ボツリヌストキシン注射で失敗しないために見極めたい3つのポイント

篠原秀勝

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スキンリファインクリニック
篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

ボツリヌストキシン注射とは、注射のみで表情ジワや余分な筋肉の張り出しを改善する美容医療施術です。ダウンタイムはほとんどなく効果の分かりやすい施術とされていますが、注射部位や過剰な注入量によっては思わぬリスクを引き起こすことも。ボツリヌストキシン注射の仕上がりは医師の技術力と解剖学知識が必要といえるでしょう。今回はボツリヌストキシン注射で失敗を防ぐ3つのポイントを解説します。

ボツリヌストキシン注射でよくある失敗例

表情が不自然になる

ボツリヌストキシン注射は、ボツリヌス菌が作り出す毒素を精製した安全性の高い製剤です。目的部位へ注射することで神経伝達を一時的にブロックし、筋肉の過度な緊張を和らげる作用があります。

顔にはさまざまな筋肉があり、互いに引っ張り合い、拮抗しながらバランスを保つことで表情を作っています。そのため、注射部位を誤ってしまうと「眉が下がり、目が細くなる」「縮まるはずの人中がかえって伸びてしまった」など、不自然な表情となってしまうケースも少なくありません。

また、ボツリヌストキシン注射の効果は即時性がなく約3〜7日から現われるため、翌日に追加を希望する方もいらっしゃいます。しかし過剰量の注射も不自然な表情の原因のひとつであるため、医師のアドバイスに従い、効果が現われてから追加等の微調節をおこないましょう。

施術を重ねるごとに効果が弱くなる

ボツリヌストキシン注射は製剤の種類によっては体内に抗体が作られてしまう場合があり、施術を重ねるごとに効果が弱まることがあります。抗体産生は年間500〜1000単位以上のボツリヌストキシン注射によって引き起こされるといわれていますが、万人に必ず抗体ができるわけではありません。しかし、メーカーが推奨する一定の期間をあける、または最小量の注射をおこなうなど注意を払っていても、体質によっては抗体が増えることがあるため注意が必要です。

最近では抗体産生の原因と考えられている添加物を極力減らしたボツリヌストキシン製剤も開発され、繰り返しの注射による効果低下を防ぐことが可能となりました。なお製剤によっては、すでに抗体ができてしまった場合も、表情ジワや筋肉の張り出し改善効果が認められています。これらのことからボツリヌストキシン注射を受ける際は、製剤メーカーなどの確認をおこなうことが大切です。

皮膚のたるみや顔のコケがあらわれる

ボツリヌストキシン注射は注射部位や年齢によって、たるみやコケが生じることも少なくありません。とくに大きく張り出したエラへボツリヌストキシン注射をおこなうと、筋肉が収縮し余分となった皮膚がたるんでしまう、という報告は多く挙げられています。

ボツリヌストキシン注射は効果の現れやすい施術ですが、これらのリスクを理解するとともにヒアルロン酸注入やハイフなどの組み合わせ治療を検討すると良いでしょう。

ボツリヌストキシン注射で見極めたい3つのポイント

安全性が高く抗体のできにくい製剤を選ぶ

ボツリヌストキシン注射による抗体産生のおもな原因は、ボツリヌストキシン成分そのものではなく、添加剤として含まれるヒト血清アルブミンや動物由来タンパク質にあるとされています。しかしボツリヌストキシン製剤に含まれる添加剤はごく少量であり、額や目尻など少量ずつの注射であれば、抗体産生を引き起こすことは考えにくいでしょう。

一方、エラやふくらはぎへの施術は左右の合計が約50〜200単位と、多量のボツリヌストキシン製剤が必要です。抗体産生が引き起こるのは年間約500単位以上ともいわれるため、これらの部位へ施術を受ける際は、抗体産生の起こりにくいボツリヌスストシン製剤を選ぶことが大切です。

なお「ボトックス」と呼ばれる製剤はアラガン社のボツリヌストキシン製剤です。施術名ではなく商標となります。美容クリニックのなかにはアラガン社以外のボツリヌストキシン製剤を使用しているにも関わらず「ボトックス」と表記しているケースも多く見られるため、メーカー名を確認すると良いでしょう。

技術力や経験のある医師を選ぶ

ボツリヌストキシン注射による自然な仕上がりを目指すためには、表情筋の動きや筋肉の張り出しを丁寧に診察した上で施術をおこなう必要があります。適切な部位へ適切な製剤量を注射することはもちろん、注射針を刺す角度や深さが重要です。また、注射針を抜いた直後に、すみやかに圧迫止血をおこなうことで内出血の広がりを最小限に抑えることができます。

ボツリヌストキシン注射は表情ジワの改善だけでなく、エラへ注射することで歯の食いしばり癖や就寝中の歯ぎしりなどを緩和する効果があります。エラ張りなど外見上の悩みだけでなく、健康に直結する歯科関連の問題改善もおこなえる技術力と臨床経験のある医師を選ぶことが大切です。

適切な量の製剤を注入する

ボツリヌストキシン注射による表情ジワや筋肉の張り出し改善は適切な部位への注射と、目的に合わせた適切量の製剤が必要です。とくにエラやふくらはぎなど使用頻度の高い筋肉の場合、少量の製剤では理想とする効果は得られないでしょう。

ボツリヌストキシン注射は、部位ごとに平均的な製剤量(単位数)が決められています。しかし筋肉の動きや張り具合には個人差があるため、医師の診断・アドバイスに従うことが大切です。

額の横ジワ 10単位以下
眉間 12〜14単位
目尻 18〜36単位
鼻の付け根 5〜10単位
エラ 25〜50単位
口角リフト 10〜30単位
アゴ 10単位前後
首の縦ジワ 10〜50単位
ガミースマイル 10単位前後

施術後の過ごし方にも注意

ボツリヌストキシン注射は、アレルギーや神経および筋疾患、妊娠・授乳にあてはまる方は受けることができません。また、施術後1週間程度は注射部位へのマッサージ・加熱をおこなうことにより、十分な効果が得られないケースも多く見られます。とくに注入直後のマッサージはボツリヌストキシン製剤が目的部位以外へ広がり、不自然な表情となるため注意しましょう。

スキンリファインのボツリヌストキシン注射へのこだわり

注入施術を得意とする医師が在籍

シワやエラ張りの原因すべてがボツリヌストキシン注射の適応とは限りません。皮膚や骨格を原因とする症状の場合、他の美容医療アプローチが必要です。

当院では臨床経験を十分に積み、医療技術の高い医師のみが丁寧なカウンセリング・施術をおこないます。シワやエラ張りにボツリヌストキシン注射が適応するか否かを診断し、適切な部位・穿刺角度や深度を計算した施術により、効果の分かる仕上がりを目指しております。

また、痛みを最小限に抑えるため極細の注射針による穿刺やアイスパック冷却、内出血を予防する圧迫止血など細心の注意をはらい、ボツリヌストキシン注射が初めての方でも安心して施術を受けていただけます。

抗体のできにくい製剤「コアトックス®」を使用

当院で使用するボツリヌストキシン製剤はMFDS(韓国食品医薬品安全処)認可の「コアトックス」です。コアトックスは抗体産生の原因となる添加剤を含まず、繰り返しの施術をおこなっても表情ジワや筋肉の張り出し改善効果が低下する可能性は極めて低い製剤です。

またコアトックスは他のボツリヌストキシン注射により、すでに抗体ができている方でも表情ジワや筋肉の張り出し改善に効果を発揮することも少なくありません。なおボツリヌストキシン注射の効果は製剤の種類を問わず、3〜4か月程度です。これらのことからコアトックスは長期に渡り表情ジワや、エラ張り改善施術を希望する方に適したボツリヌストキシン製剤といえるでしょう。

ご自身の症状にボツリヌストキシン注射が適応するか、またコアトックスについてのご質問や組み合わせ治療のご相談は当院へご相談ください。

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