【なぜ必要?】こめかみのヒアルロン酸について
こんにちは、森です。
銀座院 → 月曜日、金曜日
吉祥寺院 → 火曜日
を担当しております。
先日ミュシャ展を見に行きました。
写真を自由に撮ることができたので、2枚載せますね。
ミュシャは1860年にチェコで生まれた画家、イラストレーターです。
最近は時々美術館に行くようになったのですが、その中でも一番好きでした。
世界観がはっきりしていて、繊細で美しく、色使いも綺麗です。
広島の美術館でミュシャ展が開催されていて、200点ほどの作品を見ることができました。
時々芸術に触れるのは感性が磨かれそうでいいですよね。
では本題ですが、今回はこめかみのヒアルロン酸についてです。
お客様本人から「こめかみに打ってください」と言われることはあまりないのですが、こちらからご提案することがわりに多い部位です。
なぜ、こめかみに打つのか。
どんな人に向いているのか。
どんな打ち方をするのか。
そんなことについて僕の経験を交えながらお話ししていこうと思います。
*ヒアルロン酸注射とはなにか?という点についてはご存じである仮定で進めさせて頂きます。
1.なぜ、こめかみに打つのか
なぜこめかみにヒアルロン酸を打つのかというと、こめかみの脂肪や骨格が減りやすいからです。
脂肪と骨格の経年変化を見てみましょう。
こめかみ周囲の脂肪や骨格が減ってしまうと、見た目にも窪んで骨張ってきます。
また、目の開きも悪くなってきます。
こちらはの画像でも、左右でかなり印象が異なります。
向かって左はヒアルロン酸注入後で、輪郭が丸みを帯び、目の開きが良くなっています。
2.どんな人に向いているのか
こめかみのヒアルロン酸注入がどんな人に向いているのかというと、やせ型で骨張った印象の方です。
また、頬骨が張っている方もこめかみ(頬骨の上)、頬(頬骨の下)にヒアルロン酸を注入することで小顔効果を得ることができます。
もう一度先程の画像を見てみましょう。
注入前(向かって右)の方が頬骨が張って見えます。
注入後の方が輪郭が滑らかになって、顔が小さく見えます。
ヒアルロン酸を入れると顔が大きくなるのでは?とご心配なさる方も多いですが、ボリュームが不足した場所に入れる分にはそんなことはありません。むしろバランスが改善して小顔に見えることも多いです。
3.どんな打ち方をするのか
注入方法は以下の2通りあります。
- ニードル (通常の針)
- カニューレ (先が丸く、長めの針)
ニードルによる注入
まずニードルを使用する場合、基本的な注入ポイントが決まっています。
くぼみの範囲が広い時は量を増やすか、注入ポイントを増やします。
ニードルの良いところは2つ。
- 短時間で注入を終えることができること
- 深く打つため、自然な仕上がりになる
ニードルで終えられそうな場合にはニードルを使用しています。
カニューレによる注入
カニューレの場合は1か所の入り口から全体に注入していきます。
決められた注入ポイントはありません。
実際の形状を見て、最終形をイメージして注入していきます。
ニードルの時よりも浅い位置に注入するため、経験と技術を必要とします。
下手な入れ方をするとボコボコして不自然な仕上がりになります。
カニューレの良いところは2つ。
- 少量で効果が出やすい
- イメージ通りの形状を作りやすい
一方でデメリットもあります。
- 入れ方によっては不自然になる
- ニードルよりも時間がかかる
以上のことからバランスを見てニードルかカニューレかを決め、時には併用することもあります。
おわりに
今回はこめかみのヒアルロン酸について解説しました。
あまりクローズアップされない注入箇所ではありますが、思いのほかその効果は絶大です。
やせ型でくぼみが気になる方は一度ご検討頂くと良いかと思います。
ではまた、次のコラムか診察でお会いしましょう!
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