DNA・遺伝子によって我々の個性は作られています。細胞が複製する際には必ずその遺伝情報が必要になることから、細胞の設計図とも呼ばれています。体内の新陳代謝で細胞を複製する際にも、ご先祖様から受け継いだ遺伝情報を子孫へと引き継いでいくときにも必要不可欠な役割を担っています。この設計図に傷がついてしまったら、その設計図をもとにして作り出した細胞にはなんらかの問題が生じます。ほくろ、しみ、いぼ、その他の病気や老化現象など、これらの変化はすべてDNAに何らかの問題が起きて生じたものと説明しても過言ではありません。

DNAは紫外線、放射線、活性酸素、発がん性物質などの脅威によって、毎日ダメージを受けており、その損傷は1日に数千カ所に及ぶと考えられています。外的な脅威以外にも細胞が分裂し複製を作る際には、DNAとは言え人間の一部なのですからヒューマンエラーというか間違ったコピー、ミスやエラーが発生することもあるはずです。人間を構成する細胞はおよそ37兆個ほどと考えられており、複製作業が全身のどこかで行われているわけで、自然発生的に毎日、数百万回のエラーが発生していると推測されています。

子供たちは夏には大抵真っ黒に日焼けしています。この時にも紫外線や放射線によってDNAへのダメージは確実に発生していると予想されます。それでも、健康な子供であればシミだらけ、シワだらけ、なんてことにはなりません。それはDNAが損傷を受けたとしても常にそのダメージを修復し、DNAを正しい情報・状態に修正し、まちがった設計図で細胞を複製することがないからです。この修復メカニズムには複数の監視システムがあり、損傷の種類ごとに巧みに使い分けられていることも明らかになりました。

これらの修復システムの一部に不具合が生じる、あるいは追いつかなくなってしまうことで老化という変化が生じ、時には突然変異による癌化が生じるのです。アンチエイジング、抗加齢医学は内科的、皮膚科的、外科的に様々な角度、分野で発展していますが、その多くは予防をしていくこと、DNAの損傷をできるだけ抑えて行こうという方向性です。

当然、予防していくことは今後も重要ですが、このDNA修復システムを補強することは今までにないアプローチであり、さらに一歩踏み込んだ予防医学と言えます。

ビバリーヒルズのDr.Moyです。彼は皮膚形成分野の著名なドクターでUCLA皮膚科の教授を務め、名だたる皮膚学会の会長を歴任しています。専門は皮膚癌であり、DNAの損傷による突然変異、それにより発生する皮膚がんの治療を今も専門的に行っています。アメリカでも特に西海岸カリフォルニア州は温暖な気候で、紫外線も強力です。白人種の人々は元々体質的にメラニンの種類と量が異なるため紫外線に対して強くありません。そのため黄色人種、黒人種に比べて皮膚がんの発生率が高率です。紫外線によるDNAダメージを修復するためにDNA修復酵素を補うという治療法はがん治療・がん予防にとどまらず、アンチエイジングを求める全ての人にとって福音といえる治療法です。

進化の過程で培われた人間の持つ自己治癒力、自己再生能力は秀逸です。様々な環境に順応し、その場所で健康的にいきるために身体は柔軟に適応することができます。しかしながら、現在の地球環境、社会環境は人にとって、皮膚にとってますます過酷になっています。オゾン層破壊による紫外線の増強、アレルギー物質、大気汚染、土壌汚染による栄養素不足、あらたな病原微生物、行き過ぎた空調、空間。より健康的に生きていくためには様々な工夫や対策が必要な時代です。アンチエイジングが気になっている20代以降の方にお勧めします。健康と美しさを保つために【DNA】を守りましょう。

DNAリペアセラピー（炭酸ピーリング+マイクロダーマブレーション+DNA修復酵素導入）25000円

所要時間30~40分、ピリピリとした刺激感はありますが痛いと感じるほどではありません。僕は眠れます。施術直後には人により若干赤みがみられますが、すぐに落ち着きます。ダウンタイムはありません。ミルクピール同様に施術後は皮膚がツルリとなり、ツヤツヤになります。通常のピーリングに比べ、施術後の乾燥はほとんどなく、何日も潤いが続く感じが致します。これもDNA修復酵素のなせるワザなのかと感じます。