実は肌のハリの主役？

コラーゲンやヒアルロン酸はお肌のハリに欠かせない成分なのは皆さんご存じの通りですが、エラスチンという成分を聞かれたことはありますか？肌の弾力を担う構成成分の一つですが、近年研究が進み、いろいろな役割が分かってきました。実はコラーゲンやヒアルロン酸と同じくらい肌の美容を語るうえで欠かせない大事な存在なのです。ゴムの様に伸び縮みする性質を担っており、皮膚や血管、靭帯などに豊富に含まれており、しなやかさの元とも言えます。

年齢と共に減る一方

エラスチンは赤ちゃんのころまでに作られたあと増えることなく、年齢とともに減少していく成分と考えられています。しなやかさの主役であるエラスチンが減っていくことで肌のハリが失われていく、と聞けば、なんとか減るのをストップするか、どうにか補給する手立てを考えたいところです。

体内でエラスチンを増やす

このようにエラスチンへの注目度は高く、エラスチンを高濃度に配合したサプリメントは飛ぶ鳥を落とす勢いで、開発と販売がすすんでいます。ただ、エラスチンはコラーゲン同様、特定のアミノ酸が集合してできたタンパク質の一種です。炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素の一つですね。これらは消化酵素により、バラバラの粉々に分解、消化されてしまいますから、サプリをとったからすぐにエラスチンが増えるとは結び付きません。髪の毛を食べたら髪が生える理論が成立しないのと一緒です。それでも、エラスチンの材料をとっていることによる効果は期待できないことはないでしょう。では実際にエラスチンを増やすためには、どうしたらよいでしょうか。近年エラスチンやコラーゲンを増やす新たな選択肢が登場しました。

コラーゲンとエラスチンの再生を促進

あらたなソリューション、それがスネコスという全く新しい薬剤です。非架橋のヒアルロン酸と特定のアミノ酸で構成されたお薬で、そのアミノ酸のオリジナルな配合比率には国際特許が取得されています。さきほど記したとおり、基本的にはエラスチンを体内で新たに合成するのは難しいのですが、この独特なアミノ酸のレシピにエラスチン合成の秘訣があることが研究により示されています。

スネコスの使用方法

サプリメントのように内服するものではありません。エラスチンやコラーゲンが増えてほしい局所に薬剤を直接投与するのが効果的とされています。線維芽細胞というコラーゲンやエラスチンの工場を直に活性化するのが目的です。液体の薬剤ですから、目的の部分に直接注射器で注入しますが、水光注射やメソガンなどの特殊な注射器具を使用しても良いですし、ダーマペン4などの機材を使用して皮膚に浸透させることもできます。当然、手打ち、と言ってドクターが細かくチクチク注入することもできますし、イオン導入などの痛みのない経皮吸収装置を使って皮膚に導入することもできます。もっとも効率よく、薬液のロスなく送り届けるには手打ちがベストな手法と考えます。

いつもお世話になっております、現在発売中の美ｓｔでもご紹介させていただきました。ダーマペン4による導入はもはや定番といった感じですが、気になる部分への直接注入もお勧めです。直接注入による方法は１週間に１回４週連続の１か月集中プログラムがおすすめのプロトコールとなります。特に期待しているのは下まぶたの細かいしわ、ボトックスではいまいちなしわ、に対して積極的に行っていきたいと考えています。

スネコス直接注入１回５万円（税別）

効果：コラーゲンやエラスチン合成促進による肌の弾力の改善

副作用・リスク：内出血、腫れ、むくみ