【近年注目の注入施術】肌育製剤で美肌になれる理由
長期的な肌質改善を目的とした肌育製剤
近年SNSや動画サイトを中心に流行している「肌育治療」。ヒアルロン酸注入やボツリヌス注射のように顔印象を変える形成術・シワ治療とは異なり、治療部位へ「皮膚生理活性製剤」を注入する美容医療です。肌育治療の分野はエイジングケアや肌質改善となり、皮膚の水分量の向上やコラーゲン・エラスチンなどの弾性物質生成の促進を目的とします。
肌育治療は皮膚の土台を整える注入治療です。荒れた土地に高品質の種をいくら撒いたとしても花が育たないように、荒れた肌にレーザーやHIFUなどの治療を施しても目ざましい効果を引き出すことは困難といえます。
美容医療のスタンダードとなった肌育治療には、非架橋ヒアルロン酸やアミノ酸、ビタミンなど、さまざまな成分の製剤が存在します。照射治療前後や定期的な注入により、ハリ感のある若々しい肌を維持することが可能です。
おもな肌育治療製剤
製剤名 | 効果 |
---|---|
NCL-HA(非架橋ヒアルロン酸) | 水分量の向上・ハリ改善 |
PN(ポリヌクレオチド) | 皮膚弾性物質の生成促進・VEGF※分泌の促進※血管内皮細胞増殖因子 |
ECM(細胞外マトリックス) | 水分量の向上・皮膚弾性物質の生成促進 |
PCL(ポリカプロラクトン) | コラーゲン生成促進 |
ACRS(自己血サイトカインリッチ血清) | 炎症抑制・皮膚弾性物質の生成促進 |
当院で取り扱いのある肌育製剤の肌育メカニズム
ハリ・弾力を取り戻す「プルリアル シリーズ」
プルリアルとは肌の組織再生に注目した新しいバイオスティミュレーター(生体刺激)製剤です。PN(ポリヌクレオチド)を主成分としたプルリアルは皮膚細胞を活性化へと導き、水分量の向上やコラーゲン生成を促進します。
このうち当院での取り扱いはPN製剤「プルリアル シルク」と、PN・非架橋ヒアルロン酸・マンニトール配合の「プルリアル デンシファイ」となります。
プルリアル シルク
プルリアル シルクは皮膚の薄い部位へ適した注入剤です。目周りや口周り・首など、加齢により衰えた皮膚の厚みを増し、ハリと弾力を与えます。小ジワやクマ、傷跡へアプローチするプルリアル シルクの初期注入は3週間おきに4回、メンテナンスとして2〜3ヶ月に1回の注入が推奨されます。
プルリアル デンシファイ
プルリアル デンシファイは目の周りを除く全顔や手の甲に適応した注入剤です。PN・非架橋ヒアルロン酸・マンニトール配合のプルリアル デンシファイは、乾燥・肌荒れ・くすみ・ハリを改善へと導きます。初期注入は3週間おきに3回、メンテナンスとして3ヶ月に1回の注入が推奨されます。
プルリアルの主成分PN(ポリヌクレオチド)の作用機序
プルリアルの主成分PN(ポリヌクレオチド)とは、サケのDNAから抽出した生体高分子です。ヒトDNAの断片と同じ構造をもつPNを治療部位へ注入すると細胞膜がシグナルを受け取り、細胞が破壊されたと誤認します。組織を修復するために抗炎症性サイトカインが放出されて炎症が抑制され、血管新生や線維芽細胞が活性化することで肌が再生されます。
PN(ポリヌクレオチド)は歴史が古く安全性の高い製剤
PN製剤の歴史は古く、副作用などのリスクが少ない製剤です。多種多様なPN製剤の中でもプルリアルシリーズに配合されるPNは、医療品規格の特許製法「HPN テクノロジー」により精製され、高純度・高分子で安全性が高く、人体との適合性に優れています。
肌の保水力向上に「ビタールライト」
ビタールライトはFDA(米国食品医薬品局)承認の、非常に粒子の細かいヒアルロン酸製剤です。独自技術NASHAテクノロジーにより、目の下や首など真皮浅層への注入も凹凸なく、なめらかな仕上がりとなります。ビタールライト注入時は専用のインジェクター(注入器)を使用することで、均一かつ広範囲な注入が可能です。
適応部位は目周り・口周りを含む全顔や首、手の甲です。ヒアルロン酸の保水作用により、肌のうるおいやハリが改善され、毛穴および小ジワの目立たない若々しい肌へと導きます。
微細粒子のビタールライトは、一般的なヒアルロン酸製剤とくらべて体内吸収の早い(約3〜6ヶ月)注入剤です。初回注入は1ヶ月に1回のペースで3回ほど継続し、効果持続のためには6ヶ月に1回の間隔で再注入が推奨されています。
ビタールライトの肌での作用機序
体内にも存在するヒアルロン酸は、アレルギーリスクが非常に低く、即時的な効果を得られることが大きな特長です。美容医療におけるヒアルロン酸の適応は広く、粒子の大きさによって額や鼻筋の形成・リフトアップ施術としても使用されます。一方、肌育治療に使用するビタールライトの主成分は、独自技術NASHAテクノロジーにより製造された粒子の小さなヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸はグルクロン酸と、N-アセチルグルコサミンから構成されるグリコサミノグリカン※の一種です。
※グリコサミノグリカン…ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸などのムコ多糖類の総称
ヒアルロン酸は水分保持や皮膚弾力の維持(シワ改善)など、物理的な役割のみならず細胞移動や分化など多様な皮膚生理に関わります。また、コラーゲンやエラスチン生成をおこなう線維芽細胞を増殖することから、加齢により衰えた肌へハリと弾力を与え若々しい印象へ導く肌育治療製剤とされています。
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