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個性が大事な時代

篠原秀勝

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篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

個性が大事な時代

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携帯とインターネットの普及は生活を激変させました。僕がまだ子供の時代には携帯もネットも存在せず、友達と待ち合わせするのも一苦労でした。何時にどこどこの前、かなり詳細に詰めておかないと、探し出すのも大変、結局会えないことだってあったりしました。そういう待ち合わせ以外にも、知らないことを調べる作業も、辞書だったり、図書館だったり、携帯とともに成長した世代の人には全く理解不能なあるある、アラフォー以上の方は良くご理解いただけると思います。

昔話にはどうも花が咲いてしまうので、本題に移ります。個性って大事だと思うんです。僕の仕事は美容皮膚科クリニックの運営、経営です。と言っても、裏方職なわけではなく、完全に前面に立つ医師としてバリバリ現役で働いています。これをご覧になって頂いているクリニックの常連さん方は当然ご存知ですが(笑)。

ケガの治療や皮膚病の治療、保険診療を元々はベースに経験を積み、現在は美容医療。おもに美容皮膚科、正常な皮膚をより美しく見せることや年齢による変化を身体の中から、そして外から手を加えようという治療がメインです。従来は美容外科、美容整形のみが美容医療と言うイメージもあったと思うのですが、現在は【個性】に手を加えることなく、つまり整形して別人になる、ということではなく、自分自身のアイデンティティーはそのままに、肌をより綺麗に見せることや、年齢による変化を少しでも遅らせたり、巻き戻したり、そういったことを望む方が多く、そのお手伝いがメインです。

若いころは誰でも、もう少し目が大きかったら、もう少し鼻が高かったら、もう少し顔が小さかったら、色々と自分自身の外見にコンプレックスを抱いたりするものです。しかし、年齢と共に自分自身の顔の造詣にも愛着が生まれるのか、あるいは寛容になっていくのか、そういう変身願望はやがて薄れていき、この自己寛容の後しばらくして、老化による変化に対して人は敏感になっていきます。

自分自身のことを一番気に入っていた時、一番輝いていた自分、-5歳、-10歳の自分になりたい方、あるいは若くともそれを維持したい方やニキビ跡や毛穴などのコンプレックスを解消したい方、望む自分に少しでも近ずくための医療が美容皮膚科です。

もともと僕自身はブラックジャックのような外科医に憧れを抱き、メスを駆使して手術の職人になることが夢でした。実際、その夢を追いかけ形成外科という道に足を踏み入れました。先輩方の手術を見るにつけ、まさしく手術を受ける方は【作品】であること、そして形成外科医はある意味芸術家であることを実感していきました。そうして、もちろん手術という行為に憧れと尊敬を持つように至り、形成外科での修行の道を進むのですが、僕がレーザーや注射に魅せられ、手術以外のことに深い興味を抱くようになったのは、あるきっかけがあります。

大学で様々な形成外科診療を行う中で、ある恩師との出会いが僕の運命を大きく変えました。榊原維聡先生です。大学病院の診療と開業医の診療は全く異なります。いまでこそ美容外来が大学に設置されることも珍しくなくなりましたが、大学病院は本来、大けがであったり、一般病院では対応不可能な難病などの治療がメインであり、美容なんて命に別条のない医療とは無縁の世界、その中で僕は形成外科診療を行っていました。そういった外傷や難病の治療の中で、初めて美容医療を専門とする榊原クリニックでの診療の実際を目にしたことは非常に新鮮なものでした。

美容皮膚科の道に進み、この道を極めたいと決めた理由、それは沢山の榊原先生の【作品】との出会いでした。今でもお付き合いさせて頂いている方がたくさんいらっしゃいますが、60代、70代で、40代の様に見える方が沢山、クリニックに通院されていたのです。たまたま元々美しい方が多いという可能性もありますが、10年以上榊原クリニックに通っている、そして美容医療を受け続けている、その結果、実年齢をどこかに置き去りにしてきた美魔女ならぬ【魔女】の方を沢山見てきたのです。中には美容外科を受けている方もいますが、大半はレーザーや注射などの美容皮膚科診療を長年継続している、その結果ありえない若さを維持している。そういう実際の作品をまざまざと見せつけられ、レーザーや注射の持つ大きな力とその可能性に僕は魅了されました。将来、手術なんて必要なくなるのかもしれない、それほど衝撃的、魅惑的であり、夢を感じました。

そして、美容皮膚科を専門的に実践、研鑽を積むこと早10数年となりました。

個性が大事な時代。ようやく本題になるのですが(笑)、僕が言いたいのは患者さんご自身の個性を大事にしましょう、と言う当たり前の事ではなく、医者の【個性】も大事な時代なのではないかと言うことです。それも当たり前と言えば、当たり前なのですが、美容皮膚科の診療を何でもできる先生と少ししかできない先生であれば、何でもできる先生が選ばれると思います。しかし、少ししかできないという意味も、例えば注射だけに絞ってそればかり、やっている先生であれば注射のことは任せるに十分足るものと思います。目の手術ばかりしている、とか、鼻の手術専門とか、あるいは当院が提携している骨格、輪郭ばかり手術している、最新マシン治療だけに注力している、そういう尖がった診療方針って、個性的でよいことだと思うのです。

そのように書くと、僕は何でもやっているので自分自身のことを卑下しているようですが、そのように言いたい訳ではありません(笑)。ヒアルロン酸注入という診療が、最近は特に興味深いのですが、各メーカー外国人医師の講師を招聘し、メーカー推奨の注入テクニックを独自にネーミングを付けてセミナーなど行うのですが、ここ数年そのような注射メーカーの啓蒙活動が非常に活発化しています。各メーカー、自分の注射製材を採用してもらいたいという気持ちはよく理解できますが、それにしてもあまりに多いようにも感じます。昔は逆に言うと、そのような勉強会やセミナーはもっとごく小規模でしたし、数も多くなかったので、このような時代の流れはよい傾向だとは思いますが。

僕はアラガンジャパンという国内最大手の注入メーカーと現在契約を結んでおり【アラガンの注入法】、もっと言うとデマイオ先生の注入法を様々な先生に指導する立場ですので、誰にでもお勧めしますが、僕自身実際の診療でそれに縛られているわけではありません。もちろん、ベースとなる考え方は近いです。どこにどう打つか、一人ひとり骨格や表情の異なる【キャンバス】にどのような絵を描くのか、結局そのセンスが共感できるかどうかと言う事がもっとも重要だと思うのです。

何とか法、何とかテクニック、それらメーカー推奨の注入法、もちろんいずれも素晴らしい方法ですが、一番重要なのは【僕はこう注入することが若く、美しいと思っていますよ】という医師のセンスが患者さんに合うかどうかと言う事だと思うのです。

マニュアル化された注入法は万人受けしやすいと思います、例えれば、それなりに繁盛しているチェーン店の一押しメニュー。可もなく不可もなく誰にでも受け入れやすい【味】。悪くないと思います。でも、僕は何というか【うちの豚骨スープは豚骨から野菜、油に至るまで全て拘りのある自家製で、とことん濃厚さに拘っているスープなんやで!】というような感じで、むしろ分かりにくい例えかもしれませんが、僕は美しさとはこうだと考えており、このように注入しますという【個性、拘り】が患者さんの感性とマッチングするという事が重要だと思うんです。あっさりした中華風のラーメンが好きな人は向かないかもしれません、でも濃厚な豚骨が好みの方にはばっちり喜んでもらえると思います!そういう個性、こだわりがこれからは大事な時代のような気がします。(僕のヒアルロン酸はこってりしていません(笑)ので、ご安心ください。誰にも悟られないようにナチュラルに注入するという事がもっとも大事だと考えています)

ヒアルロン酸注入に関しては各メーカーの啓蒙活動により、業界全体のテクニックは底上げされてきていると感じます。ですから、これから選ばれるクリニックになるためには、僕たちも【個性】拘りを打ち出す、知っていただくことも重要だと思っています。様々な注入法があふれかえり、ここに打つことが重要なんです。そのように各メーカー様々な注入法を提言しています。それらをすべて吟味し考慮した上で【その人のキャンバスに素敵なデザインと彩を添える】事が出来るのは、ここだ!僕はそう思いますよ、そういう感性がクリニックと患者さんで合致する。それが僕らにとっても、そして患者さんにとっても重要なことなのではないかと思っています。

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