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老人性色素斑とその治療 ~シミの最も多い原因~

森大(もり だい)

書いた人

スキンリファインクリニック銀座
森大(もり だい)

前回はピコレーザーの記事を書きました。

https://skinrefine.jp/blog-mori/20190607183306/

今回は関連した話題という事でシミのお話をさせて頂きます。

 

【シミのお悩みとその頻度】

シミと言っても色々なシミの種類があって覚えるのは大変です。

そして区別も難しい。

 

ということで、今回はまず俯瞰してみようと思います。

ある調査で「シミ」を主な訴えとして来院された患者様が実際に何のシミだったのかをデータにしています。

 

それによると

第1位 老人性色素斑 60%

第2位 太田母斑 12%

第3位 老人性疣贅(脂漏性角化症) 7%

だったそうです。

ちなみに肝斑は第4位で5%いらっしゃったそうです。

 

200人強と小規模の調査ではありますが、数字にしてみると実態が浮かんできます。

ここから分かる事実は

①老人性色素斑というしみが圧倒的に多い

②肝斑は良く知られている割に少ない

という事です。

もちろん他にも色々とらえ方があると思います。

 

【老人性色素斑とは?】

関連画像

表皮の細胞の9割を占めるケラチノサイトが老化によって変化したものです。

この異常ケラチノサイトがメラニン色素を過剰に含んでいるため茶色のシミに見えます。

 

「老人性色素斑」の画像検索結果

日光の当たる頬などに好発し、見た目には円形かそれに近い形で境界ははっきりしています。

大きさは点状の小さいものから貨幣大といってコイン程度の大きさのものまで様々です。

治療は表皮にある異常ケラチノサイトを取り除いてあげることです。

 

老人性色素斑の治療】

レーザー治療が非常に効果的で、多くの場合1度の治療で良好な結果が得られます。

メラニン色素に吸収される波長のレーザーを照射し、メラニンを多く含有する異常ケラチノサイトを破壊する治療です。

 

問題点としては照射による炎症後色素沈着が挙げられます。

多くの場合、照射翌日頃から痂皮(かさぶた)が形成されます。

1週間程度で脱落し、その後赤みから茶色の色素沈着に移行することがしばしば見られます。

 

この炎症後色素沈着は1か月後がピークで数か月で消退しますが、その間お困りになる方もいらっしゃいます。

当院では従来のQスイッチレーザー(ナノレーザー)の進化版であるピコレーザーを導入しおりますので、より高い効果と色素沈着の頻度低下が期待されます。

シミの治療もぜひご相談下さい。

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