こんにちは、銀座院金曜日担当の森大です。

出演したNetflixの「ラブ・イズ・ブラインド」という
番組の配信が、全話完了しました。

簡単にいうと「婚活リアリティショー」です。
非常にたくさんのことに悩み、学ぶことができました。

日本のTop 10にもよく入っていますので、
ご興味あれば一度覗いてみてください。

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では今回の本題です。

前回はトーニングレーザーの基本をお話ししました。
まとめるとこんな感じです。

①トーニングはNd:YAG(ネオジウムヤグ)レーザーを
低出力で反復照射する方法
②波長は1064nmで、メラニンの吸収率は高くない。
③シミ治療の主役ではない。
④トーニングにはトーニングの良いところがある。

今回は「トーニングの良いところ」について
お話しして参りましょう！

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まず結論から言うと、２つのメリットがあります。

①幅広い効果が期待できる。
②肝斑治療の有力な選択肢である。

それぞれ説明させて頂きます！

まず「①幅広い効果が期待できる」についてです。
前回も出したこちらの図をご覧ください。

YAGはルビーやアレキサンドライトと比較して
メラニンの吸収率が低く、ヘモグロビンは少し高め。
コラーゲンは同等ということが分かります。

実はメラニンの吸収率が高すぎると
メラニンにばかり吸収されてしまって
他の成分にはほとんど届かなくなってしまいます。

そのため、ヤグレーザーは

メラニンの吸収率が低めな代わりに
ヘモグロビンやコラーゲンにも吸収されます。

これを分かりやすく言い換えると

シミへの効果がマイルドである代わりに
赤みや肌質改善にも効果的。

ということになります。

これが「①幅広い効果が期待できる」という
１つ目のポイントです。

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では２つ目のポイント
「②肝斑治療の有力な選択肢である」について
お話ししていきます。

「いやいや、そんなの知ってるよ。」

そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、意外とこれが深いんですよね。

肝斑の原因はメラニンのつくり過ぎです。
紫外線、女性ホルモン、摩擦などをきっかけとして、
特徴的なシミを形成します。

そのため治療のメインは「つくり過ぎを抑えること」。
これはトラネキサム酸、ビタミンC,E、ハイドロキノン
などで行います。

そしてもう1つは「メラニン除去」。
この時トーニングレーザーが登場するわけです。

ただしその効果はメラニン破壊だけではないのです。
真皮に適度な刺激を与えることでターンオーバーを
促進し、沈着したメラニンを早く外に排出します。

この効果はすぐに現れるわけではないので、
初期は2週間に1回程度のペースでしっかり
行っていただくのがポイントです。

メラニンの過剰生産に対して

①作り過ぎを抑え
②メラニンを破壊し
③ターンオーバーを促進する

これらの組み合わせによって治療効果が
増強されます。

よって肝斑治療は
「②肝斑治療の有力な選択肢である」
と言えます。

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ということで今回は
トーニングレーザー特徴と利点について
お話ししてきました。

目新しい治療ではなくなったトーニングレーザーですが、
その役割はしっかりと確立されています。

ぜひあなたのアンチエイジングにお役立てください。