「部分的に痩せたい」「様々なダイエットをしてみたけどなかなか痩せない・・」などのお悩みの方におすすめの治療が「脂肪溶解注射」です。リスクが低く、手軽で、ダウンタイムが少ないメディカルダイエットとして人気の治療となっています。
ダイエットは大きくなった脂肪細胞を小さくするだけですが、脂肪溶解注射は脂肪細胞の数を減らすことできるため、リバウンドもしづらく、太りにくい体質になります。
一般的なダイエットでは難しい二の腕や腰まわり、太もも等の脂肪をなくし、理想的なボディラインを作り出すことが可能です。
患者様のご要望にお応えするために、当院では、丁寧なカウンセリングに基づき、
作用・副作用をご理解いただいた上で、最適な治療方法をご提案させて頂きます。
もくじ
1.脂肪溶解注射「メソラインスリム」の効果
脂肪溶解注射(メソセラピー)は、二の腕やお腹、脚など気になる部分痩せしたい部位の脂肪に薬剤を注射するだけで脂肪細胞を分解し、体外へ排出して脂肪を減少させます。
セルライトにも効果を発揮し、脂肪細胞の数そのものを減少させるので、リバウントしづらく、脂肪がつきにくい体質になるのも特徴です。
メソラインスリムの主成分のホスファチジルコリンアミノ酸の一種は主に大豆から抽出される成分です。昔から脂質異常症や脂肪肝などの治療に使用されてきた安全な薬剤で、脂質の代謝を高め、血管壁に付着したコレステロールを減らします。
脂肪溶解注射と脂肪吸引の違いとは?
ダイエットしてもなかなか痩せない、部分痩せをしたいという方は、医療の力を借りて、美容クリニックで施術を受けてみたい、脂肪吸引や脂肪溶解注射に興味がある方も多いと思います。
どのような違いがあるのか、というと、脂肪溶解注射は痩せたい部分に注射をして脂肪を溶かし排出するのに対し、脂肪吸引は皮膚にメスで穴を開け、専用のカニューレを挿入し、脂肪を吸って出す方法です。それぞれメリット・デメリットがあります。
脂肪溶解注射 | 脂肪吸引 | |
---|---|---|
痛み | 数日間 | 1~2週間程度 |
麻酔 | 局所麻酔や麻酔クリーム | 全身麻酔や局所麻酔 |
治療回数 | 3~5回 | 1回 |
治療時間 | 5分~10程度 | 1~2時間 |
料金 | 手のひらサイズ16500円~ | 平均20万円位~100万程度 |
メリット | ・短時間で施術を終わる。 ・腫れや内出血が少ない。 ・日常生活にほとんど制限がない。 |
・1回で確実に細くなることが可能 ・広範囲の治療が可能 ・リバウンドしにくい。 |
デメリット | ・注射可能な量が決まっており、広範囲にはできない。 ・効果に個人差がある |
・身体に負担がかかり、腫れや痛み・内出血など回復まで時間がかかる ・傷痕が残る。 ・医師の手技により凹凸がでる場合がある。 |
メソラインスリムとBNLSの違い
スキンリファインクリニックでも行っているBNLSとの使い分けは、主にBNLSはお顔、メソラインスリムはボディーに適しています。
メソラインスリム | BNLS neo | |
---|---|---|
主な成分 | フォスファチジルコリン デオキシコール酸/td> | デオキシコール酸 マンヌロン酸メチルシラノール 7種のメディカルハーブなど |
施術部位 | 二の腕・上腹部・側腹部・下腹部・太もも・背中・ウエスト・お尻・膝上・ふくらはぎ | 腫れや痛みが少なくお顔に適しています。 |
治療間隔 | 2週間あけて3~5回 | 1~2週間あけて3~5回 |
禁忌 | 大豆アレルギーの方 妊娠中の方 |
クルミや海藻のアレルギーのある方 妊娠中の方 |
原産国 | ドイツ | スペイン |
脂肪溶解注射の成分
メソラインスリムの主成分はフォスファチジルコリン(5%)、デオキシコール酸Na(2.4%)、酢酸トコフェロール、変性アルコールです。
フォスファチジルコリン
大豆から抽出されるアミノ酸の一種「大豆レシチン」です。水と油をなじませる乳化作用があり、注入部位の脂肪を分解して、老廃物として体外へ排出させます。高脂血症の治療薬として、長年使用されてきた実績があり副作用の心配もありません。
デオキシコール酸
人間の胆汁中に存在する胆汁酸であり日本の厚生労働省にあたる米国FDAで脂肪分解効果が認められた医品成分。脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪細胞に含まれる中性脂肪を排出します。脂肪は静脈やリンパ管を通じて自然排出されます。「ウルソ」と言う、胆石治療の内服薬として使用されており、安全性が高いことで知られています。
2.脂肪溶解注射は、こんな方におすすめ
- 二の腕やお腹などの部分痩せをしたい
- エステに通ったけど限界を感じた
- 脂肪吸引などの手術するのはこわい。
- ダイエットが続かないリバウントしてしまう。
- 仕事が休めず、ダウンタイムがとれない。
- 体型がくずれて来たのが気になる。
3.脂肪溶解注射の施術可能な部位
- 二の腕
- 上腹部
- 側腹部
- 下腹部
- 太もも
- 背中
- ウエスト
- お尻
- 膝上
- ふくらはぎ
4.脂肪溶解注射の痛みを最小限におさえる方法
施術中の痛みを緩和するため、部分麻酔を使用しております。麻酔をする時にチクっとした痛みはありますが、我慢できる範囲の痛みです。
先端が丸い針マイクロカニューレを使用
ヒアルロン酸注入でも使われている、針先が丸い鈍針(マイクロカニューレ)を使用することでとで、傷みや内出血を最小限に軽減しております。
先の尖った針の場合、複数回、脂肪組織刺すことになり、傷みや内出血が伴いますが鈍針(マイクロカニューレ)を使用することで、これらのリスクも最小限に抑えます。
5.脂肪溶解注射を受けたあとの副作用や注意すべきこと
処置後の生活に特に制限はありません。
施術当日は激しい運動や、長時間の入浴、強いマッサージは控えてください。
施術後、1週間程度、赤みや腫れ、浮腫み内出血、傷み、硬さや違和感、脱力感などが出現することがありますが、自然に回復します。
患部を冷やしたり、サポーター等をつけて圧迫するのも効果的です。
6.脂肪溶解注射の効果を実感できる回数
同じ部位には2週間空けて3~5回続けて頂くと効果的です。
7.脂肪溶解注射と併用するとおすすめの治療
脂肪溶解注射と同日に受けるとおすすめなのが、「ウルトラフォーマ3」です。
脂肪溶解注射に麻酔が含まれているため、ウルトラフォーマー3の痛みも軽減できます。
また、「サノレックス」などのダイエット薬を服用する方もいらっしゃいます。
8.治療が受けられない方
- 大豆アレルギーのある方
- 妊娠・授乳用
- 心臓病・高血圧・高齢その他、持病のある方
- 薬や食品で重篤な副作用のあった方・深刻なアレルギー体質の方、
- 免疫不全または自己免疫疾患のある方
- 細小血管障害や血管不全のある方
- 癌の治療を受けている方
9. 脂肪溶解注射の施術の流れ
- 医師によるカウンセリングでお悩み、気になる部位を伺い、治療内容の説明を行います。
- 治療室にて施術部位のマーキングをし、写真を撮影します。
- 施術部位を消毒し、刺入部位に局所麻酔をします。薬剤を注入します。部位や脂肪量などによりますが施術時間は、約5~10分程度です。
- 馴染ませるために軽くマッサージします。
10. 脂肪溶解注射の料金
脂肪溶解注射 | |
---|---|
手のひらサイズ1カ所(10㎝×10㎝) | ¥16,500 |
10本セット割引 | ¥110,000 |
11. 脂肪溶解注射のよくあるご質問
何回位必要ですか?
A. 脂肪溶解注射の効果には、個人差がありますが、3回~5回で効果を実感される方が多いです。
治療の間隔はどの位あけないとならないですか?
A.同じ部位の注射は2週間空ければ可能です。
1回に最大でどのくらいできますか?
A.安全に受けて頂くために、手の平4つ分までとさせて頂いております。
治療中の痛みはありますか?
A.部分麻酔を刺すチクっとした痛みはありますが、痛みを最小限にするために極細の針を使用しておりますので、我慢できる範囲です。また薬剤に麻酔を少量混ぜることで、可能な限り痛みを軽減できます。
すぐに効果がでますか?
A.即効性はありませんが、脂肪溶解注射の薬剤が浸透し、徐々に脂肪を排出させていきます。個人差はありますが、施術後3週間程度から施術の効果が現れる方が多いです。食事制限や運動、ダイエット薬などを併用することにより、より一層のダイエット効果が期待できます。
副作用はありますか?
A.副作用としては、注入直後の痛みや腫れ、内出血、痒み、赤みが出現する事がありますが、1週間程度で落ち着いてきます。
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