トリプルタイト(口横)＋ヒアルロン酸注入＋ボツリヌス注射(エラ)により改善された点

正面からのビフォーアフター

左斜めからのビフォーアフター

右斜めからのビフォーアフター

右横からのビフォーアフター

【Before】　

30代後半、コンビネーション治療の症例です。

口横のトリプルタイトとエラのボツリヌス注射をご検討されていました。施術前の評価としては、口横のボリュームは軽度、皮膚のたるみは少なめ、頬コケと中顔面の凹み、下顔面の左右差などが挙げられます。

頬コケを自覚されており、エラのボツリヌス注射でさらに頬がコケるのではないかと心配されていました。確かに、エラのボツリヌス注射は、打ち方によっては頬コケを起こすこともあり、特に、この患者さまのように頬のコケが強い場合は、ボツリヌス注射でエラのボリュームが減ると、コケた部分が広がったように見えることもあります。

お顔の全体的なの評価から次のようなプランを立てました。

【After】　

トリプルタイトとエラのボツリヌス注射施術1か月後に、ヒアルロン酸注入をしました。下顔面の左右差があったので、トリプルタイトは左側を多めに施術しています。

アゴ先からフェイスラインにかけてのラインがシャープになりました。輪郭の凸凹がなくなりきれいな卵型に整いました。中顔面の凹みによる影がなくなり、頬の重心が上に移動したことでリフトアップして見え、中顔面が短く見えるようになりました。

以下は、詳細です。

【施術料金】￥588,500(税込)
（トリプルタイト（口横）：￥104,500＋ヒアルロン酸注入（レスチレン）4本：￥440,000(税込)＋ボツリヌス注射（エラ）：￥44,000(税込)）

当院独自のパーツ集中プラン「トリプルタイト」とは

①ボルニューマー（RF）＋②脂肪溶解注射＋③ショートスレッドの3施術を組み合わせたパーツ集中タイトニングプランです。

①ボルニューマーとはRF(高周波)を利用した照射施術です。コラーゲン・エラスチンの誘発とともに、脂肪細胞の安定を担う結合組織を収縮することで下垂した脂肪をタイトニングし、ハリ感のある引き締まった顔印象へと導きます。

②脂肪溶解注射とは皮下に製剤を注入することにより、脂肪細胞膜を破壊する施術です。ダイエットをすることなく頬や口横のポニョ、あご下などの脂肪のボリュームを改善する小顔治療のひとつです。

③ショートスレッドとは髪の毛よりも細い溶ける糸で、皮下へ挿入した糸の刺激によってコラーゲンの生成や肌のハリ感が改善され、引き締め効果が期待できます。

「ヒアルロン酸注入」とは

ヒアルロン酸注入とはダウンタイムがほとんどなく、直後から効果をもたらす美容医療施術です。多種多様なヒアルロン酸製剤が開発され、小ジワやハリ改善などリジュビネーションを目的とするものから、額や鼻筋、顎などの形成をおこなうものまで幅広く展開されています。

近年ではリフトアップ効果をもたらすヒアルロン酸リフトが注目され、メスを使わず若々しい顔印象へ導くことが可能となりました。タッチアップにより効果が年単位で持続するヒアルロン酸製剤も登場し、今後ますます汎用性の高い注入施術をおこなうことができるでしょう。

「ボツリヌス注射」とは

ボツリヌス注射は、ボツリヌス毒素（ボツリヌストキシン）が産生する毒素を処理してつくられた製剤です。ボツリヌストキシンの成分は、天然のたんぱく質で、ボツリヌス菌からつくられますが、製剤の有効成分は菌ではないため、体内で菌が増殖することはありません。

ボツリヌストキシン治療は、シワの原因となる表情筋をリラックスさせることで、「表情ジワ」を改善する治療法です。眉間の縦ジワや笑った時にできる目尻のシワなど、繰り返し筋肉が動くことで深く刻まれてしまうシワの予防ができます。

また、表情ジワだけでなく、歯ぎしりや喰いしばりによって発達したエラ部分の咬筋（こうきん）を少しずつ縮小させてシャープなラインに導き、小顔効果も期待できます。