ケガ・ヤケド
擦り傷、切り傷、ヤケド
擦り傷、切り傷、ヤケドなど、ケガをした場合初期治療が最も大切です。
状況により、適した対応がありますが、コテによるヤケド、料理中のヤケドなどヤケドはとにかく、まずは冷水でよく冷やしてください。
とりあえず、手持ちの適当な軟膏を塗るという対応は控えてください。ヒエピタなどの湿布も状況を悪化させることがありますので控えてください。
できれば、すぐに病院に見えていただいたほうが、早くきれいに治すことができます。当日中の受診が難しい場合でも、きれいに早く治すためには、翌日できるだけ早く受診して下さい。
治療方法
擦り傷や、ヤケドなどでは状態に適した軟膏治療の他、最新の被覆材(傷の治りを高める特殊なガーゼ)などを使用します。
切り傷は程度によりますが、縫合処置を丁寧に行います。
浅い傷であれば、医療用のテープやボンドで対応できる時もあります。
縫合処置の場合、連日の通院は不要です。自宅で自己処置を行っていただき、後日抜糸を行います。
すぐに病院にいけない場合の対応
ヤケド
とにかく冷却です。流水での冷却の後は、氷嚢、氷枕などで冷やします。冷やし過ぎには注意が必要です。
擦り傷
室内などきれいな場所での擦り傷では、傷口に砂利や砂が混入することはまずありません。
軽く洗浄(流水で流すのみ)を行い、絆創膏などで保護してください。外出先などで擦り傷ができた場合は、異物の混入の可能性がありますので、できる限り洗浄を行ってっください。消毒液の使用は控えましょう。逆効果の場合がほとんどです。
切り傷
浅い切り傷の場合は、良く洗浄を行い、圧迫止血(抑えて血を止めます)を行います。
浅い傷であればほとんど傷跡は残りませんが、傷跡をきれいに治すために受診をお勧めします。深い切り傷の場合も同様にまずは洗浄・止血です。止血が困難な場合もありますし、神経や腱を損傷するケースもありますので、後遺症を残さないためにもできるだけ早い受診をお勧めします。
これらの対応は一般的な対応であり、個々の状態・状況により最適な対応は異なります。
篠原秀勝ブログ | ドクターブログ |
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