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切らずに理想の鼻を実現!スレッド隆鼻術とヒアルロン酸隆鼻術を比較

篠原秀勝

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篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

隆鼻術(りゅうびじゅつ)とは鼻筋に高さをもたせたり、形を整える美容医療施術です。隆鼻術にはさまざまな施術法があり、プロテーゼなどの医療素材や自家組織を挿入する外科手術のほか、スレッド(医療糸)やヒアルロン酸注入による低侵襲施術が多く行われています。この記事では、スレッドとヒアルロン酸注入による隆鼻術それぞれの特長について医師が解説します。

スレッド隆鼻術の施術概要

スレッドとは医療糸のことで、美容医療ではおもにリフトアップ目的や隆鼻術で使用されます。隆鼻術用のスレッド(ノーズスレッド)は、皮下に支柱を作り鼻筋に高さをもたせるメッシュ状のスレッドや、鼻先の形や向きを整えるタイプなどがあります。

向いているお悩み

・外科手術に抵抗感がある方
・鼻筋が低い方
・ダンゴ鼻
・鼻の穴の左右差が気になる方
・鼻先の上下の向きが気になる方

料金相場

1本あたり30000円〜(スレッドの種類により大きく異なる)

副作用・リスク

内出血・感染症など

施術時間

約15〜20分(麻酔別)
※スレッド本数により異なる

効果の持続期間

約6か月〜2年
※スレッド種類により異なる

スレッド隆鼻術のメリット・デメリット

切開や縫合を伴わないためダウンタイムが少なく、施術直後に効果が分かることがメリットといえるでしょう。一方、プロテーゼのような大きな変化は望めないことや、使用するスレッドの本数によっては高額になることはデメリットとなります。また、スレッドは経過とともに体内に吸収されるため、施術時の仕上がりをキープすることができません。

スレッド隆鼻術を行う際の注意点

スレッド隆鼻術のみで理想の鼻筋にするためには数本〜十数本のスレッドを挿入する必要があります。また、鼻筋と鼻先に使用するスレッドはタイプが異なることから、鼻全体の印象を変えるためには数種のスレッドにより組み合わせ施術を行います。

その結果、高額になる可能性も少なくありません。美容クリニックによっては、スレッド1本あたりの金額表記となっているため、事前カウンセリングの際に見積もりを取ると良いでしょう。

またスレッドはヒアルロン酸注入のように分解剤がないため、修正する場合は、スレッドが溶け出す前に小さな切開を行い、挿入スレッドを抜き取る必要があります。そのため、施術前はデザインのすり合わせをしっかり行いましょう。

ヒアルロン酸隆鼻術の施術概要

ヒアルロン酸注入はおもにシワ改善や、鼻・口唇などの形成を行う美容医療施術です。ヒアルロン酸注入による隆鼻術もメスを使用せずに施術ができ、注入直後から効果を実感できます。

ヒアルロン酸は元々ヒトの体内に存在する物質なので、注入する製剤もアレルギーリスクが非常に少ないという特長があります。いずれも体内に吸収されるため、効果の持続には繰り返しの施術が必要となります。

スレッドによる隆鼻術とヒアルロン酸による隆鼻術は組み合わせることが可能です。眉間から鼻筋にかけてしっかりとした高さが欲しい場合は、スレッドによる隆鼻術よりも、ヒアルロン酸注入による隆鼻術が適しています。

向いているお悩み

外科手術に抵抗感・鼻筋が低い・ワシ鼻(ハンプノーズ)

料金相場

約90000円〜
※ヒアルロン酸製剤によって異なる

副作用・リスク

内出血・組織壊死・失明

施術時間

約20分(麻酔別)

効果の持続期間

約1〜1.5年

ヒアルロン酸隆鼻術のメリット・デメリット

ヒアルロン注入による隆鼻術はスレッドによる隆鼻術と違い、眉間から鼻先まで、1種類の注射のみで理想のノーズラインを作ることができるという特長があります。

また、ヒアルロン酸製剤は粘弾性のあるジェル素材なので、仕上がりデザインや高さなどの細かい調節が可能であることや、分解剤による修正が可能な点はメリットといえるでしょう。

一方、医師の技術力とデザインセンスによって仕上がりが左右されることや、適切な製剤を使用しないと目的部位以外へ製剤が広がってしまうなどのデメリットがあります。

ヒアルロン酸注入を行う際の注意点

「ヒアルロン酸注入=外科隆鼻術よりナチュラルに仕上がる」わけではありません。良質なヒアルロン酸製剤と技術力のある医師であれば、しっかりとした変化も可能です。そのため注入後に「周囲にバレるほど鼻が高くなってしまった」ということも。カウンセリング時には、医師と仕上がりイメージのすり合わせを丁寧に行うことが大切です。

どちらの施術も医師やクリニック選びは慎重に

スレッド隆鼻術、ヒアルロン酸隆鼻術どちらもメス不要で、ダウンタイムの少ない低侵襲施術とされています。ただし、鼻には多くの血管が複雑に走行するため、知識や技術力の低い医師が施術を行う場合、最悪、組織壊死や失明といった重篤な合併症が生じる可能性もゼロではありません。

スレッドやヒアルロン酸注入など、どんなに”低侵襲”といわれる施術でも、隆鼻術を検討する際は血管走行・血行支配はもちろん、表情筋などの解剖学を熟知した医師を選択することがとても重要です。

ヒアルロン酸注入の隆鼻術が不自然になる理由

これまでのヒアルロン酸注入による隆鼻術のデメリットには、「時間経過とともに鼻筋が太くなる」という問題が挙げられていました。いわゆる「アバター顔」と呼ばれる状態は、質の低いヒアルロン酸製剤により形成力を保てず、目的部位(鼻筋)以外に広がってしまうことで引き起こります。

ヒアルロン酸注入による隆鼻術は、注入後も美しい鼻筋を保つために良質な製剤を使用することが重要といえます。ヒアルロン酸製剤による形成術は架橋(添加剤)が多く、硬い製剤のほうが形を作る際に適しています。しかし硬いヒアルロン酸製剤の場合、皮膚組織と馴染まず、表情の動きによっては違和感がある仕上がりになることも少なくありません。

次世代型ヒアルロン酸注入による隆鼻術

これらのことから、ヒアルロン酸注入による隆鼻術を検討する際は「カイセンス®」のように少ない架橋(添加剤)で柔らかく、皮膚組織にしっかり馴染みながらも高い形成力をもつヒアルロン酸製剤を使用することが大切です。

カイセンス®は、1mlあたりのヒアルロン酸濃度が24mgとされ、高い形成力と隆起力を持つ製剤です。高濃度でありながら硬さはなく、表情筋とともに柔軟に動くため、注入後の違和感も少ないといえるでしょう。また、EU(欧州連合)加盟国の安全基準条件を満たすことを証明するCEマークを取得し、効果と安全性について立証されている高品質なヒアルロン酸製剤です。

ヒアルロン酸注入による隆鼻術はダウンタイムが少なく、顔立ちの印象を変えることができます。一方、組織壊死や失明といった重篤なリスクが高い施術です。しっかりとカウンセリングを行い、メリットとデメリットを理解した上で施術を受けることが大切です。

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