精巣で生産されます。女性の場合は副腎、卵巣からデヒドロエピアンドロステロンが分泌され、代謝を経て男性ホルモンに変換されます。

ニキビは不潔だからできる?

ニキビの原因は皮脂と角化異常による毛穴詰まりです。洗顔が不十分だったり、不潔だから生じると言う事はけっしてありません。洗顔を一日に何度もしたところで改善は見られません。
思春期ニキビでは気になって学校にいけない中高生もいますが、ニキビは皮膚病です。医療機関での治療が大切です。

生理周期とにきびは関係がある?

成人女性の場合には生理前になるとニキビが悪化するケースが多いです。これはホルモンバランスの影響をうけて、皮脂分泌が活発になるためと考えられます。生理不順、生理が来ない、などがある場合、婦人科疾患が隠れている場合もありますから、担当医師に相談してください。

4,失敗したくないニキビ治療

ニキビ治療には、保険診療でも可能な内服療法や軟膏療法など様々な治療法があります。10年ほど前に発売されたアダパレンは思春期ニキビ治療において画期的な薬剤でした。その後も保険適応の薬剤の種類は増えており、思春期ニキビの多くは保険診療で良好な治療効果を期待できます。

しかし、残念ながら20代以降の大人ニキビに対しての治療効果はあまり高くないのが現状です。
また、ニキビが治った後の赤みや色素沈着、クレーターなどのニキビ跡に対する効果的な治療は保険診療では難しいと言わざるを得ません。
ニキビが繰り返されると、ざ瘡瘢痕というでこぼこのニキビ跡が形成されます。もちろん、この状態を改善するのが美容皮膚科の治療になりますが、ざ瘡瘢痕となってしまう前に早くニキビを治すことがもっとも重要です。

ニキビは青春のシンボル、と言われることもあり、皮膚科での治療が必要な病気であると言う認識はいまだに低いと思われます。治療が難しくなる瘢痕化を生じる前にきちんと、正しい治療を行うことが重要です。

5,ニキビがなかなか治らない?やってはいけないことは?

ニキビを悪化させる生活習慣

ストレス

ストレスによりニキビができると言う方は多く、大人ニキビで特にあご周辺に出来る場合、ストレスニキビと呼ばれることもあるそうです。ストレスとニキビ発症の因果関係に関する研究は世界中で行われており、ストレスがニキビ悪化因子の一つであることは有力です。

ストレスを受けると視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(corticotropin-releasing hormone:CRH)が分泌され、その結果、下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモン(adrenocorticotropic hormone:ACTH)の分泌が促進されます。このホルモンの影響によりコルチゾールの分泌が上がりますが、この時、成人以降では副腎アンドロゲンの分泌も同時に促進されます。これらのホルモン受容体のシグナル伝達メカニズムの発端となるCRHを脂腺細胞自体が自己分泌していることが明らかになっています。つまり、心理的、身体的ストレス自体は勿論のこと、皮膚局所におけるストレスがニキビに影響することも考えられています。

触る・ひっかくなど

にきびが固くなったり、出っ張ったりしている場合、触れると気になり、つい触ってしまったり、膿や芯を出せば早く良くなると思い、潰したり、押したりする行為は少なくありません。
これらの行為は掻破行為、挫滅行為と呼ばれます。これらの行動はむしろ炎症を悪化させ、周辺の皮膚にもニキビを誘発し、2次感染を生じるなど悪循環を生むと考えられています。こういった行動は、ニキビ治療においてよくない行為だと自覚している方が多いですが、悪いとわかっていても、つい触ったりしてしまうことが多いようです。なるべく触らないように意識することも大切です。

睡眠

学生を対象とした、あるアンケート調査で、睡眠不足はニキビの悪化原因として、もっとも多い理由の一つだと言う結果が出ています。睡眠中に無意識に顔を触るなど、上記のCRHストレスホルモンシグナルが働いているとも推測されますが、他のアンケート調査においては、就寝時間や睡眠時間はニキビ発症に因果関係はないという報告もあります。直接的な因果関係は明らかでないとしても、十分な睡眠がない状況は悪化する要因と考えるのが妥当ですね。

食事

食事とニキビは古くから関連が示唆されており、チョコレートやナッツを食べるとニキビになる等の都市伝説も数多く聞かれますが、実際にはどう影響するのか最近の調査報告を見ていきましょう。

近年一般化している糖質制限ダイエット、糖質とニキビの関係

皮脂の主要成分はワックスエステル、スクワレン、トリグリセリドであり、このうちトリグリセリド(中性脂肪)がアクネ菌に分解されて生じる遊離脂肪酸が、ニキビの発症・悪化要因の一因と考えられています。
トリグリセリドは糖質の解糖エネルギーを利用して生合成されるため、糖質摂取は皮脂分泌を促進して、ニキビに悪影響を与えると想像できます。
近年、食事に際して、カロリー制限ではなく、含まれる糖質の量、そして血糖値の変動を考慮した食事指導が行われるようになってきています。血糖値上昇に注目した炭水化物(糖質)の質的評価の指標にグリセミック指数と言うものがあります。GI値が高い食品は食後すみやかに血糖値があがり、GI値が低い食品は血糖値の上昇が穏やかです。GI値が高い、すなわち、血糖値が早く上がる場合、インスリンの分泌が上がりやすくなります。インスリンは皮脂分泌を高める作用があるため、GI値が高い食品は避けたほうが良いと考えれるわけです。

ニキビがある人とない人を対象に、このGI値がニキビにどう影響するか、GI値を基準として食事(糖質)とニキビをめぐる研究は世界各国で行われており、複数報告されています。シンプルに高GI値は悪影響するという結果が出揃いそうなところですが、GI値はニキビに影響がない、つまり因果関係がないとする報告が多いです。もちろん高GI値の食事は悪影響を与えるという報告もでています。様々な調査が数十人単位の小規模な試験であり、もっと大規模な調査であったり、複数の調査結果が出るまで結論できない現状です。
ただし、糖尿病治療における食事指導がカロリーではなく、GI値を意識したものが増えて、成果を上げているように、ニキビの食生活指導においても、取り入れて良い食事法と考えます。

チョコレートは?

チョコレートは高脂肪、高カロリー、糖質のかたまりでもありますが、嗜好品として沢山の人々に愛されているお菓子です。単純に、食べ過ぎれば、ニキビだけでなく、健康にも悪影響であることは皆さんご存知の通りですが、カカオに含まれるポリフェノールの抗酸化作用による好影響が注目されています。

チョコレートとニキビ悪化の検証は古くから行われており、悪影響がないとする報告、悪影響があるとする報告どちらも散見されており、こちらもやはり明確な結論には至っていません。多く摂り過ぎれば、悪影響となるのは明白ですが、少量であればポリフェノールの抗酸化作用が好影響を示してくれるかもしれません。ですから、絶対に食べてはいけないというものではないと考えます。
お好きな方はストレス解消にご褒美で少しだけ食べるのは、むしろ好影響ではないでしょうか。

6,ニキビ予防やニキビ完治は自分でできる?

食事や食材に気を付ける?

ニキビを悪化させる食事として、チョコレートやナッツ、その他特定の食事が悪化に直結しているという結論は出ていません。それと同様にこれを食べれば、ニキビが治る、と推奨される食材も今のところありません。
糖質や脂質を極端に避ける方もありますが、あまり極端な方法はお勧めできません。わたしたちの身体、細胞はタンパク質と脂質からできています。細胞が新陳代謝するためには良質なアミノ酸(タンパク質)と脂質は必須です。

最近では腸内環境を意識する方も増えています。腸内環境を整えることで、乾燥肌改善やニキビになりにくい肌質への改善なども期待できます。腸内環境を整えるためには、まずは自分の腸内環境を知る必要があります。

あてはまる数が多いほど、腸内環境が乱れている、望ましくない状態にあると考えられます。

思春期ニキビと大人ニキビで最も重要な違いはスキンケア

洗顔方法

思春期ニキビの場合

参考URL:
日本皮膚科学会
米国皮膚科学会

大人ニキビの場合

様々な美容法・洗顔法が世に溢れています。極力シンプルに要点をまとめると次の3つです

基本洗顔料を使用するのは夜のみ、朝はぬるま湯だけで。大人ニキビの多くは脂漏性皮膚炎という皮膚のバリア機能が壊れている状態を併発してる方が多いです。刺激に対して敏感になっている状態ですから、ニキビ肌、脂性肌用などを謳う製品は皮脂過剰の肌を想定しており、刺激が強く、大人ニキビの方には推奨できません。

現代人の『清潔』観念は、肌にとって異常な生理状態を作りだしています。

肌本来の治癒力・再生力を助けるためには、余計なダメージを皮膚に与えないこと、そのために界面活性剤である洗顔料(どんなものでも肌にとっては負担です)を最小限とし、こすること(角質層に余計なダメージを与えます)を減らすことが大事です。体温よりも高い熱いお湯は皮膚表面からセラミドなど天然の保湿物質を洗い流してしまう要因になるため、冷たくない程度の低い温度のぬるま湯がお勧めとなります。

スキンリファインクリニックでは、ニキビになる前に肌質の改善が期待できる施術もご紹介しています。

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