【肌育改善】スキンブースター総まとめ
こんにちは、森です!
銀座院:月、金曜日
吉祥寺院:火曜日
に勤務しております。
(4月から曜日変更がありそうです)
2月に入って花粉症が辛い季節になりましたが、皆様大丈夫でしょうか?
僕は小学生の頃に発症してからなかなか症状がひどく、
- ●抗ヒスタミン薬
- ●ロイコトリエン受容体拮抗薬
- ●点鼻ステロイド薬
を併用していますが症状が治まりません…
外出時は花粉対策メガネとマスクを着用してなんとか耐えています。

今年はゾレア注射を受けてみようと思い、今度採血を受けに行きます。

効くと良いなぁ…
***
ではここから本題ですが、今回はスキンブースター総まとめというテーマでお送りします。
「ヒアルロン酸のようにボリュームを出さず、自然な肌質改善をしたい」
「スキンブースター(肌育製剤)って最近聞くけどどんなもの?」
「種類がありすぎて自分にどれが向いているのか分からない」
そんな方に向けてポイントをまとめますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。
まずはポイントを整理して、その後各製剤の特長をまとめますね!
*当院に在庫のある製剤を中心にまとめますが、タイミングにより在庫切れや別の製剤が入ることもあります。ご予約時にご確認ください。
1.肌育製剤とヒアルロン酸の違い
製剤ごとの違いはあるのですが、まずは大枠で整理します。
いわゆるヒアルロン酸製剤は“フィラー”と言われ、骨や脂肪の減りを補って顔の土台を整える治療です。

対して肌育製剤は“スキンブースター”と言われ、肌質そのものを改善する治療です。

フィラーは”形”、スキンブースターは”質”を整えると覚えて頂くと良いでしょう。
2.スキンブースターの成分
スキンブースターには大きく3つの成分が使用され、その配分によって製剤ごとの特徴が生まれます。
- ①ヒアルロン酸 (HA)
- ②アミノ酸 (AA)
- ③ポリヌクレオチド (PN)
製剤によっては他にもペプチドや抗酸化物質などを含むケースがありますが、重要なのは上記3つです。
2-1. ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸ってフィラーじゃないの?」
そう思われた方もいらっしゃると思います。
しかしここで言うヒアルロン酸は非架橋(かきょう)~低架橋のものを言います。

架橋とはヒアルロン酸分子の結びつきの強さを表しています。
フィラーに使われるヒアルロン酸は高架橋で弾力があり、形成向き。
スキンブースターに使用されるヒアルロン酸は非架橋~低架橋で肌なじみが良く、肌質改善向けです。

線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンを増やす、スキンブースターの主役と言えます。
2-2. アミノ酸
アミノ酸はお肌の構成成分(材料)であり、これが不足しているとコラーゲンやエラスチンが作られにくい状態になります。
食事でタンパク質を摂取していれば十分なアミノ酸が肌に行き届くはずなのですが、加齢とともに肌に届くアミノ酸量にばらつきが生じます。
そのため、人によってはアミノ酸を補充することで肌育効果の向上が期待されます。
2-3. ポリヌクレオチド
PNはサーモンから抽出された肌育成分で、サーモン注射と言われることもあります。
リジュランが有名ですが、当院で採用しているプルリアルシルクも同じ成分です。

PNは肌の再生力を回復します。
私たちの肌は年齢と共に再生能力を失っていきます。
再生能力を失うほどにヒアルロン酸やアミノ酸を補充しても「うまく再生できない」という状況が起こります。
このような場合にはPN製剤を前もって注入し、後日ヒアルロン酸やアミノ酸を投与することで効果を増幅することができます。
また、軽度の肌質低下であればPN製剤だけでも肌質改善の実感を得ることができるでしょう。
3.各製剤の特徴
①スキンエンハンサー

スキンエンハンサー(Lamis® Skin Enhancer)は、韓国の医療機器メーカーDEXLEVO社が開発した、ヒアルロン酸を基盤とするスキンブースター製剤です。
輪郭形成やシワ充填を目的とするヒアルロン酸とは異なり、肌の水分環境と質感を中長期的に整えることを主目的としています。
成分は、低架橋〜微架橋構造のヒアルロン酸を中心に設計されており、皮膚内でのなじみやすさと持続性のバランスが特徴です。高分子すぎず、完全な非架橋でもないため、浅層〜中層の真皮に均一に広がりやすく、過度なボリューム変化を起こしにくい構造となっています。
主な効果は、肌の水分保持力向上、ツヤ・ハリ感の改善、キメの均一化、乾燥による小ジワの軽減です。即時的な保湿感を得られる一方で、数週間かけて肌質が安定していくタイプの治療で、肌のベースを底上げする目的で用いられます。
治療は、初期に数回の導入治療を行い、その後は肌状態に応じて半年に1回程度のメンテナンスが検討されることが多く、長期的な肌管理の一環として使われます。
おすすめ部位は、頬、額、目周り、首、デコルテ、手背など、乾燥や質感低下が気になりやすい部位です。特に、「肌が疲れて見える」「全体的な元気のなさ」を改善したいケースに適しています。
②ロングラスティング

ロングラスティング(RRS® HA Long Lasting) は、スペインの医療機器メーカー Aesthetic Dermal(エステティックダーマル)社 による高機能ヒアルロン酸スキンブースターです。
成分は 低架橋ヒアルロン酸(HA) に加え、アミノ酸・抗酸化成分などが配合された設計で、単なる保湿目的のHAとは異なり、真皮の質感改善と持続性向上を同時に目指します。高粘度ながら滑らかな分子構造により、浅層〜中層の皮膚に均一に広がりやすいのが特徴です。
主な効果としては、肌の水分保持力アップ・ツヤ・ハリ・弾力改善が中心です。
通常のスキンブースターより効果持続が長い(臨床的には約9〜12か月程度の維持が報告されることが多い)点が大きな強みで、半年に1回程度のメンテナンス注入が現実的なサイクルになります。浅い小ジワや乾燥改善だけでなく、肌密度向上やキメの改善にも寄与します。
おすすめ部位は、頬・こめかみ・額・目周り・首・デコルテ・手背などの肌質改善全般で利用できます。特に肌の乾燥感・弾力低下・浅い小ジワの改善を目的とした広範囲の肌質治療に向いており、定期的な施術で継続的な美肌効果が期待できます。
③プロファイロ

プロファイロ(PROFHILO®)は、イタリアの製薬・医療機器メーカーIBSA社が開発した、次世代型ヒアルロン酸スキンリモデリング製剤です。従来のスキンブースターやヒアルロン酸注入とは異なり、皮膚の構造そのものを再構築(リモデリング)することを目的としています。
成分は、高分子ヒアルロン酸(H-HA)と低分子ヒアルロン酸(L-HA)を特殊な熱処理技術で安定化させた独自配合で、架橋剤を使用しない点が大きな特長です。この技術により、高濃度でありながら生体親和性が高く、皮膚内で自然に拡散しやすい性質を持ちます。浅層から深層まで広がり、真皮全体に作用する設計です。
主な効果としては、肌のハリ・弾力改善、皮膚の引き締まり、質感の向上が挙げられます。単なる保湿効果にとどまらず、線維芽細胞を刺激することでコラーゲン・エラスチンの再構築を促進するとされており、たるみ感や皮膚の薄さが気になる部位に適しています。治療効果は即時的というより、数週間〜数か月かけて徐々に現れるのが特徴です。
治療は通常、1か月間隔で2回を1クールとし、その後は肌状態に応じて半年ごとのメンテナンスが行われます。
おすすめ部位は、頬・フェイスライン・首・デコルテなど、皮膚のたるみや質感低下が目立ちやすい部位です。特に首は、皮膚が薄く年齢変化が出やすいため、プロファイロの拡散性とリモデリング効果が活かされやすい部位とされています。
④ジャルプロスーパーハイドロ

ジャルプロ スーパーハイドロ(Jalupro® Super Hydro)は、イタリアの医療機器メーカーProfessional Derma社が開発した、ヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチドを複合配合した再生志向型スキンブースターです。
単なる保湿や質感調整にとどまらず、皮膚の代謝環境・再生環境そのものを整えることを目的としています。
成分は、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸の2種類に加え、7種類のアミノ酸(コラーゲン・エラスチン合成に関与)、3種類のペプチド(線維芽細胞刺激・抗老化サポート)から構成されています。
この多成分設計により、水分補給だけでなく、真皮レベルでの肌機能回復を多面的に支える点が特徴です。粘度は比較的高めですが、皮膚内で均一に広がる設計となっています。
主な効果は、肌のハリ・弾力改善、キメの改善、小ジワの軽減、肌密度の向上などです。支持靭帯の補強によるたるみの改善、リフトアップも期待できます。
即時的な変化よりも、治療後数週間〜数か月かけて肌質が底上げされていくタイプの治療で、年齢による肌機能低下が目立つ症例で選択されることが多い製剤です。
治療は通常、3~4週間間隔で2回を1クールとして行い、その後は肌状態に応じて半年ごとのメンテナンスを行います。単独治療としても、他のスキンブースターやエネルギーデバイスとの併用も検討されます。
おすすめ部位は、頬、フェイスライン、首、デコルテ、手背など、皮膚のハリ低下や質感変化が目立ちやすい部位です。特に、「乾燥だけでなく、肌の元気が落ちてきた」と感じるケースに適しています。
⑤リデンシティ1

テオキサン(Teoxane)社によるテオシアル リデンシティ1(Teosyal Redensity 1)は、非架橋ヒアルロン酸をベースに、アミノ酸・抗酸化物質・ミネラル・ビタミンを組み合わせた多成分型スキンブースターです。
成分の中心は非架橋ヒアルロン酸(HA)で、これにアミノ酸8種、抗酸化物質(グルタチオン・N-アセチルシステイン・αリポ酸)、さらにミネラル(亜鉛・銅)やビタミンB6が配合されています。
ボリューム形成や構造支持を目的とした製剤ではなく、真皮環境の代謝改善・抗酸化・修復サポートを主眼に置いた設計です。
主な効果は、肌のうるおい改善・キメの均一化・くすみ軽減・ハリ感の回復です。
非架橋HAのため拡散性が高く、浅層〜中層の真皮に自然になじみやすいのが特長で、「ふっくらする」というよりも、肌質が整い、疲れた印象が改善する変化が中心になります。効果持続はおおむね数か月程度で、2〜3週間隔で3回の初期治療後、3~6か月ごとの定期的なメンテナンスが一般的です。
おすすめ部位は、顔全体・目周り・首・デコルテ・手背などの皮膚が薄く、乾燥やくすみ、ハリ低下が気になりやすい部位です。特に、光老化や慢性的な乾燥、他の治療反応が鈍くなってきた肌に対して、次の治療効果を引き出す“下地作り”としても有用なスキンブースターです。
⑥プルリアルシルク

プルリアル シルク(PLURYAL® SILK)は、ルクセンブルクを拠点とする医療機器メーカーMD Skin Solutions社が開発した、ポリヌクレオチド(PN)製剤による肌再生型スキンブースターです。ヒアルロン酸による保湿やボリューム補正とは異なり、皮膚の修復力・再生環境そのものを高めることを目的としています。
主成分であるポリヌクレオチドは、DNA由来の高分子成分で、皮膚内において線維芽細胞の活性化や組織修復をサポートすると考えられています。
プルリアル シルクは、このPNを皮膚の浅層〜中層に作用させる設計となっており、炎症後や加齢によりダメージを受けた皮膚環境を穏やかに整えるのが特長です。
主な効果としては、肌のキメ改善、なめらかさ・ツヤ感の向上、乾燥による小ジワの改善、肌の安定化などが挙げられます。
ヒアルロン酸製剤のような即時的な水分ボリュームは控えめですが、数週間〜数か月かけて肌質が回復・安定していくプロセス型の治療です。特に、刺激に弱い肌や、慢性的な乾燥・小ジワが気になる症例で選択されることが多い製剤です。
治療は通常、2~3週間隔で3回行い、その後は肌状態に応じて4~6か月ごとのメンテナンスを行います。効果の実感は緩やかですが、継続することで肌の安定感が高まりやすいのが特徴です。
おすすめ部位は、目周り、口周り、頬の表層、首など、皮膚が薄く、乾燥や小ジワが目立ちやすい部位です。特に、強いボリューム変化を避けたい部位や、デリケートゾーンの肌質改善に適しています。
4.おわりに
当院では現在数多くのスキンブースター(肌育注射)を取り扱っており、個々のお悩みや肌状態に沿ったご提案が可能です。
スキンブースターが多様化する中で、自分に最適な製剤を選ぶのは決して簡単ではありません。
ご興味のある方は一度ご相談いただき、「施術を受けるとしたらどれが向いているのか」を知って頂くのがおすすめです。
お気軽にご相談ください。
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