【大人美容】ヒアルロン酸治療の基礎知識!よくある質問①~④を医師が徹底解説
「ヒアルロン酸注射に興味はあるけれど、体に害はないの?」「不自然にパンパンになったらどうしよう…」
美容医療を検討される際、このような疑問や不安をお持ちになる方は少なくありません。
今回は、患者様からよくいただく「ヒアルロン酸治療に関する疑問」の中から、特に基礎的な4つの質問について詳しくお答えします。
質問1:ヒアルロン酸って…要するに何ですか?
- もともと人体に存在する「保湿成分」であり、美容医療では溝や凹みを埋める「フィラー」として使用します。
ヒアルロン酸は、スキンケア化粧品の成分としても非常によく知られていますが、もともと人間の体内(皮膚や関節など)に存在する高い保水力を持った成分です。
美容医療の現場において、ヒアルロン酸は「フィラー(filler=満たすもの、膨らますもの)」や注入剤と呼ばれます。
加齢に伴って顔の脂肪や骨が縮むことで生じるほうれい線や凹み、ボリュームの減少に対して、ヒアルロン酸を注入することで内側からふっくらと持ち上げ、若々しい印象を取り戻すことができます。
質問2:身体に入れても大丈夫なものですか?
- 人体にも存在する成分のため安全性は非常に高く、万が一の際にも「溶かすことができる」のが大きな特徴です。
ヒアルロン酸は2000年前後から世界中で一般的に使用されてきた、非常に長い歴史と実績を持つ治療法です。もし重大なリスクがあるものであれば、これほど世界中で定着していません。
過去には「絶対に体内で溶けない・無くならないフィラー」が流行した時代もありましたが、そうした溶けない物質は長期的に見るとトラブルやリスクの原因となり、時代とともに淘汰されていきました。
その点、ヒアルロン酸は人体に馴染みやすく安全であるだけでなく、「気に入らない場合や入れすぎた場合に酵素(ヒアルロニダーゼ)で溶かして元に戻せる」という大きなメリットがあります。適切な知識と技術を持った医師が施術を行えば、極めて安全性の高い治療と言えます。
質問3:ヒアルロン酸にはどんな種類があるの?
- 製薬メーカーや製剤によって「硬さ」「弾力」「性質」が全く異なります。
一口にヒアルロン酸と言っても、世界中の製薬メーカーがさまざまな特徴を持った製品を開発しています。
- 硬いヒアルロン酸: 骨組みの代わりとして輪郭を整えたり、深く持ち上げたい部位に使用
- 柔らかい・サラサラしたヒアルロン酸: 皮膚の薄い部位や、細かい浅いシワ、肌質の改善(保水力アップ)に使用
- 弾力(ネバネバ感)のあるヒアルロン酸: 動きの多い部位に馴染ませる場合に使用
このように、硬さや粘性などの性状によって用途が分かれています。当院では、患者様のお悩みや注入部位、皮膚の状態に合わせて、最適な性状のヒアルロン酸を厳選して使い分けています。
質問4:ヒアルロン酸1本でどのくらい効果があるの?
- 1本(約1cc)を顔全体に細かく分散させると変化は微細です。自然な若返りを目指す場合、お顔の状態に合わせて複数本使用することが一般的です。
昔のヒアルロン酸治療は、「ほうれい線が気になるから、ほうれい線だけに何本も注入する」という局所的な手法が主流でした。
しかし現在のヒアルロン酸治療は大きく進化しています。ほうれい線が目立つ本当の原因は、ほうれい線そのものの凹みだけでなく、「お顔全体の皮膚や土台が緩んで垂れ下がってきていること」にあります。
そのため現代では、お顔全体のバランスを見ながらリフトアップするようにポイントごとに注入するアプローチが標準となっています。
1本でパンパンになる心配はありません
「ヒアルロン酸を入れると顔がパンパンになるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、1本(1cc)の量は小さじ1杯にも満たないごくわずかな量です。これを顔全体に細かく分けて入れると、ごく微細な変化にとどまります。
お顔の骨格、お肉のつき方、年齢、性別によって必要な本数は変わりますが、全体的なバランスを整えて自然な美しさを出すには、最低でも2本〜(両顔で1本ずつ〜)を使用することが推奨されるケースが多いです。
「少しずつ足していく」スタンスもおすすめ
一度に変化を出すのが不安な方は、まずは少なめの本数からスタートし、「少し物足りないかな」と感じたら後から徐々に注入を追加していく方法も可能です。当院では「いかにも整形しました」という不自然な仕上がり(やりすぎ感)を避け、ナチュラルで美しい仕上がりを追求しています。
まとめ:不安な方はまずカウンセリングでご相談ください
ヒアルロン酸治療は、正しく理解して適切なアプローチを行えば、周りに気づかれずに自然な若々しさを手に入れることができる素晴らしい治療です。
- 自分には何本必要なのか?
- どの種類のヒアルロン酸が合うのか?
お悩みやご希望に合わせて最適な治療プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください
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