DNAリペアセラピーが人気です。連日、乾燥に悩む方、ピーリング愛好家の方々が殺到しています。

僕自身の細菌（最近）のマイブームはマイクロバイオームに関する知見なので、それについても後日詳細に触れようと思っていますが、【DNA】も実はそれに深く関わっており、当然ですが調べれば調べるほど奥が深く、大変興味深いのです。

MOY先生はもともと皮膚がんの専門家であり、皮膚がんを切り取り、治療するエキスパートです。大学時代、開業後もその仕事は続けているようですが、出来てしまったものを治療する以外に、予防することにも幅広く研究をおこない精力的な治療活動を行っておられます。

皮膚がんが発症する原因、最大の要因は紫外線です。西海岸の強烈な紫外線は元々メラニンを作りにくい白人種の人にとってはとても有害です。サンブロック、日焼け止めを塗ることで皮膚がんの予防はできるわけですが、MOY先生はその予防に一歩踏み込んで、新たな皮膚がん治療に取り組んでいます。

そもそも、がんが発症するのに多くの原因、要因がありますが、シンプルに行きつくところは細胞のDNAの突然変異です。DNAの突然変異と言うとSF映画X-menやバイオハザードなどのホラー映画の変身を想像する方もあるかもしれませんが、身近なところではシミやほくろ、一般的な老化現象もDNAの変化、突然変異により引き起こされています。

MOY先生は発がんを引き起こす、このDNAの突然変異を防ぐためにDNA修復酵素を開発しました。大幅なDNAの突然変異を引き起こす前には微細なDNAダメージの蓄積があります。DNAのダメージを修復できれば、その後の大きな突然変異、癌化も予防できるというわけです。紫外線に敏感な白人種の人々にとって福音であるのは勿論のこと、その他の人種すべての人々にとってDNAのダメージを回復できるという事は、老化の予防につながる新しいアンチエイジングな治療法なわけです。

DNAダメージを修復するという今までにないアプローチ。

DNA修復酵素は様々な皮膚トラブルに対応します。多くの方が治療後の肌の質感の変化を感じ、リピートして下さっています。ハリウッドスターもお忍びで訪れ、実際に受けているDNAリペアセラピーを僕も本場で体験しました。ピーリング系の治療は必ず施術後皮膚が乾燥するのですが、これは違うのです。施術後しっかりと保湿されます。ハイドラもお気に入りの治療ですが、また違ったピーリング効果と保湿効果を得られるDNAリペアセラピー。僕のお気に入りの治療がまた一つ増えました。もちろん、これも寝ている間に終わってしまう快適な施術であることは言うまでもありません。