マスク肌荒れによる色素沈着やニキビ跡を治す美肌治療5選
長いマスク生活によってニキビや肌荒れを繰り返し、色素沈着やニキビ跡に悩む方も多いのではないでしょうか。ニキビ痕は赤みや茶色味など肌の色調変化とクレーター、膨らみなど形態の変化に大きく分けられます。色調は時間経過によりある程度の改善が望めますが、クレーターなどの変化はセルフケアでの改善はほとんど望めません。今回はニキビ跡の種類や原因、美容クリニックでできるニキビ跡を改善する美肌治療について紹介します。
ニキビ跡・色素沈着の種類と原因
赤色のニキビ跡
ニキビ治癒後、皮膚に赤みが残った状態を炎症後紅斑と呼びます。ニキビによる炎症は皮膚常在菌による細菌感染が主な原因であり、細菌を排除するために免疫細胞が炎症部位に集まります。免疫細胞を血流で運ぶため、皮下では血管が拡張または毛細血管が新生され、紅斑(赤み)となり長期間皮膚に残るケースも少なくありません。
炎症がすぐに治まらなかったり、繰り返しすケースでは、数か月赤みが持続する場合もあります。血管(ヘモグロビン)による赤みが原因であるため、市販の化粧品などによる改善はむずかしいでしょう。
茶色のニキビ跡・肌荒れによる色素沈着
ニキビ治癒後、シミなどの色素沈着が生じる原因はメラノサイトにあります。メラノサイトとは、表皮層と真皮層の境目にある基底層に存在する色素細胞です。通常、メラノサイトは紫外線があたることでメラニンを産生し、細胞を守る役割を担います。しかし長期間のマスク着脱による摩擦や、マスク蒸れを原因とするニキビの炎症によりメラノサイトが刺激され色素沈着を引き起こします。
ニキビ跡には赤み(炎症後紅斑)と色素沈着が混在する症状も多く見られます。いずれも適切な治療を受けることで、早期改善が見込めるでしょう。
凹みのあるクレーターニキビ跡
クレーターとはニキビがなかなか治らずに繰り返した後にニキビ治癒後の皮膚が凹凸となった状態です。炎症により毛穴周辺の組織が破壊されると、組織を修復するためのコラーゲン等の成分が作られます。
本来、組織がダメージを受けた場合には、損傷した分の修復が行われれば、治癒は完了します。しかし、炎症を繰り返すケースでは修復中の組織に新たなダメージが蓄積するため、本来の補填分以上のコラーゲンが作られることとなります。炎症が遷延することにより正常な修復が行われず、隆起(盛り上がる)や陥凹(へこみ)などの形態的な変形を生じることとなります。
真皮層のターンオーバーは4〜5年かかるともいわれ、クレーターニキビ跡の自然治癒の可能性はとても低いといえるでしょう。
ニキビ跡・色素沈着を改善に導く美肌治療
メラニンやヘモグロビンに反応する「光治療」
改善できる症状:赤いニキビ跡・肌荒れによる色素沈着
光治療とは、インテンスパルスライトと呼ばれる特殊な光を利用した照射治療です。周波数の幅が広い波長をもった光は、一度の治療で複数の症状を同時に改善へと導きます。
シミやそばかすなどの色素沈着(メラニン)のほか、赤いニキビ跡の原因であるヘモグロビンへ作用することが光治療の大きな特長といえるでしょう。光治療は拡張した血管を収縮し、赤みを軽減させる効果があります。光治療は色素沈着と赤みが混在したニキビ跡を効率よく改善する美肌治療です。
肌の入れ替えをおこなう「フラクショナルレーザー」
改善できる症状:茶色のニキビ跡・肌荒れによる色素沈着・クレーターニキビ跡
フラクショナルレーザーとは、レーザーのエネルギーをドット状に分散させることでダウンタイムを抑える照射方法で、代表的なものに炭酸ガス(CO2)レーザーがあります。マイクロドットと呼ばれる微細な穴を開け、人工的に真皮層へ熱損傷を与えることにより、線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン・エラスチンなどの皮膚弾性物質の産生を促します。
フラクショナルレーザーは「1度の照射により約10〜15%の皮膚を入れ替える」ともいわれる照射施術です。エネルギー出力調整により、色素沈着や毛穴開大、凹凸の目立つクレーターまで幅広い美肌治療をおこなうことができます。
肌の生まれ変わりを促進する「ケミカルピーリング」
改善できる症状:赤いニキビ跡・肌荒れによる色素沈着・軽度のクレーターニキビ跡
ケミカルピーリングとは酸性製剤を皮膚に塗布することにより、不要な角質の剥離をおこなう美肌治療です。ターンオーバーの乱れを整え、肌の生まれ変わりを促進することによりニキビ跡や皮膚のザラつき、軽度のクレーターを改善へと導きます。
ケミカルピーリングはニキビ跡の原因となる難治性のニキビやシミ、レーザー治療適応外の肝斑など、幅広い美肌治療をおこなうことが可能です。また近年ではマッサージピールと呼ばれ真皮層まで作用し、線維芽細胞活性化によるコラーゲン・エラスチン産生を目的としたピーリングも注目されています。
ケミカルピーリングはイオン導入などの併用施術をおこなうことで、より効果の高い美肌治療が可能です。不要な角質を除去した直後、ニキビや色素沈着など目的に合わせた美容薬剤を肌の奥まで届け、効率よく早期回復を目指すことができるでしょう。
殺菌効果でニキビ予防もできる「プラズマ」
改善できる症状:赤・茶色のニキビ跡・肌荒れによる色素沈着・軽度のクレーターニキビ跡
物質は固体・液体・気体の状態に分けられます。プラズマはこれら3つの物質とは異なる「第4の物質」です。プラズマにはさまざまな化学反応があり、医療分野では医療機器の滅菌や創傷治療として使用されています。
美容医療分野ではアクネ菌の殺菌やターンオーバーの改善、美容薬剤の経皮吸収率向上などに応用されています。プラズマの刺激はとてもマイルドで、軽微なピリピリ感と温感のみです。レーザーなどの痛みや熱感、ケミカルピーリングなどのひりつきが苦手な方に適した治療法といえるでしょう。
自然治癒力で肌を再生する「ダーマペン4+美容薬剤」
改善できる症状:茶色のニキビ跡・肌荒れによる色素沈着・クレーターニキビ跡
ダーマペン4とは、16本の極細針がついたペン型の医療マシンです。皮膚0.2〜3.0ミリまで1秒間に1920個もの微細な穴を開け、線維芽細胞を刺激することでコラーゲン・エラスチン産生を促進する自然治癒力を応用した美肌治療とされています。
ダーマペン4単体での施術はもちろん、茶色のニキビ跡や肌荒れによる色素沈着など、治療目的に合わせた美容薬剤の併用も可能です。なお当院はダーマペンを初期型より導入しており、医師・看護師ともに臨床経験が豊富にあります。一般的なクリニックではおこなうことが少ない目の周りまで、高い安全性を確保しながら丁寧にニキビ跡治療をおこなっております。
SRCのダーマペン4サブスク
ダーマペン4は自然治癒力を利用した治療法であり、深いクレーターニキビ跡などは繰り返しの治療が必要とされています。当院では少ない費用でダーマペン4を定期的に受けることができるサブスクのご用意があります。医師の診察後、繰り返しの治療が必要とされた際は、ぜひご検討ください。
素顔に自信をもちたい方はスキンリファインへ
当院はマスクによる肌荒れはもちろん、シワやたるみなどのエイジングケアを得意とするクリニックです。カウンセリングはすべて臨床経験が豊富な医師がおこないます。ニキビ跡治療や美容医療施術について、何でもお気軽にご相談ください。
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