リピートして頂いている皆さんはご存知の通りですが、今現在僕の髪の毛はかなり長いものです。ホームページやブログに恥ずかしながら肖像写真が載っていますが、その写真は約2年前に撮影したもの。実は当時から、ほぼこの2年少々、髪を切っていないので、結構な長さに成長しています。

諸説ありますが、髪の毛は1年で12～14ｃｍほどは伸びるとされており、年齢によるスピードの遅れを考慮しても、2年ともなれば20ｃｍは軽く伸びているはず。2年間全く放置だったわけではないですが、2,3回パーマを当て直して貰ったくらいだったと思いますし、結構なロンゲだと自覚しております。

ですからその風貌たるや陶芸家？あるいは笑い飯というお笑いコンビの西田さんに瓜二つ？という状況だったのですが、先日とうとう頭を切りに行って参りました。僕はあちこちの美容室に行ってみるタイプではなく、かかりつけの美容師さんを決めたら、その方に全てをお任せするタイプ。大学および研修医、大学修業時代を長らく過ごした神奈川県にいた際にはailesの代表小林氏に全てお願いしていました。

http://ailes-hair.com/index.html

思えば15年位面倒を見てもらっていたと思います。そして、この吉祥寺の地に足を付けてからはお隣り、三鷹に路面店を構えるisutaの代表矢嶋氏に全てお願いしています。もし、素敵な美容師の人をお探しでしたら、このお二人は僕のオススメです。美容の聖地、青山は表参道のクリニック時代でも、御二方にお世話になり、青山の美容室には足を運びませんでした。神奈川の方は是非ailes小林さんを、西東京の方は矢嶋美容室isuta要チェックです。

http://isuta-hair.com/index.html

ということで、吉川晃司さんに激似のナイスガイ矢嶋氏に、ばっさりチョンマゲの断髪をお願いしに行ってきました。矢嶋氏も小林氏も同年代なので、施術の際には、ちょこちょこと世間話や、内緒話に花が咲きます。僕もそうですが、御二方ともあまり口数は多くないタイプ。女子の方々の様に雑談力は高くないので、無言で施術を受けることがしばしば。むしろ、口数の少ない人見知りにとっては、その方が過ごしやすいく、居心地が良いというものなのです。

昔の頃のようにばっさり、ショートカット？しても良いのですが、髪の毛を縛るという所作を覚えてしまった今、髪が短い頃の寝癖直しや、セットを想うと億劫です。ですので、僕のオーダーはギリギリ縛れる程度の長さで、やっちゃってください、というもの。パーマはしていた方が、まとめやすいので同時にお願いしましたが、完全にお任せです。かれこれ、2,3時間でしたでしょうか、あっという間に手際よく作業は終了しました。

明るい時間から始まった施術でしたが、終了後、色々ご挨拶とお礼を申し上げて美容室をでる頃には、お店の外はもう暗く、軽いおしめりがありました。風が吹くと短くなった髪の毛は軽やかにふんわりと揺れ、爽やかなパーマ液の香りをたなびかせます。小雨に髪が濡れて重くなることもなく、その髪はとてもしなやかで、指通りが明らかに施術前と違います。まるで別人の髪です。なんだか、無駄に首を振って、髪をなびかせ、クルクルと指で回して、いじくったりオネエの方々の様な仕草をしたくなりましたが、怪しいので足早に帰宅しました。

翌朝、シャンプーをして、いつものように髪をまとめましたが、明らかに軽く、しなやかで、パサツキ感もなく、しっとりとまとまりがあります。いつもは、干からびてゴワゴワだった自分の髪がこんなにも、変貌を遂げるそのプロの技には脱帽です。流石プロの技、匠の技です。矢嶋氏もまた、美容の聖地青山は表参道で修業を重ねた職人で、技術と腕は当然ながら、センスの光るナイスガイです。

帰りのお会計の時に話したことを思い出します

僕　『いや、本当に久しぶりで・・・。やっぱり、伸ばす場合でも、２，３か月に一度メンテに来た方が良いんだよね？』と僕が尋ねると

矢嶋氏　「まあ、わかってると思うけど、宜しく」

僕　『だよね。ちゃんと真面目に来ます。オス、押忍！』

肌のお手入れは、役得でしっかりクリニックで行っていますが、髪は少しというかだいぶ痛んでいたようです。肌へのメンテナンスは自身がありますが、髪もきちんとメンテしないとダメですね。本当に違います。メンテナンスって大事ですね。おざなりになって、痛んでみると、その凄さを実感しました。肌に若さを、髪にも美を、頑張ります。