千葉工業大学にて美容皮膚科の講義をさせて頂きました。
先日、千葉工業大学未来ロボティクス学科新1年生の授業の1コマを担当させて頂きました。千葉工大の未来ロボティクス学科は文字通りロボットの研究や開発に特に注力した学科のようです。先進の技術を駆使し競い合う世界のロボカップで非常に優れた実績を出しているそうですし、最近では災害時の探索、救助活動などに遠隔操作のロボットが使用され、活躍したことも記憶に新しいですよね。そういった先進技術を担うエンジニアを多く輩出している日本有数のロボット工業学科です。
一見、全く美容皮膚科とロボット工学では関連がなさそうですが、この未来ロボティクス学科では学生たちに柔軟な発想や発見、幅広い知見を広く持ってもらうことに力を入れているようで、様々な異業種の講師を招き、新鮮な授業を生徒に受けさせているそうです。そういった教育の環境は大変素晴らしいものだと思いますし、頭の柔らかい若い彼らの、何かの将来の役に立ち、協力出来ることがあれば、僕にとってもこれほど光栄なことはありませんので、現在僕自身が日々行っている仕事の話や医療の裏話など、何か彼らにとって良い刺激や発明の起爆剤となればと思い、色々とお話しさせて頂きました。
講義の内容はここには書けない本当の裏話もあったりしまして、詳細は割愛しますが、美容皮膚科の前には形成外科で体の解剖、仕組み、基礎を学んできたことや最先端のレーザー治療、若返りの技術はどこまで進んでいるかなど、興味を持ってもらえる内容を考えて臨みました。衝撃的な写真を多数用意しましたので(手術前後や手術中の写真など)、学生たちの反応もそれなりに良かったかなと思っています。
校舎の前で記念撮影
工業、そして医療の進化はここ数十年恐るべき速度で進んでいます。今ではもう一昔前と感じてしまうレントゲン写真が開発され、実際医療に使用されるようになったのもこの百年ちょっと前の出来事です。CT、MRI、胃カメラなどなど技術の進歩は本当に目覚ましいものです。いまでは当たり前のスマホですが、電話は昔は黒いのがほとんどで【ダイアルを回した】ものですが、今の若い人には意味が分からないですよねw
胃カメラは近い将来、カプセル状になって飲み込むだけで検査できるようになるでしょうし、スマホやIphoneでレントゲンやCTの様な撮影ができるようになるかもしれません。そういった技術の研究・開発に関して日本は本当に素晴らしいと誇りを持っていますが、基礎研究には優れていても現場での臨床応用に関しては世界の他の国に遅れてしまう現況があります(その原因は技術力ではなく、厚労省などの長く厳しい許認可の問題であったり、利権などの政治的問題だったり、色々と根深い物がありそうな気がしますが僕には良く分かりません)
とりあえず、美容皮膚科をこれからもっと成長発展させていきたい僕としましては、授業の最後に彼らにお願いをしてきました。現在美容皮膚科で使用するレーザーなどの医療機器はほとんど外国製です。日本の優れた技術を駆使すれば世界有数の医療機器が作れるはずですから、その役割を担う彼らに是非医療にも、美容医療にも興味を持ってもらい、素晴らしい機器を開発してくれるようにお願いをしてきました。いつかメイドインジャパンのレーザーで治療を行いたいものです。まだ僕が現役のうちに。
Special Reccomend
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