美容医療でできるピーリングの種類と違いを比較

篠原秀勝

この記事を書いた人

スキンリファインクリニック
篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

美肌施術として人気の高いピーリング。これまでのピーリングは化学薬品による「ケミカルピーリング」が主流でした。しかし現在では多種多様なピーリングが登場し、自身の肌悩みに適応するピーリングの選択に迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は医療ピーリングとエステピーリングの違いと、美容クリニックでおこなわれるおもなピーリングの特徴・比較を解説します。

ピーリングとは皮膚の生まれ変わりを促進する治療法

ピーリング(Peeling)とは、皮をむく行為を意味します。その言葉が表すように美容施術によるピーリングは化学薬品や専用マシンなどを使用し、古い角質の剥離をおこないターンオーバー(皮膚代謝)を促す治療法です。ピーリングは皮膚の創傷治癒(自然治癒)を利用した皮膚再生術のひとつといえるでしょう。

ピーリングの代表ともいえる「ケミカルピーリング」は酸性製剤を皮膚に塗布することで古い角質の除去をおこないます。洗顔では落としきれない毛穴の詰まりも改善するため、ザラつきのないなめらかな肌へ導く施術です。

製剤ピーリング以外では、角質除去マシンが挙げられます。いずれも、さまざまな種類の製剤・マシンがあり特徴や効果が異なるため、肌の状態や目的に合ったピーリングを選ぶことが大切です。

ピーリング化粧品やエステピーリングとの違い

美容クリニックだけではなく、エステによるピーリングも多く存在します。しかし過去にはエステピーリングによる皮膚損傷のトラブルが頻発し、現在では医療機関以外のピーリング製剤は低濃度と定められています。そのため一般化粧品やエステピーリングにおいて、ニキビやシミなど皮膚疾患の改善をうたうことはできません。

医療ピーリング

難治性を含むニキビ・ニキビ後の瘢痕・乾燥肌・シミ・ソバカス・肝斑・小ジワなど皮膚疾患の治療や改善を目的とする。

エステピーリング

肌の汚れを除去しニキビを防ぐ・肌をやわらげるなど、肌あれを防ぎ角質層を整えることを目的とする。

これらのことからニキビやシミ改善を目的とするピーリングは、美容クリニックなどの医療機関を選択し肌診断のうえ、適切なピーリングを受けることが大切です。

3タイプのピーリング治療とその特徴

剥離型ピーリング

ピーリングの代表作用ともいえる「剥離型ピーリング」は、不要な角質を酸性の製剤で剥がすことにより、加齢や乾燥によるターンオーバーの乱れを整えます。毛穴の詰まりやニキビ、小ジワ・シミなどを改善へ導くピーリングです。

一般的に使用される製剤は、グリコール酸・サリチル酸・トリクロロ酢酸(TCA)・乳酸などが挙げられます。皮膚の症状や治療目的に合わせ、濃度の変更や製剤を組み合わせて施術に使用します。

代表的な剥離型ピーリング

グリコール酸ピーリング

フルーツ酸(AHA)の一種であり比較的穏やかな角質剥離作用をもつ。角質細胞の結合を緩め、不要な角質の除去をおこなう。分子が小さく角質層から真皮層まで作用し、肌のハリ感や保水力を高めるピーリング製剤。

乳酸ピーリング(ラクトピール)

グリコール酸同様にAHAの一種。乳酸は分子が大きくおもに皮膚浅層へ作用する。角質剥離作用だけでなく、保湿に必要な肌のたんぱく質量を上昇させるといわれ、肌の保水力やバリア機能を高めるピーリング製剤。

ミルクピールと呼ばれることがあるがミルクピールはDERMACEUTIC社の商標となる。

乳酸ピーリング(ミルクピール)の詳しい情報はこちら

マシンピーリング

美容医療において「マシンピーリング」とは従来の製剤を使用せず、ジェット水流やレーザーなどによって不要な角質を除去する施術です。幅広い肌質へ施術が可能とされ、ケミカルピーリングの刺激が苦手な方はマシンピーリングを選択してもよいでしょう。

レーザーピーリングは医療機関ごとに使用マシンや施術法が異なります。医師の診断のもと、肌悩みや目的にあったマシンを選びましょう。いずれも比較的穏やかな出力のレーザー照射により真皮層にある線維芽細胞を活性化させ、肌の弾力や毛穴の開き・小ジワなどを改善へ導くピーリング施術です。

代表的なマシンピーリング

ハイドラフェイシャル

特許技術のジェット水流によりピーリング・毛穴吸引・美容製剤による保湿を一度におこなう。施術中の痛みやダウンタイムが非常に少ないことが特長とされるマシンピーリング。不要な角質や毛穴の角栓が除去され、ツヤのある柔らかな肌へ導く。

ハイドラフェイシャルの詳しい情報はこちら

レーザーピーリング

医療機関によって使用するレーザーマシンや施術法は異なる。皮膚表層から真皮浅層まで穏やかな出力のレーザー照射をおこない、線維芽細胞を活性化させる。これによりコラーゲンやエラスチンの産生とターンオーバーによる肌質改善を促すピーリング施術。

レーザーピーリングの詳しい情報はこちら

浸透型ピーリング

「浸透型ピーリング」とは分子の小さな製剤を使用し、皮膚表層から真皮層まで作用するピーリング法です。これまでの剥離型ピーリングは、不要な角質層の剥離と除去を中心とした作用でした。一方、浸透型ピーリングは製剤による角質の剥離作用は少なく肌の奥、真皮層へ浸透し、線維芽細胞の活性化を促します。コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾性物質が産生され、ターンオーバーの乱れが改善することから、毛穴や小ジワの目立たない若々しい肌へ導くピーリングとされています。

また浸透型ピーリング製剤は、ダウンタイムがほとんどありません。低刺激で皮むけの少ない穏やかなピーリング施術です。

代表的な浸透型ピーリング

マッサージピール

イタリアGPO Srl社によるピーリング製剤。高濃度トリクロロ酢酸・低濃度過酸化水素・コウジ酸を主成分とし、皮膚剥離をおこなわず真皮層にある線維芽細胞を活性化、コラーゲンなどの弾性物質の産生を促すピーリング製剤

マッサージピールの詳しい情報はこちら

マヌカリタッチ

乳酸・グリコール酸・サリチル酸に医療グレードマヌカハニーを加えたピーリング。マヌカハニーによる抗菌性と果糖による保湿性、ビタミンC・ビタミンB群・カリウムなどの豊富な美肌成分がニキビを改善、ピーリング特有の乾燥が少ない施術法。

マヌカリタッチの詳しい情報はこちら

ピーリングは継続が大切な施術

ピーリングは剥離型や浸透型を問わず、ターンオーバー(皮膚代謝)に働きかける治療法です。古く不要な皮膚が新しい皮膚細胞に押し上げられ、剥がれ落ちるターンオーバーの周期は20代で約28日30〜40代では約45日ともいわれています。

ピーリングの中には強力な酸で皮膚を深く剥離する製剤もあります。しかし施術中の痛みと長期に渡るダウンタイムが必要となり、レーザーなどの技術が発展している現在では国内でおこなわれることは少ないでしょう。

安全性が高いピーリングのためには、肌に穏やかに作用する製剤やマシンを使用し、適切な周期で継続的に施術を受けることが大切です。これらのことから費用面や、通いやすさなども考慮したうえで医療機関を選ぶと良いでしょう。

その他美容施術と組み合わせることで相乗効果を発揮

ピーリングは他の美容医療施術と組み合わせることで、相乗効果が得られます。もっとも多くおこなわれる組み合わせ施術には「イオン導入」が挙げられ、これは古い角質を除去した後、各美肌製剤を微弱電流により真皮層まで届ける施術です。

またピーリングの後にレーザー照射をおこなうと、不要な角質がないためレーザーエネルギーを均一に届けることが可能とされています。ピーリングでより早く高い効果を希望する方は、組み合わせ可能とされる施術を医師に相談しましょう。

スキンリファインの豊富なピーリング施術

当院では上記で紹介した、すべてのピーリング施術をおこなっております。臨床経験が豊富な医師による診断と、入念なトレーニングを積んだ看護師によるピーリング施術は安全性と効果に自信があります。ピーリングの種類や施術について、いつでもお気軽にご相談ください。

関連のブログ記事一覧

ニキビ跡の治療についてもっと詳しく

ハイドラフェイシャルについてもっと詳しく

マッサージピールについてもっと詳しく

ミルクピールについてもっと詳しく

レーザーフェイシャルについてもっと詳しく

Doctor's Pakageドクタースペシャルパッケージ

スキンリファインクリニック
症例
症例一覧へ
CASE

施術の様子や各院の最新情報はSNSをチェック!

ACCESSclinic

0120-661-062診察時間:11:00〜19:00
休診日:なし

銀座・数寄屋橋交差点不二家の看板が目印

〒104-0061
東京都中央区銀座4-2-12 銀座クリスタルビル5F
銀座駅B10出口から徒歩約0分、有楽町駅A0(東側)出口から徒歩
約1分、日比谷駅A1出口から徒歩約2分 銀座・数寄屋橋交差点
不二家の看板が目印のビル

0120-556-595診察時間:11:00〜19:00
休診日:水・日

吉祥寺駅北口徒歩1分 駅前ロータリー、アーケード入口手前

〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-12 小野山ビル3F

<

お悩みから探す

施術から探す

01.注入・注射

02.美容機器

03.ピーリング

04.糸リフト

05.美容外科

06.トリートメント
(ARCHIM Tokyo)

07.アートメイク
(D.M.ART)

その他コンテンツ

業務拡充につき
美容ドクター募集中

医療法人社団 輝咲会
スキンリファインクリニック