リデンシティ1・2とは?違いや効果をわかりやすく解説
「リデンシティ1と2は何が違うの?」
「どちらもヒアルロン酸なの?」
「自分にはどちらが合っている?」
このような疑問を持つ方も多いと思います。
リデンシティ(Redensity)はヒアルロン酸をベースにした注入製剤ですが、リデンシティ1と2では使用目的が大きく異なります。
簡単にまとめると、
-
リデンシティ1:肌質改善を目的とした製剤
-
リデンシティ2:目の下の凹み改善を目的とした製剤
です。
この記事では、それぞれの特徴や違いについてわかりやすく解説します。
リデンシティとは?

リデンシティは、スイスのTEOXANE社が開発したヒアルロン酸製剤です。
一般的なヒアルロン酸製剤というと、
「ほうれい線を埋める」
「顎や鼻の形を整える」
「こめかみなどのボリュームを補う」
といった、形を整える治療をイメージする方が多いかもしれません。
一方でリデンシティは、ヒアルロン酸だけでなく、アミノ酸や抗酸化成分、ミネラルなどを組み合わせているのが特徴です。
そのため、単純にボリュームを補うだけではなく、肌質や目元の状態に合わせて使い分ける製剤として設計されています。
リデンシティ1とは?

リデンシティ1は、肌質改善を目的とした注入製剤です。
主成分となるヒアルロン酸は「非架橋ヒアルロン酸」と呼ばれるタイプで、一般的なボリューム形成用ヒアルロン酸のように形を作ることを主目的としていません。
皮膚の中に細かく注入することで、水分保持をサポートしながら、肌全体の質感改善を目指します。
リデンシティ1で期待される効果
主に次のような改善が期待されます。
-
●肌の乾燥
●ハリ・ツヤの低下
●キメの乱れ
●細かな小ジワ
●年齢とともに感じる肌質の変化
「顔の形を変えたいわけではないけれど、肌そのものをもう少しきれいに見せたい」
という方に適した治療です。
顔が膨らむ治療ではありません
「ヒアルロン酸を入れると顔が膨らみそう」と心配される方もいますが、リデンシティ1はボリューム形成を目的とした製剤ではありません。
イメージとしては、
形を作るヒアルロン酸ではなく、肌を整えるためのヒアルロン酸
と考えるとわかりやすいでしょう。
顔だけでなく、首など肌質が気になる部位にも使用されます。
リデンシティ2とは?

リデンシティ2は、目の下の凹みを改善するために設計されたヒアルロン酸製剤です。
目の下には「tear trough(ティアトラフ)」と呼ばれる溝があり、この部分が凹むことで影ができると、
-
●疲れて見える
●老けて見える
●クマが目立つ
といった印象につながることがあります。

リデンシティ2は、このような目の下の凹みを補正する目的で使用されます。
リデンシティ2はボリュームを作れる
リデンシティ1との大きな違いは、ヒアルロン酸の構造です。
リデンシティ1は主に非架橋ヒアルロン酸ですが、リデンシティ2には架橋ヒアルロン酸と非架橋ヒアルロン酸が使用されています。
架橋とは、ヒアルロン酸同士を結びつけて、体内である程度形を保てるようにする構造のことです。
そのためリデンシティ2では、目の下の凹んでいる部分にボリュームを補い、形を整えることができます。
リデンシティ1と2の違い

同じ「リデンシティ」という名前ですが、目的はかなり異なります。
一言でまとめると、
リデンシティ1は「肌質を整える」製剤
リデンシティ2は「目元の形を整える」製剤
です。
数字が1、2となっているため、「2の方が強い製剤」と思われることもありますが、そういう関係ではありません。
目的が異なるため、症状に合わせて使い分けます。
ヒアルロン酸だけではない「肌質改善複合成分」

リデンシティシリーズの特徴のひとつが、ヒアルロン酸だけで構成された製剤ではないことです。
ヒアルロン酸に加えて、TEOXANE社が「Dermo-Restructuring Complex」と呼ぶ複合成分が配合されています。
肌質改善をサポートする複合成分と考えるとわかりやすいでしょう。
主に、
-
●8種類のアミノ酸
●3種類の抗酸化成分
●亜鉛
●銅
●ビタミンB6
などが含まれています。
アミノ酸
グリシンやプロリン、リジンなどが含まれています。
これらは、コラーゲンなど皮膚を構成するタンパク質と関係する成分です。
抗酸化成分
グルタチオン、N-アセチルシステイン、αリポ酸などが配合されています。
これらは、酸化ストレスから細胞を守る働きに関係しています。
ミネラル・ビタミン
亜鉛や銅、ビタミンB6なども含まれます。
皮膚の代謝やタンパク質合成など、さまざまな生理機能をサポートする成分です。
***
ただし、これら一つひとつの成分が単独で大きな美容効果を発揮するというよりも、
ヒアルロン酸による保水をベースに、アミノ酸や抗酸化成分などを組み合わせ、皮膚環境を総合的にサポートする
という考え方が適切です。
リデンシティ1はこんな方におすすめ
リデンシティ1は、次のような方に向いています。
-
●肌の乾燥が気になる
-
●ハリやツヤがなくなってきた
-
●細かな小ジワが気になる
-
●肌のキメを整えたい
-
●自然な肌質改善をしたい
-
●顔のボリュームは増やしたくない
特に、
「形を変えるほどの治療はしたくないけれど、肌をもう少しきれいに見せたい」
という方に相性の良い治療です。
リデンシティ2はこんな方におすすめ
リデンシティ2は、次のような方に向いています。
-
●目の下の凹みが気になる
-
●目の下に影ができて疲れて見える
-
●涙袋の下から頬にかけて溝が目立つ
-
●目元を自然に若々しく見せたい
ただし、目の下のクマには、凹み、色素沈着、血管の透け、眼窩脂肪の突出などさまざまな原因があります。
そのため、すべてのクマがヒアルロン酸で改善するわけではありません。
診察で原因を確認したうえで、リデンシティ2が適しているか判断します。
よくある質問
Q. リデンシティ1もヒアルロン酸ですか?
はい。
リデンシティ1にもヒアルロン酸が含まれています。
ただし、一般的なボリューム形成用ヒアルロン酸とは異なり、主に肌質改善を目的として使用する製剤です。
Q. リデンシティ1を入れると顔が膨らみますか?
リデンシティ1は、顔の輪郭を変えたり、大きなボリュームを作ったりすることを目的とした製剤ではありません。
肌全体の保水や質感改善を目的として、皮膚に細かく注入します。
Q. リデンシティ2は普通のヒアルロン酸と何が違いますか?
リデンシティ2は、特に目の下への注入を目的として設計されたヒアルロン酸製剤です。
さらに、リデンシティ1と同様に、アミノ酸や抗酸化成分などの複合成分も配合されています。
Q. リデンシティ1と2はどちらを選べばいいですか?
目的によって異なります。
肌の乾燥・ハリ・ツヤ・小ジワなどを改善したい場合はリデンシティ1
目の下の凹みや、それによる影を改善したい場合はリデンシティ2
が基本的な使い分けです。
実際には肌や目元の状態を診察し、適した治療をご提案します。
まとめ
リデンシティ1と2は、どちらもヒアルロン酸をベースにした注入製剤ですが、目的は異なります。
リデンシティ1
→ 肌の保水、ハリ、ツヤ、小ジワなどの肌質改善
リデンシティ2
→ 目の下の凹みや、それによって生じる影の改善
また、どちらもヒアルロン酸だけでなく、アミノ酸や抗酸化成分、ミネラルなどを組み合わせた複合成分を含んでいることも特徴です。
「肌をきれいに整えたい」のか、「目の下の凹みを改善したい」のか。
同じリデンシティシリーズでも、目的に合わせて適切に使い分けることが大切です。
(まとめ画像)

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