たるみ治療の王道として定着したHIFUと高周波治療。
様々な機器があって選択肢が増えた分、どのクリニックで、どのマシンで治療を受ければよいのか分かりにくくもなってきています。「自分がお客様の立場だったら困るだろうなぁ」と思ったりします。

そんな中当院には新しいHIFU(ウルトラフォーマーMPT)と新しい高周波マシン(ボルニューマ)が導入され、数あるクリニックの中でも１歩先を行く状態にあると思われます。

この２つのマシンは同日に併せて行うことが可能で、たるみに非常に高い効果をもたらします。

まずはスタッフだけでなく自分自身にも照射を行い、その後お客様にも施術を行っています。今回はその効果についてまとめます。

１．HIFUと高周波について

ここではHIFUと高周波の効果について概説しますので、「分かってるよ」という方は飛ばして構いません。

HIFU：ウルトラフォーマーMPT

当院に新しく導入されたHIFUはウルトラフォーマーMPTという最新機種です。

そもそもHIFUというのは”高密度焦点式超音波”という意味で、超音波で発生させた熱を利用してたるんだ組織をタイトニングする機器です。

これを多くの場合1.5(2)mm, 3mm, 4.5mmと３層に照射していきます。

HIFUは唯一SMAS(スマス)層まで熱を届かせることができる機器で、SMASを引き締めることでたるみの改善とリフトアップ効果が得られます。ちなみにフェイスリフト手術はたるんだSMASを切除して縫い縮める手術です。

高周波：ボルニューマ

高周波治療はたるんだ肌や脂肪を引き締めることでボリューム感を減少させ、コラーゲン生成を促進することでハリをもたらします。

高周波治療も熱を発生させてタイトニングを行うという点ではHIFUに似ていますが、異なるのは熱の伝わり方です。

HIFUは虫メガネのように一点に熱を集中させて、横方向にタイトニングを行います。

一方で高周波は縦方向に熱を発生させます。

その結果

●HIFU ⇒ 重力に逆らうようなリフトアップ
●高周波 ⇒ ボリュームの減少

という違いが生まれます。

２．当院での施術について

３つのメニュー

当院では

●ウルトラフォーマーMPT (単独)
●ボルニューマ (単独)
●ウルニューマ (両方の組み合わせ)

の３つを選ぶことができます。

お悩みや骨格、脂肪のつき方などによって得られる効果や向き不向きがあります。ですので、残念ながら詳しくは診察をしてみてということになってしまいます。

ここではざっくりと分類しておきますと、

●ウルトラフォーマーMPT (単独)　⇒　リフトアップを希望
●ボルニューマ (単独)　⇒　ボリューム感が気になる
●ウルニューマ (両方の組み合わせ)　⇒　ボリュームをスッキリさせつつリフトアップしたい

ということになります。

こんな方は要注意

要注意なのは頬やこめかみがコケている方や骨ばった方です。

こういった方は脂肪が少なすぎてたるんでいることも多いので、HIFUや高周波のような“引き算”の治療を行うと逆に老けて見える可能性もあります。

そのような方はヒアルロン酸やエランセ、プロファイロなどの注入材でボリューム感を取り戻すことでリフトアップと若返りを得られます。(上図の右から左に戻るイメージです)

医師施術と看護師施術

ウルトラフォーマー、ボルニューマともに医師施術と看護師施術があります。
＊医師しか行っていない内容もあります。

●看護師施術
⇒マニュアルに沿って画一的に施術を行う。費用は抑えられる。

●医師施術
⇒お悩みや骨格などに合わせてオーダーメイドで施術を行う。費用は上がる。

どちらも良いところがありますので、ご希望に合わせてお選びください。

おわりに

今回はHIFUと高周波についてまとめました。

当院ではそれぞれ最新の機種であるウルトラフォーマーMPTとボルニューマを導入し、日々施術を行っています。２つを組み合わせたウルニューマも非常に人気です。

自分に向いているメニューかどうかを知りたい場合は、お気軽にカウンセリングにいらしてください。一番向いている方法をご提案しますが無理におすすめすることはありませんので、ご安心ください。