【医師解説】若年層(小中学生)の整形手術に対する考え方と身体的成長
外科治療(オペ)を経験された方が、その後の微調整や仕上げとしてヒアルロン酸注入を検討されるケースが増えています。しかし、外科手術後のお顔への注入には、通常とは異なる技術的難易度とリスクが潜んでいます。
動画内での解説に基づき、外科治療後のヒアルロン酸注入における注意点についてコラムをまとめました。
外科治療(骨切り・フェイスリフト)後のヒアルロン酸注入における「見えないリスク」と注意点
近年、美容医療が身近になり、骨切り手術やフェイスリフト、大規模な脂肪吸引といった外科治療を受ける方のハードルが下がっています。それに伴い、当院でも「他院で外科手術を受けた後の左右差を整えたい」「削りすぎてしまった部分をヒアルロン酸で補いたい」というご相談をいただく機会が非常に増えています。
しかし、外科治療後のお肌の内部は、私たちが想像する以上に複雑な状態になっています。今回は、なぜ「術後のヒアルロン酸」がハイリスクになり得るのか、その理由を解説します。

1. 「解剖学的構造」の変化という最大のリスク
ヒアルロン酸注入において最も避けなければならないのは、血管内への誤注入による血流障害です。
通常、医師は「この部位のこの深さに、この血管が走っている」という解剖学的な知識に基づいて安全に針を進めます。しかし、骨切りやフェイスリフトなどの大きな手術を経た組織は、以下の変化が起きている可能性があります。
- 血管の偏位(位置のズレ): 手術によって組織を剥離したり移動させたりすることで、血管が本来あるべき場所からずれていることがあります。
- 血管の走行ルートの変化: 通常は「デンジャーゾーン」ではないとされる安全なエリアに、大事な血管が移動してきているケースも否定できません。
このように、教科書通りの解剖学が通用しない状態でお顔に針を進めることは、医師にとって非常に神経を使う、ハイリスクな処置となります。
2. 左右差の修正とデザインの難しさ
外科手術後の左右差や、不自然に削がれてしまったボリュームをヒアルロン酸で補う場合、単に「凹んでいるところに足す」だけでは解決しません。
人工的な処置によって変化したお顔のバランスに対し、いかにナチュラルに、かつ安全な層へ注入するか。これまで以上に高度なデザインセンスと、組織の癒着(ゆちゃく)などを考慮した繊細な手技が求められます。
3. 若年層からの美容医療と「成長」の考慮
動画内でも触れましたが、昨今はSNSや広告の影響で、10代や20代前半といった若い世代が大きな手術を検討するケースも珍しくありません。
しかし、身体が未成熟な段階での外科手術は、その後の成長によって仕上がりが変化してしまうリスクを孕んでいます。また、歯列矯正によって口元の印象が変わり、結果として鼻の高さやフェイスラインのバランスが整うこともあります。
安易に「今すぐ手術」と決める前に、将来的な変化を見越した長期的な視点を持つことが重要です。
安心・安全な注入治療のために
過去に外科手術を受けた経験がある方は、ヒアルロン酸注入のカウンセリング時に必ず以下の内容を医師にお伝えください。
- いつ、どのような手術を受けたか
- どの部位を剥離、または切除したか
- 術後にトラブルや長期の腫れはなかったか
スキンリファインクリニックでは、患者様の過去の治療歴を詳細に把握した上で、お一人おひとりに合わせた最も安全で効果的な注入プランをご提案いたします。「外科手術後の仕上がりをもう少し整えたい」とお悩みの方も、まずは一度ご相談ください。
今回の動画はこちら
動画では、より詳しく外科治療(骨切り・フェイスリフト)後のヒアルロン酸注入における「見えないリスク」についてお話ししています。ぜひ併せてご覧ください。
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