<同時に打ったらいけない部位・抗体ができる>ボツリヌス注射であまり知られてない注意点

篠原秀勝

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スキンリファインクリニック
篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

ボツリヌス注射は注射1本でシワ改善ができる、と手軽なイメージを持つ方は少なくありません。しかし、ボツリヌス注射は注入部位や注入単位(量)を誤ると、眉が上がり過ぎるなど思わぬトラブルを招くことも。今回はボツリヌス注射を打つ前に知っておくことで防げる失敗と、より良い効果のためのポイントをご紹介します。

同時に注入しない方が良い部位の組み合わせ

眉間・額

ボツリヌス注射で多く見られる失敗には眉が極端に上がってしまう「スポック・ブロウ」が挙げられます。とくに眉間や額のシワ改善の際に起こりやすい失敗例といえるでしょう。

表情筋はいくつもの筋肉が互いに引っ張り合うことで、喜怒哀楽といった豊かな表情を作り出しています。そのため、ターゲットとする筋肉以外にボツリヌス注射を打ってしまう、もしくはボツリヌス製剤が広がってしまうと思いもよらぬ仕上がりとなるでしょう。

スポック・ブロウは、眉間と額への同時注入により生じることの多いトラブルです。これらの失敗を防ぐためには眉間と額への施術を別日に設定するなど、それぞれの仕上がりの様子を見ながらおこなうといいでしょう。

おとがい(顎の梅干しジワ)・口角・唇周りのシワ

口周りへのボツリヌス注射の効果は「顎の梅干しジワ改善」「口角挙上」「唇周りの縦ジワ改善」が挙げられます。なお、ほうれい線の原因は表情筋以外であることが多いため、一般的にボツリヌス注射は適応外といえるでしょう。

唇の周囲には口輪筋と呼ばれる筋肉があり、この輪状の筋肉により口角を上げる・唇をすぼめる・唇を一文字にするなど複雑な動きが可能となります。そのため、ボツリヌス注射を打つ部位や過剰な注入単位によっては「笑顔を作れない」「人中が伸びて長くなる」「飲み物を飲むと口から漏れる」などのトラブルが生じることも少なくありません。

口周りへのボツリヌス注射失敗は、一度に2部位以上の注入で起こりやすいといわれています。これらのトラブルを避けるためにもボツリヌス注射の追加は、ボツリヌス製剤の効果が安定する2週間〜1ヶ月程度まで様子を見ることが大切です。

一度の注入で高用量を打つと抗体ができやすくなる?

ボツリヌス注射(ボトックス注射)を打ち続けると抗体ができる、といった噂を見聞きしたことはないでしょうか。たしかにボツリヌス注射の中には、同じ部位へ繰り返しの注入により抗体産生のリスクが上がる製剤も少なくありません。

しかしボツリヌス注射による抗体産生は、年間使用量500単位以上といわれています。眉間であれば5〜20単位、額や口周りへのボツリヌス注射であれば10〜30単位が目安です。適正な施術回数であれば、ボツリヌス注射による抗体産生の心配はいらないでしょう。

当院使用の「コアトックス®」は抗体ができにくい

ボツリヌス注射による抗体産生の原因は、製剤に含まれる複合タンパク質が原因です。顔以外の大きな筋肉(ふくらはぎ等)へボツリヌス注射を定期的に受けている、もしくは抗体産生リスクを限りなく避けたいという方は、複合タンパク質の少ないボツリヌス製剤を選ぶとよいでしょう。

当院で使用するボツリヌス製剤はMFDS(韓国食品医薬品安全処)承認の「コアトックス®」です。余分な複合タンパク質が除去され、抗体産生がほとんどないボツリヌス製剤とされています。

施術後は熱を伴う行為やマッサージは控える

ボツリヌス製剤は熱に弱い性質です。ボツリヌス注射直後に皮膚に熱を与えるような施術は避けましょう。ハイフや高周波など、熱を発する照射施術と併用する際は照射施術を先におこない、皮膚にこもった熱が十分に冷めてからボツリヌス注射の順序となります。

またボツリヌス注射をおこなった部位へのマッサージは、禁止されています。内出血のほか、ターゲット以外の筋肉へボツリヌス製剤が広がることで、想定外の部位に作用してしまうケースも少なくありません。

照射機器の併用でシワ・たるみをさらに改善

ボツリヌス注射は、表情筋を原因とするシワ改善に効果のある施術です。しかしその効果は限局的であり、真皮層のコラーゲンやエラスチン減少が原因となって引き起こるシワ・たるみ改善には他の施術によるアプローチが必要です。

ボツリヌス注射と併用可能な施術は多く、その中でもハイフや高周波などの照射機器による施術はとても相性が良いとされています。熱作用や照射ハンドピースによる圧力を避けるため、照射後にボツリヌス注射をおこなうことで、ボツリヌス効果の減少や内出血等のリスクを避けることができるでしょう。

照射施術により真皮層にある線維芽細胞が活性化し、コラーゲン・エラスチンなどの弾性物質が産生されます。一方、ボツリヌス注射は表情筋の過度な働きを抑制し、表情ジワを改善します。これらのことから照射施術とボツリヌス注射の併用は、より高いエイジング効果を引き出す組み合わせ施術といえるでしょう。

当院の「お任せ3部位打ち」で自然なエイジングケア

ボツリヌス注射はシワに打つだけの簡単な施術ではありません。さまざまな筋肉が拮抗し、一人ひとり動きの異なる表情筋への注入は、とても繊細な技術と顔面解剖学の知識が必要です。

当院院長の篠原医師はボツリヌス注射の国内承認以来、指導医としてボツリヌス注射の啓蒙・普及に努めてまいりました。「ボツリヌス注射による失敗が怖い」「他院で失敗したことがある」など、患者さまの不安にしっかり耳を傾け、丁寧なカウンセリングをお約束します。

当院では一部位のシワ改善だけを目的とせず、ボツリヌス注射によるトータルエイジングケアを目指した「リファインボト」のご用意があります。リファインボトは臨床経験豊富な医師が患者さまの表情筋のクセやシワを作る筋肉を見極め、必要とする3部位にボツリヌス注射をおこなう医師お任せプランです。

リファインボトについて、または併用可能な照射施術などのご相談は当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

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