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切らないたるみ治療「サーマクール」と「ハイフ(HIFU)」を徹底比較

篠原秀勝

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篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

メスのいらない、たるみ治療として人気の高いサーマクールとハイフ。どちらも照射施術となりますが、それぞれの違いを知ることで自身の悩みにあった治療を選択することができます。

高周波で引き締める「サーマクール」

サーマクールとは米国SOLTA MEDICAL社開発、ラジオ波とも呼ばれる高周波(RF)エネルギーを利用した美容医療機器です。6.78MHzと高い振動電流を照射することにより肌を引き締め、たるみ改善へと導く照射施術とされています。ハイフの照射エネルギーの範囲が照射部位のみであることに対し、サーマクールの高周波エネルギーは広範囲におよびます。

サーマクールの高周波エネルギーは、体内の分子同士を摩擦することで熱を発生させます。この熱により真皮層に存在する線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンが生成、肌弾力の再生と脂肪層の繊維物質が縮まることによる即時的な引き締め効果をもたらすタイトニング施術といえるでしょう。

また全身へ照射ができるため、全身のハリ感アップや、気になるパーツの引き締め効果を期待できます。

改善できる肌悩み

  • 小顔効果
  • 皮膚のたるみ
  • 小ジワの改善
  • ニキビの改善
  • 毛穴の開き改善
  • 肌のツヤやハリの改善
  • 二重あご
  • 全身の引き締め

超音波で引き上げる「ハイフ」

ハイフとは、高密度焦点式超音波による熱エネルギーを利用した美容医療機器です。肌の表面を傷つけることなく、真皮層・脂肪層(皮下組織)・SMAS層(筋膜)まで強力な熱エネルギーを届け、照射部位へたんぱく変性(熱凝固作用)を起こし、コラーゲン・エラスチンの生成を促します。

高周波エネルギーが脂肪層まで作用することに対し、ハイフによる熱エネルギーは脂肪層の下に位置するSMAS層(筋膜)まで届くとされ、照射部位を皮膚の奥から引き上げます。生肉に熱を与えると縮むように、加齢により緩んでしまったSMAS層を熱凝固することで、たるみのない若々しい輪郭を目指す施術です。

ハイフによる強力な熱エネルギーは65〜75℃まで上昇します。脂肪層へ照射することにより脂肪細胞が溶解、代謝により体外へと排出する脂肪除去作用もあるとされ、二重アゴなどの脂肪たるみを減少させることもできます。

改善できる肌悩み

  • たるみの改善
  • 毛穴の開き改善
  • シミやニキビ痕の改善
  • 肌のハリの改善
  • フェイスラインのもたつき
  • 二重あご
  • 小ジワの改善
  • 肌質改善
  • ハイフ機器の種類によっては部分痩身

サーマクールとハイフの比較

タイトニングなら「サーマクール」リフトアップなら「ハイフ」

サーマクールは真皮層・脂肪層(皮下組織)まで高周波エネルギーを届けることが可能です。顔全体の脂肪たるみを強力にタイトニングすることから、小顔改善へと導くとされています。

真皮層への照射は線維芽細胞を刺激し、肌の弾力物質とされるコラーゲンとエラスチンの生成を促します。これらのことからサーマクールは小顔と美肌を同時に目指す照射施術といえるでしょう。

一方、ハイフは真皮層・脂肪層・SMAS層へ熱エネルギーを届けることが可能です。真皮層と脂肪層の土台ともいえるSMAS層の緩みを強力に引き締め、また余分な脂肪細胞を溶解・排出をおこなうリフト効果に優れた照射施術とされています。

また、ハイフもサーマクール同様に熱エネルギーにより線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチン生成を促す照射施術といえるでしょう。

脂肪層まで作用する「サーマクール」とSMAS層まで作用する「ハイフ」

サーマクールとハイフの最大の違いは照射エネルギーの種類です。サーマクールは高周波(RF) となり、ハイフは超音波(高密度焦点式超音波)によるエネルギーによって肌悩みを改善に導きます。

またサーマクールとハイフはエネルギーの届く照射深度が異なります。サーマクールは2〜3mmの脂肪層まで、ハイフは1.5〜4.5mmのSMAS層(筋膜)までエネルギーを届けることが可能です。

顔のハリ低下によるたるみや、脂肪感のあるたるみであればサーマクール、加齢による深刻なたるみやフェイスラインの引き上げはハイフというように、自身の肌悩みを医師へ相談し適応する照射マシンを選ぶと良いでしょう。

広範囲なら「サーマクール」部分的なら「ハイフ」

サーマクール

サーマクール(高周波)のエネルギーは、広範囲に強力に作用するとされています。そのため一度の施術で顔全体をタイトニングすることが可能です。高周波により発生した熱が脂肪層にある繊維物質を縮めることで、凹凸感のないなめらかでハリのある肌へと導きます。

またサーマクールは顔だけでなく二の腕や、膝上のたるみの改善もおこなうことができます。照射直後からタイトニング効果が現れ、数カ月間かけてコラーゲンやエラスチン生成によりハリと弾力ある肌が半年〜1年程度、続くとされています。

ハイフ

フェイスラインの引き上げや、目元のリフトアップにはハイフが適応となります。しかし照射エネルギーは限定的となり広範囲へ照射する場合は、多くのショット数(照射数)が必要です。

ハイフはSMAS層まで強力なエネルギーを届け、皮膚の奥深くからたるみを引き上げます。照射直後は熱によるたんぱく変性が肌にハリを与えますが、本格的なリフトアップ効果のピークは約3か月後、効果持続は半年程度とされています。

痛み・治療時間・ダウンタイム・持続期間の違い

痛み

サーマクールは強力な高周波を広範囲に届けることで、たるみを引き締め改善へと導きます。頬骨や皮膚の薄い部位へ照射する場合、強い痛みと熱感を生じることも少なくありません。照射法によっては火傷などのリスクもあるため、信頼できる医師を選ぶことが大切です。

一方、ハイフはマシンによって痛みが異なります。高周波エネルギーとくらべ痛みや熱感は少ないとされていますが、やはり皮膚の薄い部位や治療した歯の金属部位に鈍痛が走る、といった方もいらっしゃいます。

サーマクールとハイフの効果は照射出力に依存します。しかし痛みによって治療中断となっては本末転倒です。サーマクールやハイフを初めて受ける際は、出力を抑えて照射し様子を見ながら出力を上げていくと良いでしょう。

治療時間

照射部位によって異なりますが、全顔であればサーマクールもハイフも30分程度とされています。

ダウンタイム

サーマクール、ハイフともにダウンタイムはほとんどありません。施術直後は赤み・ほてり・むくみが生じるケースも見られますが、いずれも数日間で治まるでしょう。まれに軽微な神経麻痺が生じますが、数週間で治まることがほとんどです。

持続効果

サーマクールのタイトニング効果の持続は約半年〜1年、ハイフのリフトアップ効果の持続は約3カ月〜半年とされています。しかしいずれも元のたるみの状態や、脂肪層の厚みなどによって異なるでしょう。

サーマクール ハイフ
周波数 高周波 超音波
皮膚層 脂肪層まで SMAS層(筋膜)まで
改善できる悩み 小ジワ・毛穴の開き・たるみ・弾力低下・ニキビ 小ジワ・毛穴の開き・たるみ・弾力低下・余分な脂肪
施術中の痛み 部位によっては非常に強い 部位によっては軽微な鈍痛
効果 タイトニング(引き締め) リフトアップ(引き上げ)
効果の持続期間 約半年〜1年 約3カ月〜半年
ダウンタイム 軽微な赤みやほてり 軽微な赤みやほてり

スキンリファインクリニックの切らないたるみ治療

当院の切らないたるみ治療は、ハイフマシン「ウルトラフォーマーMPT」と高周波マシン「ボルニューマー」を使用しています。いずれも、施術中の痛みや安全性に配慮したマシンとなっております。

ウルトラフォーマーMPT

ウルトラフォーマーⅢに改良を重ね、2022年1月に登場したウルトラフォーマーMPT。施術時間の大幅な高速化と、痛みや熱感が軽減されて麻酔なしでも高出力で照射可能な点が大きな特長です。また、深さ4.5mm・3mm・2mmの3種類に加えて、1.5mmのシミ改善製剤ブースターが可能なペン型アタッチメントが搭載。真皮深層へのアプローチで、たるみ改善や導入剤による美肌治療が可能となりました。

ボルニューマー

高周波を使用したタイトニングマシンは、高い効果を引き出すために強い熱エネルギーを必要とするため、施術中に強い熱感や痛みを伴うというデメリットがありました。しかし、当院で新しく導入したボルニューマーは、水冷式システムと独自形状のアタッチメントにより痛みが軽減したことが大きな特長とされています。

当院では、医師による丁寧なカウンセリングにより、お一人おひとりのたるみ症状に適した施術をご提案、しっかりとした効果のあるタイトニング・リフトアップ照射施術をおこなっております。肌悩みや他の施術との組み合わせなど、なんでもお気軽にご相談ください。

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