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はらまき。もっとおなかを大事にしたくなるシンバイオティクスのお話

篠原秀勝

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篠原秀勝(しのはら ひでまさ)

『バイオジェニックス』と【トリプルシンバイオティクス】について今回お話させていただきます。

大腸には沢山の微生物が共存しています。乳酸菌やビフィズス菌などの『善玉菌』とウェルシュ菌などの『悪玉菌』、普段はどちらでもない『日和見菌』、それら微生物全体を腸内フローラと言います。消化、吸収に関わっているだけでなく、花粉症などの免疫、アレルギー、ニキビやアトピーなど皮膚に関すること、そしてうつや自閉症などの脳神経に関することなど、人体の生命活動に幅広く影響力を持っていることが続々と明らかになっています。 太りやすい、痩せやすい等の体質、せっかち、おっとりなどの性格や喜怒哀楽などの感情にも関りがありますし、すべての女性が求める美容への影響もあり、色々な分野で注目を集めています。ファスティングも流行っていますけれども、ダイエットの目的だけでなく、腸内フローラを一度リセットする効果も大きいですね。 健康的にも美容的にも、美しいアンチエイジングを考えるときに腸内環境は最早、無視できない存在だとわたしたちは考えています。善玉菌を増やして腸内フローラを改善していくことを【腸活】と称し、趣向を凝らした色々なサービスを目にすることもできるようになりました。 ヨーグルトをはじめとする乳酸菌食品は古くからあり、それ自体が善玉菌として有名なだけでなく、腸の中の善玉菌を増やす・助ける働きもある事から広く普及しています。そもそも、非常に大事なポイントがありまして、腸に善玉菌がいることだけでOKかと言うとそうではないんですね、善玉菌が作り出す代謝産物が体に役立つんです。ここが非常に大事ですので、少し整理しましょう。

代謝産物とは

善玉菌を含めて【菌】も生きています。死なないで生きていくためには菌も【食事】が必要です。食事をすればうんちがでます。菌も何か生存のための物質を食べればうんちをするわけです。人が食べた食事のうち、ヒトの消化酵素によって分解できないものは吸収できないため、大腸まで未消化、未吸収のまま流れ着きます。この食事の残りかすの代表的なものが食物繊維や人工甘味料等食品添加物などです。消化吸収されずに残ったこれらの物質を菌が食べて、うんちを出す。良きにしろ悪きにしろ、人間の食事残渣を元に菌が作り出した成分(菌のうんち)を代謝産物と呼び、この代謝産物が腸から吸収されることで、人体の生命活動に様々な影響を及ぼすのです。 もう少し理解を進めるために少々誇張をいれてお話しますが、菌は強烈な偏食家です。菌は自分の好む成分しか食べないのです。あるいは、役割・担当制と考えてもらっても良いかもしれません。肉を食べる菌、野菜が好きな菌、大豆などの穀物が好きな菌、人工甘味料を分解する菌など、それぞれの菌が人間の食べかすの種類に応じて働き、増殖するのです。菌はお腹がすいたら、住処である人間の腸を旅立って、外食をして、食事が終わったら自分の住処である腸に帰宅する、なんていうことはできませんから、人間が何を食べるかによって菌たちは食事にありつけるのかどうか決まるわけです。 つまり、善玉菌が好む食物繊維などを多く含む食事を摂れば、結果として善玉菌が増殖し、ファーストフードや添加物まみれの食品を多く摂れば、それらを好む悪玉菌が働き、増殖するということです。このように善玉菌を増やすも、悪玉菌を増やすも何を食べるのか、というわたしたちの食事の内容によるところが大きいのです。 菌が存在していれば、それだけで身体にいい(悪い)のではなく、菌が働いて(わたしたちが何を食べ、そして菌が代謝をしたか)その結果生じた生産物質が腸から吸収されることで、はじめて身体に役立っている(悪影響している)と言えるのです。またその逆もしかり、良い食事(悪い食事)を心がけても、それらを有効に活用する腸内細菌がいない場合、代謝産物は作られないわけです。 ですから善玉菌である乳酸菌等をなるべく腸内に増やしたい、と考えるのは非常に理にかなっていることであり、古くからある代表的な手法がヨーグルト等ですね。生きた乳酸菌を大量に腸に送り込む作戦です。ただ、生きた菌のほとんどは胃袋の胃酸でやられてしまうので、生きて腸まで生き残れる菌は、残念ながらごくわずかと考えられています。(しかし、生きて届くことができなくても、この手法は有効であるとする見解は多く存在します)。

プロバイオティクスとプレバイオティクス

このように善玉菌が腸に住んでいなければ、そもそも餌となる食物繊維などが豊富な食事を食べたとしても、腸の中で代謝産物を作ってもらうことはできません。そこで善玉菌という働き者のスタッフを増員しよう!と言う考えが先程の生きた乳酸菌を腸に送り届ける【プロバイオティクス】と言う方法です。1億個100億個などの菌数を謳うヨーグルトや乳酸菌ドリンクなどがこれに当たります。善玉菌が大好きな【餌】をたっぷり送り込んで、代謝をすすめて生産物質を増やそう!福利厚生を手厚くしたり、職場環境を整えて仕事の能率を上げてもらおうとする戦略のような感じでしょうか。食物繊維やオリゴ糖等の成分を摂取することがこれに当たり、この作戦を【プレバイオティクス】と言います。どちらも腸内細菌を健全に育てるために、とても効果的な方法です。スタッフがいなければ、そもそも現場の仕事は回りませんし、スタッフの体調管理や働きやすさもきちんと整備されなければ、離職率が上がってしまうということです。 ここで、凄いことを思いついたのが、この生産物質を直接投与する『バイオジェニックス』という方法です。善玉菌に【生産物質】というお宝を作り出してもらうために、プロバイオ求人を頑張ったり、プレバイオ福利厚生の充実を図るのも、勿論正攻法で地道に継続することが必要ですが、そのような回りくどい作戦ではなく、そもそものこの【生産物質】を身体の外で作って、それを腸に届けてしまえば、腸内細菌を介することなく人体は恩恵を受けることができるわけです。現場のスタッフの働きも餌も福利厚生も必要なくなってしまう(もともと腸内に善玉菌が少ない方、食物繊維などの栄養が不足してる方にも効果が期待できます)この究極の近道、アウトソーシング的な戦略を【バイオジェニックス】と言います。飲むはらまきはこの新しい腸活『バイオジェニックス』を中心に開発した画期的で新しい商品なのです。バイオジェニックスによる善玉菌生産物質は直接人体に効果的に作用するだけでなく、腸内を弱酸性の環境に誘導し、善玉菌が育ちやすくなる環境作りにも貢献しています。 プロバイオティクス、プレバイオティクス。従来から行われるこの二つを組み合わせた方法をシンバイオティクスと言い、現在の腸活の定番で継続していくべき素晴らしい方法です。この王道シンバイオティクスに、さらに良い相乗効果を付与するバイオジェニックスを加えた腸活が『トリプル・シンバイオティクス』なのです。 『飲むはらまき』ぜひ検索してみてくださいませ。

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