ヒアルロン酸1本(1cc)でどんな悩みが改善・どこまで変化が可能か解説
ヒアルロン酸注入はお顔のバランスを整える施術
ヒアルロン酸注入とは注射のみでシワやたるみを改善、または額や鼻筋・顎などの形成をおこなう美容医療施術です。ヒアルロン酸注入のおもな特長は「注入直後から効果が見える」「ダウンタイムがほとんどない」「体内吸収される・修正可能」など多くのメリットが挙げられます。これらのことからヒアルロン酸注入はメスのいらない美容整形として、年齢や性別を問わず人気の高い施術といわれています。
ヒアルロン酸注入剤の効果持続期間は半年〜2年程度
ヒアルロン酸注入剤の効果持続期間は、製剤の種類や粘弾性によって異なりますが、半年〜2年程度といわれています。なお、注入量が少ないからといって持続期間が短いわけではありません。
一般的に粘弾性が低く柔らかなヒアルロン酸注入剤は持続期間が短い傾向にあり、効果は半年程度です。額や鼻筋などを形成する硬いヒアルロン酸注入剤は最長で2年程度とされています。いずれも悩みや目的、部位によって適切な種類のヒアルロン酸注入剤を選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸1本(1cc)で変化可能な部位
一般的なヒアルロン酸注入剤は、注射器1本あたり1ccのヒアルロン酸製剤が充填されています。1ccと聞くととても少量に感じますが、各部位の改善に必要なヒアルロン酸注入剤の量は以下が平均となります。
こめかみ・眉の上の凹み(片側0.5〜1cc)
加齢とともに顔面骨は萎縮します。こめかみや眉の上は骨の萎縮が顕著に現れ、ゴツゴツとした額は実年齢より老けた印象を与えてしまいます。ヒアルロン酸注入剤により、こめかみや眉の上の凹みに自然なボリュームを与え、なめらかな額に仕上げることで若々しい印象へと導きます。
目元のシワやクマ (片側0.3~0.8cc)
目元のシワの原因は乾燥による小ジワ、加齢によるコラーゲン・エラスチン減少によるシワ、筋肉の動きによる表情ジワが挙げられます。一方、目の下に生じるクマは血行不良による青クマや顔面骨萎縮による影(凹み)クマを原因とすることが多いでしょう。
ヒアルロン酸注入で改善可能な目元の悩みは、乾燥小ジワ・皮膚ボリューム低下によるシワ・骨萎縮による影クマです。また、ヒアルロン酸のもつ保湿性によりシワやクマ改善だけでなく、しっとりなめらかな目元へと導きます。なお、表情ジワや目の下の脂肪突出を原因とする目元のトラブルには、ヒアルロン酸注入は適応外となります。
涙袋(片側0.3cc)
涙袋とは下まつげに沿った眼輪筋の膨らみのことです。涙袋がふっくらしていると幼く、愛らしい印象になるといわれ、ヒアルロン酸注入の中でも人気の高い施術とされています。一方で涙袋への過剰な注入は「目の下にナメクジ飼っている」と例えられ、不自然な目元になってしまいます。
また、目の下は皮膚が薄く、ヒアルロン酸注入剤が青く透けて見えるチンダル現象を引き起こすことも少なくありません。ヒアルロン酸注入による涙袋形成術を検討する際はリスクを理解し、注入量は担当医のアドバイスに従うことが大切です。
ほうれい線(片側0.5cc〜1cc)
ほうれい線の原因はさまざまです。加齢とともに目立つほうれい線はコラーゲンやエラスチン減少による皮膚のボリューム不足や、顔面骨の萎縮(凹み)が原因であることが多く挙げられます。ほうれい線の改善は、たるみをリフトアップさせることが重要であり、ほうれい線自体の溝を埋めることは効果的ではありません。
自然で効果的なリフトアップを行い、ほうれい線を改善するためには、年齢や症状によりますが2~4㏄程度以上は必要なケースが多いです。リフトアップ効果により、時を巻き戻したような自然で若々しい仕上がりへと導きます。
唇(0.5cc〜1cc)
唇へのヒアルロン酸注入はリップヒアルともいわれ、薄い唇にボリュームを与え形を整える施術です。唇の縦ジワも改善するため、ふっくらと若々しい口元へ導きます。上唇のM字部位(キューピッドボウ)を強調させることで人中を短く見せたり、口角を上げるように注入し、常に微笑みをたたえた表情を作ることも可能な施術です。一方で唇への過度なヒアルロン酸注入は、不自然な印象を与えるため注意しましょう。
顎(1cc〜)
顎へのヒアルロン酸注入は後退した顎(Eライン整形)や割れ顎の改善、輪郭をシャープに整え小顔に見せることが可能な施術です。粘弾性の高い硬めのヒアルロン酸注入剤により、効果持続も約1年と長期に渡り維持されます。顎プロテーゼ施術のようにメスを使わず、ダウンタイムもほとんどありません。ヒアルロン酸顎形成術は、注入直後から効果の分かる満足度の高い施術といえるでしょう。
1本を浅く広く全顔に注入しても効果実感は少ない
カウンセリングの際「ヒアルロン酸1本を少量ずつ、顔全体に注入したい」といったリクエストも少なくありません。しかしヒアルロン酸注入の効果を最大限引き出すためには”適切なタイプのヒアルロン酸注入剤を適切量使用する”必要があり、1本のヒアルロン酸注入剤を浅く、広く散らすように注射しても満足する仕上がりにはならないでしょう。
予算の都合で1本分のヒアルロン酸注入で仕上げたい場合は、目元なら目元のみなど最も効果の分かる部位へ一点集中の施術をおこなうことで満足度の高い結果となります。また若々しい印象の維持やエイジングケアは、ヒアルロン酸注入だけでなく照射施術などを組み合わせ、継続的に受けることが大切です。
ヒアルロン酸2本でお試しエイジングケアができる当院の新プラン
今回紹介したように、ヒアルロン酸製剤1本では片側しか治療できなかったり、効果が不十分だったりするケースも少なくありません。そこでスキンリファインでは、当院で初めてヒアルロン酸施術を受けられる方に限り、ヒアルロン酸製剤1本分の料金で2本分を注入できるお試しプランをご用意しております。
ヒアルロン酸リフトによるトータルエイジングケアという選択肢も
「少量のヒアルロン酸注入=自然な仕上がり」ではありません。ヒアルロン酸注入による自然で美しい仕上がりに必要なものは、目的に適切なタイプのヒアルロン酸注入剤と注入量、そして何より医師の技術力です。
昨今では高いリフト効果を持つヒアルロン酸注入剤も開発され、シワやたるみ改善・形成術のすべてを当日中におこなうことが可能となりました。ヒアルロン酸リフトとも呼ばれる施術は、加齢による皮膚ボリュームの減少や骨萎縮による凹みを補い、顔全体を若々しい印象へと導きます。
使用するヒアルロン酸注入剤の本数は個人差がありますが、顔面骨の萎縮や皮膚のたるみが重度の場合、数種類のヒアルロン酸を5〜10本(5〜10 cc)ほど必要とします。一見、大量のヒアルロン酸と思われますが、小さじ1杯分が5ccと考えると上記の平均注入量と比較し、適量であることが分かるのではないでしょうか。
また、技術力と美的センスのある医師であれば、シワやたるみの原因そのものへアプローチする注入が可能です。ヒアルロン酸リフトは深刻なシワ・たるみを1日で改善し、若々しい肌印象を長期間キープするトータルエイジングケアといえるでしょう。
当院のヒアルロン酸注入へのこだわり
当院で使用するヒアルロン酸注入剤は厚生労働省承認「レスチレン®リド」「レスチレン®リフトTMリド」です。安全性とシワ改善・リフトアップ効果が認められ、局所麻酔が配合されたヒアルロン酸注入剤は、痛みが苦手な方も安心して施術を受けていただけます。
また、3D画像診断ベクトラによるシミュレーションを元に、ヒアルロン酸注入の臨床経験豊富な専門医による丁寧なカウンセリングをおこないます。注入部位や仕上がり予測を科学的に分析したうえで、お一人おひとりの骨格や皮膚状態に合わせた独自の注入法により、数年前の顔印象を目指すことができるでしょう。
当院では施術内容だけでなく費用面でも不安のないよう、ヒアルロン酸定額プラン「リファインリフト」のご用意があります。ヒアルロン酸注入や、リファインリフトについてのご質問は当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸注入のおもなリスクや副作用
・内出血・組織壊死・視覚障害等・鈍痛・アレルギー・感染・血行障害など
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