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ヒアルロン酸注入施術の名医を見分ける方法(インタビュー)

篠原秀勝

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篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

ヒアルロン酸注入施術は注射ひとつでシワの改善や、額・鼻すじの形を整えることが可能な施術です。美容医療の中では比較的安価であり、ダウンタイムも少ない低侵襲施術といえるでしょう。一方、「安全性」と「手軽さ」ばかりがクローズアップされ、重篤な合併症やリスクについて理解している患者さまは多くはありません。 ヒアルロン酸注入施術の失敗やリスクを避けるためには、医療知識と技術力、そして美的センスのある”名医”を探すことが重要です。しかし、ヒアルロン酸注入施術の名医は自称も含め、国内外に多く存在し、見分け方はとても難しいといえるでしょう。 美しい理想の仕上がりを目指すために「ヒアルロン酸注入施術の名医」を見分けるポイントを、スキンリファインクリニック院長の篠原秀勝(しのはらひでまさ)先生に教えていただきました。

ヒアルロン酸注入施術の特徴

ーーSNSなどで施術風景や施術レポートが多く見られるヒアルロン酸注入施術ですが、どのような特徴をもつ注入剤なのでしょうか? 「ヒアルロン酸とはもともとヒトの体内にある物質です。皮膚や眼球、脳と頭蓋骨の隙間にある髄液にもヒアルロン酸が多く含まれています。もちろん体内に存在するヒアルロン酸と、施術に使用するヒアルロン酸製剤は全く同じものではありませんが、いずれも安全性(生体親和性)が高く、アレルギーリスクも低いといえるでしょう。」 「シワやほうれい線の改善から額・頬・鼻すじ・あご、といったお顔のパーツの形を整えることができます。ヒアルロン酸注入施術は直後より変化が分かること、腫れなどのダウンタイムが少ないことが特長です。」 ーー「手軽」に思われがちなヒアルロン酸注入ですが、実際の施術はどのように行うのでしょうか? 「ヒアルロン酸注入施術は安全性が高く、手軽なイメージをお持ちの患者さまもいらっしゃいます。しかし、ヒアルロン酸注入を行なう際は”どの部位に・どの層に・どの製剤を・どれくらいの量”入れるかを見極める必要があります。0.025〜0.1ccというごく僅かな量のヒアルロン酸製剤を、直接目視できない皮膚の中へ血管塞栓を起こさないよう注入を行なう、とても繊細な作業となります。」

ヒアルロン酸注入施術の危険な合併症・リスク

ーー単にシワやほうれい線の溝に沿って、ヒアルロン酸注入を行なうわけではないのですね。 「ヒアルロン酸製剤を血管内に注入してしまうと組織壊死や、注入部位によっては失明を引き起こすことがあります。また血管の外側に大量に注入すると、血管がヒアルロン酸製剤に圧迫され、やはり組織壊死を起こす危険性があるのです。安全性の高いヒアルロン酸注入を行なうためには、血管の走行や血行支配だけではなく表情筋や神経にいたるまで、解剖学を理解している医師を選ぶことが重要です。」

ヒアルロン酸注入施術の名医を見分ける方法

ーーヒアルロン酸注入施術を得意とする医師の見分け方を教えてください。また施術件数(症例数)の多さは技術力と比例するのでしょうか? 「どんな手術でも習得するためには、ひとつでも多くの経験が必要です。しかし、皮膚の厚みや血管の走行には個人差があるため、たとえば100症例の経験があるからといってお墨付き名医とはいえないでしょう。」 「ヒアルロン酸注入施術を検討する際、費用よりも先に確認していただきたいのが、医師の専門と経歴です。顔面の解剖に詳しい形成外科専門医の資格のほか、皮膚科専門医などの、美容医療以外の一般医療経験の有無は、より安全性の高いヒアルロン酸注入施術を受けるための目安といえます。」

ヒアルロン酸の注入マニュアルはあくまで目安にとどめる

ーー多くの医師は「ヒアルロン酸注入マニュアル」に沿った注入法を行なっていると聞いたことがあります。篠原先生はどのような注入法を取り入れているのでしょうか? 「ヒアルロン酸注入マニュアルとは、ヒアルロン酸注入で必要な手技を標準化したものです。医師が安全な施術を行うための注入部位の目安となり、血管や神経をあらかじめ避けた位置を各ヒアルロン酸メーカーが設定しています。そのため、ヒアルロン酸注入施術の経験が少ない医師でも”簡単に”合併症リスクの低い注入を行うことができるでしょう。 「しかし、リスクの低い施術であることと、自然な仕上がりを実現できることは別です。表情筋の動き方(表情グセ)などには個人差があるため、スキンリファインクリニックでは、それらのメーカー推奨のマニュアルを参考にしながら、独自に手技を洗練しています。なぜなら、無表情の時はヒアルロン酸注入マニュアルによる仕上がりで問題がなかったとしても、たとえば笑顔になった時に、ヒアルロン酸注入部位が悪目立ちしてしまう可能性が多いに考えられるからです。」 「スキンリファインクリニックによるヒアルロン酸注入施術は、あえて注入マニュアルに頼らず、高い技術力とデザインセンスをもって自然で美しい仕上がりを目指しています。そのためにもカウンセリングの際、患者さまの眉や目、頬の動きを注意深く診察しています。」

ヒアルロン酸注入施術のデザインセンスとは

ーーヒアルロン酸注入施術における”デザインセンス”とは、どのようなものでしょう? 「ヒアルロン酸注入施術に限らず、美容医療においてのデザインセンスとは”患者さまの魅力を最大限引き出すこと”といえるでしょう。患者さまは”頬なら頬のみ”、”鼻すじであれば鼻すじのみ”と、改善したい部位だけの施術を求めます。しかしそれは不自然さにつながる原因なのです。」 「たとえば、ほうれい線が気になるので”ほうれい線に直接注入をしたい”とご相談される方はとても多いです。しかしこの場合、ほうれい線の凹みに直接ヒアルロン酸を注入を行うことはほとんどありません。」 「ほうれい線が目立つ原因は、その部分が凹んでいるのではなく、頬のたるみが主な原因だからです。そのため、実際には頬やこめかみに注入することがほとんどであり、リフトアップのための注入をすることで、ほうれい線を目立たなくすることができます。」

医師と理想の仕上がりイメージをすり合わせる方法

ーーカウンセリングの際、医師に自分の理想とする仕上がりを上手く伝える自信がない場合は、どうしたらよいでしょうか? 「たしかにヒアルロン酸注入施術は医師の美的センス(美的感覚)によって、仕上がりに差が生まれやすいといえます。医師の考える”きれい”はクールビューティ、患者さまの考える”きれい”はキュートの場合、満足する仕上がりにはならないでしょう。」 「これらの技術力以外の問題は、入念なカウンセリングによって、お互いの美的センスのすり合わせを行うことが大切です。もちろんヒアルロン酸注入施術だけで改善が難しいケースもありますが、患者さまの理想とするイメージはつかむことができます。」

スキンリファインクリニックのヒアルロン酸注入施術のこだわり

ーースキンリファインクリニックのヒアルロン酸注入施術のこだわりを教えてください。 「クリニック名にある”リファイン”とは”洗練”という意味です。安全性の高い医療技術の提供はもちろん、患者さまが重ねてきた時間を少し巻き戻し、さらなる魅力を自然に引き出すことをこだわりとしています。注射が苦手、不自然な仕上がりになるのが怖いなど、どんな些細なことでもご相談ください。」 (取材/城戸 香)

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