皮脂が気になる季節に試したい「ダーマペン4×コアトックス®」の効果や施術間隔
暖かな季節の訪れとともに気になる肌のベタつき。皮脂が引き起こすメイクくずれやニキビに悩む方も多いのではないでしょうか。今回はオイリー肌になる原因とセルフケア、また皮脂の過剰分泌を改善する組み合わせ施術「ダーマペン4×コアトックス®」について解説します。
オイリー肌を引き起こす4つのおもな原因
皮脂とは皮脂腺と呼ばれる分泌腺から産生される脂腺由来脂質と、表皮角化細胞(ケラチノサイト)由来脂質が混ざり皮膚表面に存在する脂質のことです。毛穴から分泌される皮脂は皮膚の保護や殺菌などの役割を担う一方、過剰分泌によりメイクくずれやニキビ発生の原因とされています。皮脂分泌量には個人差があり、その因子は気候(気温)・年齢・ホルモンバランス・生活習慣など多岐にわたるといえるでしょう。
体質やホルモンバランスの影響
皮脂分泌量は体質のほか、ホルモンバランスが大きく影響します。ホルモンとは健康や生命活動を維持するための情報伝達物質です。ヒトの体内では100種類以上のホルモンがあり、各組織や器官の機能調節を行なっています。皮脂分泌に影響を与えるホルモンは、おもにエストロゲン・プロゲステロン(黄体ホルモン)・テストステロンが挙げられます。月経周期、ストレスなどでホルモンバランスが乱れると皮脂分泌が過剰となり、肌トラブルを引き起こす原因となります。
皮脂の洗いすぎや保湿不足
皮脂の役割のひとつとして、肌の保湿作用があります。オイリー肌や毛穴汚れを改善するため過度な洗顔を行なう、またはベタつきを気にするあまり保湿クリームを使用しない方も少なくありません。しかしこれらの誤ったケアは皮膚の防御機能が働き、皮脂分泌を促す行為となります。オイリー肌に悩む方こそ、正しい洗顔と丁寧な保湿を心がけましょう。
不規則な生活習慣や食生活の乱れ
睡眠不足や過剰なストレスは自律神経の乱れを引き起こします。交感神経が優位となり、アドレナリンやテストステロンなどの男性ホルモン分泌が促進され、同時に皮脂腺が活性するといえるでしょう。また糖質や脂質、カフェインなどの刺激物の過剰摂取も皮脂分泌を促すとされています。
過剰な皮脂分泌の放置はあらゆる肌トラブルの原因に
オイリー肌は皮膚の保湿機能の衰えによって生じます。これはバリア機能低下をあらわし、さまざまな肌トラブルの原因ともいえるでしょう。また皮脂が酸化すると過酸化脂質へと変化し、炎症やシミなどを引き起こすため早期改善が大切です。
ニキビができやすくなる
ニキビの原因はアクネ菌の過剰繁殖です。アクネ菌は皮脂をエサとして増殖、リパーゼと呼ばれる酵素を作り出し、炎症誘発物質である遊離脂肪酸に変化させます。過剰な皮脂は難治性ニキビを引き起こすケースも少なくありません。正しいケアを行ない、早期改善することが大切です。
毛穴の開きや黒ずみ
毛穴に過剰な皮脂と老廃物が溜まることで、角栓が形成されます。皮脂とたんぱく質(剥がれた古い角層)からなる角栓は通常の洗顔では除去することができません。また空気に触れ、角栓に含まれた皮脂が酸化することで黒く変化します。いわゆる”いちご鼻”と呼ばれる状態は、審美的な問題だけでなくニキビの原因にもなるため注意が必要です。
化粧がくずれやすくなる
オイリー肌の悩みにメイクくずれが挙げられます。皮脂とベースメイクが混ざり、よれてしまうことでストレスを感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、一日に何度もあぶらとり紙を使用し、必要な皮脂まで除去してしまうケースも少なくありません。これにより皮膚の保護機能が働き、過剰な皮脂分泌を促す行為となるため注意が必要です。
セルフケアでは難しいオイリー肌対策
オイリー肌改善に必要なことは「皮脂を放置しない」「皮脂を取りすぎない」「しっかりとした保湿」とされています。保湿はすぐにでも実行可能ですが、バランスのよい皮脂コントロールをセルフケアで行なうことは難しいでしょう。また誤ったスキンケアにより、炎症やニキビなど悪化を招くことも少なくありません。皮脂の過剰分泌に悩む方は肌荒れや難治性ニキビに進行する前に、医師の診察と適切な皮脂抑制治療を受けることが大切です。
ダーマペン4×コアトックス®で皮脂抑制治療
ダーマペン4とは、16本の極細針がついているペン型の医療機器です。皮膚0.2〜3ミリまで1秒間に1920個の微細な穴をあけ、線維芽細胞を刺激しコラーゲンやエラスチン産生を促進します。創傷治癒効果を利用したダーマペン4は、肌の生まれ変わり施術とも呼ばれ、毛穴開大やクレーター状ニキビ跡にも高い効果を発揮する美容医療施術です。ダーマペン4は美容薬剤との組み合わせにより、さまざまな肌トラブルを効率よく改善へと導きます。
オイリー肌の皮脂抑制治療にはダーマペン4とコアトックス®の組み合わせが適応されます。コアトックス®とはMFDS(韓国食品医薬品安全処)承認の安全性の高いボツリヌス製剤です。抗体産生の原因とされる複合たんぱく質が除去されているため、繰り返しの施術を受けても抗体産生リスクがなく、安定した効果をもたらす製剤とされています。
ボツリヌス製剤による皮脂抑制メカニズム
ボツリヌス製剤は表情ジワや咬筋(エラ)の筋肉の張り出しへ注入することで、神経伝達を一時的にブロックし、過剰な筋肉の緊張をやわらげる作用があります。また真皮上層へ細かく広範囲に注入すると立毛筋に作用し、汗や皮脂分泌を抑制する働きをもつ製剤です。
ダーマペン4とコアトックス®の組み合わせ施術は、皮膚浅層へ均等かつ広範囲にボツリヌス製剤を注入することが可能です。ダーマペン4による肌再生作用とボツリヌス製剤の持つ皮脂抑制作用により、毛穴の目立たない清潔感ある肌へと導きます。
皮脂抑制だけでない嬉しい美肌効果
ダーマペン4とコアトックス®の組み合わせ施術は相乗効果により、皮脂抑制だけでなくさまざまな美肌効果をもたらします。
開き毛穴の改善
ダーマペン4は真皮層にある線維芽細胞を活性化させ、皮膚弾性物質であるコラーゲン・エラスチン産生を促します。皮膚再生作用により毛穴開大、アイスピックスカー(毛穴状の細かなニキビ跡)を改善へと導く施術です。
肌の小ジワ対策
一般的なボツリヌス注射は筋膜層の下にある筋肉へ薬剤を注入し、表情ジワを改善する施術です。一方、ダーマペン4により皮膚浅層へ広範囲に注入することで、表情筋へ影響を与えることなく軽微なたるみを引き上げ、小ジワの目立たないハリのある肌へ改善します。
肌のハリ・弾力アップ
ダーマペン4による物理的なコラーゲン・エラスチン産生作用と、コアトックス®の薬理効果による初期たるみ改善作用。これらを組み合わせた施術は相乗効果により約3〜4ヶ月間、肌にハリと弾力をもたらします。
ニキビ予防効果
コアトックス®とは安全性の高いボツリヌス製剤です。皮膚浅層へ広範囲に注入することで立毛筋へ作用し汗や皮脂を抑制します。これにより皮脂をエサとするアクネ菌の増殖を抑え、ニキビができづらいなめらかな肌へ導きます。
ダーマペン4は継続することでより効果を実感できる
ダーマペン4は一度の施術でも効果を実感できる施術です。しかしコアトックス®の持続期間は約3〜4ヶ月となるため、皮脂抑制効果を継続するためには繰り返しの施術が必要となります。一方、一般的なボツリヌス製剤は、繰り返しの注入により抗体産生リスクが高まるとされています。
コアトックス®は抗体産生の原因とされる複合たんぱく質が除去された製剤です。繰り返しの施術を受けても効果が低下する確率はとても低いといえるでしょう。またコアトックス®効果が完全に失われる前に施術を行なうことで、持続期間が延長するとされています。
スキンリファインのダーマペン4サブスクプラン
当院ではダーマペン4の継続施術のために費用負担の少ないトライアルプラン・サブスクプランをご用意しております。またダーマペン4はコアトックス®以外にも、治療目的に合わせ、さまざまな美容製剤を組み合わせることが可能です。
ダーマペン4×コアトックス®による皮脂抑制治療や、その他の組み合わせ美容製剤については当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
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